Googleパンダに襲われないための23のサイト改善策

公開日:2011/06/29

最終更新日:2024/02/17

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少し前にGoogleが発表した記事になりますが、Googleのパンダアップデートで順位下落の憂き目に会いたくないウェブマスターがチェックすべき項目を改めて紹介します。Googleのスタッフ自ら発表した内容だけに信頼性はありそうです。 — SEO Japan

先々月、panda-cryingグーグルのサーチクオリティチームを統括するアミット・シンガル氏が、グーグルウェブマスターセントラルブログで、「質の高いサイトを構築するためのガイドライン」と言うタイトルのエントリを投稿した。

シンガル氏は、このエントリを用いて、約1ヶ月前に世界展開(日本語)された、パンダアップデート(日本語)の影響を受けたウェブマスター達に幾つか指示および助言を与え、グーグルが好むサイトおよび嫌うサイトを分かってもらおうとしている。

同氏は、「実際のランキングシグナル」を公開することは出来ないと言いながらも、自分自身に問いかけ、そして、サイトが今回のアップデートの影響を受けた理由を理解しようとする際に考慮するべき質問を挙げている。それでは以下に当該の質問を掲載する:

    1. その記事に提示されている情報を信頼しますか?
    2. その記事は、エキスパート、または当該のトピックを熟知する熱心な人物によって書かれていますか?あるいはそれよりも質が低いですか?
    3. そのサイトには、同じ、または同様のトピックで若干異なるキーワードのバリエーションを用いた、重複する、一致する、もしくは余分な記事がありますか?
    4. そのサイトに躊躇せずクレジットカードの情報を提供することが出来ますか?
    5. その記事には、スペルミス、スタイリングのミス、または事実誤認がありますか?
    6. そのトピックは、サイトの読者の紛れもない関心によって選ばれていますか?それとも、検索エンジンで何が上位にランクインするかを推測することで、コンテンツを作成していますか?
    7. その記事は、オリジナルのコンテンツや情報、オリジナルのレポート、オリジナルのリサーチ、またはオリジナルの分析を提供していますか?
    8. そのページは、検索結果のその他のページと比較して、十分な価値を提供していますか?
    9. コンテンツにどのぐらい質の管理を実施していますか?
    10. その記事は、ストーリーの双方の言い分を記載していますか?
    11. そのサイトは、そのトピックにおいてオーソリティとして認識されていますか?
    12. コンテンツは、大人数のクリエイターによって大量生産されていますか、あるいは大勢のクリエイターにアウトソースされていますか、もしくは、個別のサイトやページが注目や気配りが行き届かないほどの大規模なサイトのネットワーク全体に広められていますか?
    13. その記事はしっかりと編集されていますか、それとも適当にまたは慌てて作成されているように見えますか?
    14. 健康に関連するクエリの場合、そのサイトに掲載されている情報を信頼しますか?
    15. 名前を聞いたときに、そのサイトを信頼できる情報源だと思いますか?
    16. その記事は、トピックを完全にまたは総体的に説明していますか?
    17. その記事は、見識深い分析、または意外な興味深い情報を含んでいますか?
    18. それは、ブックマーク、友達と共有、または推薦したくなる類のページですか?
    19. その記事は、メインのコンテンツの邪魔をする、または妨げるほど多くの広告を掲載していますか?
    20. その記事は、印刷版の雑誌、百科事典、または書籍に掲載されていてもおかしくないですか?
    21. その記事は、短いですか、内容がありませんか、それとも役に立つ具体性に欠けていますか?
    22. そのページは、詳細にまで十分に気が配られ、注意が行き届いていますか、それとも詳細には注意は行き届いていませんか?
    23. ユーザーはそのサイトのページを見たときに文句を言いますか?

      グーグルパンダアップデートに関するエントリ:


      この記事は、Search Engine Landに掲載された「Hit By Panda Update? Google Has 23 Questions To Ask Yourself To Improve」を翻訳した内容です。

      23も項目がある上に完全にYESかNOで言い切れないものも多く、どちらかというとウェブマスターの頭をさらに悩ますことになりそうな内容ではありますね。。。その分野で圧倒的なオーソリティサイトならともかく、4番手5番手や後発のサイトの場合、足りないオーソリティレベルをどこまで他の要素でカバーすればいいのやら。もちろん質を上げることでオーソリティになっていくしかいずれにせよ成長の道はないのでしょうが。適当なコンテンツでロングテールのアドセンス収入で適当に稼いできたいわゆる低レベルなコンテンツファーム(eHowなんて莫大に稼いでいる所もありますが)の将来性が低いのだけは間違いなさそうです。 — SEO Japan

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      アイオイクス SEO Japan編集部

      2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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