絶対に従うべきSEOの5つの大原則

SEOが認知され始め出してから10年近い歴史が立ちましたが、人によって意見が違うことが多いのもSEOの難しくも面白い所。検索エンジンのアルゴリズム自体が日々進化しており、順位自体も相対的な関係の中で決まることから、その人の経験の差と共に意見が違ってくるのは当たり前といえば当たり前ともいえます。今回はQuick Sproutのカリスママーケッターが、あえて絶対的に守るべきSEOのルール作りにチャレンジしてみた大胆?!な書下ろし記事を。 — SEO Japan

5 seo rules

昨年は、SEOのアルゴリズム、SEOの責任、そして、検索アルゴリズムのコンスタントな変化によってSEOの役目がここ数年で大きく変わってきた経緯がよく取り上げられていた。

その結果、多くの企業やSEO業者は、何をすればいいのか、そして、何に焦点を絞ればいいのか悩むことになった。つまり、何をもって良質なSEOと言うのか、そして、何が本当に重要なのかを見出そうとしているのだ。

この質問に答えるため、私はSEOを実施する際に頼りにしている5つのルールを皆さんに紹介したいと思う。このルールに従えば、SEOの世界で継続的に良い結果を残すことが出来るはずだ。

それではサイトを上位にランクインさせる上で役に立つルールを挙げていく:

ルール #1: ソーシャルシェアを増やす

ソーシャルメディアの役割から始めた点を訝しく思う人もいることだろう。SEOの仕事ではないと考えているのかもしれない。実際にこれはSEOの仕事なのだろうか?ソーシャルメディアが検索に及ぼす影響が高まっていることを考えると、私はSEOの仕事に含まれると考えている。

次にやるべきことを挙げていく。ここでは、SEO計画におけるソーシャルメディアの目標のチェックリストを作成する。例を挙げる:

  • 各ソーシャルネットワークプラットットフォームで50点のコンテンツに対する共有の数をカウントする。
  • 50で割り、平均の共有数を出す。この値が今後の投稿の成功度を計測する上で用いるベースラインとなる。
  • 各投稿に妥当な目標を特定する。全ての投稿がバイラル化するわけではないが、投稿を一つずつ評価して、バイラル化する投稿としない投稿の違いを理解するととても有益である。

コンテンツを作成したら、投稿ボタンをクリックする前に、次の問いに答えよう:

  • それ以上優れたタイトルは思い浮かばないだろうか?
  • そのタイトルを少なくとも2名以上のエキスパートが確認しただろうか?
  • ツイッター、フェイスブック、そして、グーグル+用にタイトルを書き直しただろうか?

次にコンテンツを投稿した数日後、次の問いに答えよう:

  • ソーシャルシェアの目標数を突破したか?
  • より魅力的な投稿にするには、そして、共有する価値を高めるには、どうすればよかったのか?
  • 失敗した投稿から何か得られるものはあるか?

好き嫌いに関わらず、ソーシャルシェアを増やす取り組みは、SEOの新しい仕事として定着している。要するにSEO業界で成功したいなら…ソーシャルシェアを増やすルールに従う必要があるのだ。

ルール #2: オーソリティとして認められるウェブサイトを構築する

オーソリティを持つウェブサイトとは、並外れたコンテンツ、評価、そして、歴史を持つサイトである。一つずつ詳しく見ていこう。

  • 歴史– オーソリティの主な材料の一つが歴史である。サイトを構築してどのぐらいの期間が経過しているだろうか?ドメインは何年目を迎えているだろうか?これはSEOゲームでダン・サベージ氏がリック・サントラム氏を打ち負かす上で貢献した要素の一つである。サベージ氏は2003年にウェブサイトをローンチしていた。サントラム氏の大統領出馬キャンペーンサイトはサベージ氏のサイトよりも若く、「Santorum」を検索すると、サベージ氏のサイトが1位に掲載されたのだ。
  • 評価グーグルビングの一連のガイドラインに従っていると、高い評価を得られる。コンテンツを共有することを促し、共有しやすくすると、良い評価を得られる。一方、ブラックハットなSEOの手法に手を出し、つかまると評価はがた落ちする。
  • 並外れたコンテンツ – 総合的なチュートリアルやバイラル化したコンテンツを加えるだけでなく、基盤となるコンテンツを提供し、ソーシャルメディアでの証明を構築していくと、サイトのドメインのオーソリティは改善される、また、ブランドおよび忠誠心の高いファンも得られる。

サイトの歴史をコントロールすることは不可能だが、その他のオーソリティサイトからリンクを得ることで、オーソリティを獲得する期間を短縮することは可能である。しかし、オーソリティサイトのリンクは全て同じではない。大量のリンクを出しているサイトは、リンクをほとんど出さないサイトよりもオーソリティが薄い。また、関連するサイトからのリンクは、関係のないサイトからのリンクよりも望ましい。

次にオーソリティサイトを構築する上で必要な取り組みを紹介する:

  • 正当なSEOの手法のみを用いる – 検索エンジンを喜ばせておくのはとても簡単である。ガイドラインを読み、理解し、従うだけだ。検索エンジンはホワイトハットの手法をリスペクトし、ランキングで見返りを与えてくれる。
  • 頻繁に並外れたコンテンツを作成する – 優れたコンテンツが検索エンジンにおいて重要なように、新鮮さもまた重要である。 定期的に新しいコンテンツが投稿されると、サイトが適切であり、世界から遅れていない点を検索エンジンに伝える効果が見込める。
  • 様々なコンテンツを作成する。 – また、グーグルは、テキスト、動画、イメージ、そして、スライドショー等の様々なコンテンツを共有しているサイトを好む。最高のオーソリティサイトに注目すると、複数の形式のコンテンツが投稿されていることに気づくはずだ。また、最高のオーソリティサイトに次ぐサイトもまた様々なコンテンツを提供している。 長ったらしい投稿を好きになってもらえなくても、入門動画なら受け入れてもらえるかもしれない。
  • 長期間に渡って競争に参加する – ドメインを長期間活かしておく必要がある。これより単純なアドバイスは考えられない。

ルール #3: オーソリティリンクを集める

リンク構築はSEOにとって非常に重要な領域である。グーグルが検索エンジンを構築するコアのシグナルの一つだからだ。被リンクの本数も大事だが、本当に重要なのはハイオーソリティリンクである。

次にこのタイプのリンクを集める確実な方法を挙げていく:

  • コンテンツ内のリンクを集めるコンテンツを作成する – リンクを集める最も基礎的な方法は、他の人達が話題に上げ、リンクを張るようなコンテンツを作成することだ。要するに、反応せざるをえないコンテンツを作成するのだ。
  • リンク切れの交換を提案する – ハイオーソリティサイトをじっくりと読み、リンク切れを探す。次にこのリンクに取って代わるコンテンツを作成する。
  • 素晴らしいコンテンツを作成する – ブログに価値を加え、オーディエンスが自然にリンクバックするような、しっかりとリサーチを行った、役に立つゲスト投稿をブログに提供する。
  • コンテンツの隙間を埋める – 有名なブログをじっくりと読み、コンテンツの隙間を見つける。欠けているコンテンツをブロガーに伝え、自分ならどのようにそのコンテンツを作るかを提案する。提案を受け入れてもらえる可能性は高い。
  • 公の機関のリンクを獲得する – 街のイベントやチャリティ向けのコンテンツを作成する。勇気があるなら、立候補したり、または、イベントを組織しても良い。その後、適切な.govサイトにコンテンツを紹介し、リンクを張ってもらおう。

ハイオーソリティリンクを得るために投資する時間は決して無駄にはならない。

ルール #4: 人間のためにデザインする

奇妙に思えるかもしれないので、説明させてほしい

グーグルは検索エンジンのユーザーを満足させたがっている。そのため、ナビゲーションが分かりづらく、ページのローディングスピードは遅く、そして、直帰率が高いなら、ユーザーを満足させたとは言えない。

だからこそ、デザイン、ナビゲーション、ページローディングの早さ、そして、直帰率にSEO業者は注意しなければならないのだ。以下にこの問題を解決する方法を挙げていく:

  • ハブページを作成する – ハブページは、リンクを集め、単一のトピックでまとめるページである。ブログの目次のミニチュア版とも言える。 すぐに最高のコンテンツに辿りつけることが出来るため、ユーザーはハブページを好む。また、ハブページは過去のコンテンツに新たな息吹を与え…再び関連性をもたらすことが出来る
  • 広告のスペースを制限する – 広告に依存しているなら、成績の良い広告以外は、掲載を避ける努力をする。また、出来るだけ下半分に掲載するように心掛けるべきである。上半分に過剰に広告を掲載していると、スパムや質の低さを示唆する(日本語)可能性がある。
  • ページのローディングスピードを改善するスピードは、関連性に関しては、要素とは言えないが、その他のオンラインの分野にも言えることだが、スピードに関しては問題が山積している…そのため、出来るだけ多くの問題を解決するべきであり、その一つがスピードである
  • パンくずナビゲーションを利用する – 何を今さら、と思うかもしれないが、ユーザーも検索エンジンもパンくずナビゲーションを好む。ユーザーは、自分がサイトのどこにいるのかが分かるため(特にホームページから来たわけではない場合)パンくずナビゲーションを好む。一方の検索エンジンは、コンテンツを整理する上で役に立つため、パンくずナビゲーションを気に入る。
  • 美しいサイトをデザインする醜いサイトは、ユーザーが今後の検索をブロックするきっかけとなるため、グーグルは上位に格付けすることを嫌う。

ユーザーが望むものを提供すると、自然に検索エンジンが望むものを提供することになるのだ。

ルール #5: 長期的な視点で考える

大半のSEOは、「もちろんSEOに関しては長期的なスパンで考えている」と答えるはずだ。それが本当かどうかを容易に見分ける方法がある:

アルゴリズムを追跡しているか?

答えがイエスなら、短期的なスパンで考えていることになる。

短期的なスパンで考えるSEOは、通常、アルゴリズムが変化した際に次のような行動を取る: クライアントのサイトへのトラフィックが落ちると、クライアントは不満を漏らし、SEOは何が起きたのかを、そして、すぐにランキングを改善するにはどうすればいいのかを必死で探り出そうとする。

短期間で高いランキングを達成するとクライアントを喜ばし、その結果、利益につながるため、短期的なスパンでSEOに取り掛かりたくなる気持ちは分かる。しかし、残念ながらアルゴリズムを追っていても、誰も得をしない。クライアントの役にも、検索エンジンの役にも、そして、ユーザーの役にも立たない。

一方、長期的なスパンで考えているSEOは、決して変わることのない要素に固執している…つまり私が今回紹介しているような変わることのないルールである

この類のルールに従っていると、大半のアルゴリズムの変更は逆にプラスの効果をもたらし、ペナルティを受ける事態には発展しない。しかし、万が一ペナルティを受けた場合に対処する手順を以下に挙げておく:

  • アルゴリズムの変更を特定する
    • グーグルは、ペンギンやパンダ等のメジャーなアップデートを除き、実施する前にアップデートの告知を行うことはほとんどない。
    • その場合、グーグルの検索ブログを見て、最新のアップデートを確認しよう。これは2012年の5月のリストである。
  • ペナルティが妥当かどうかを判断する
    • ペナルティが妥当で、新しいアルゴリズムが好まない行為を実施していたなら、変更を行い、グーグルに伝える必要がある。グーグルはその誠意と効率的な働きに感謝するだろう。
    • ペナルティが妥当ではないなら、サイトを見直してもらう要請を行うことが出来る。良質なサイトが誤ってアルゴリズムの変更の影響を受けることもある。その場合、グーグルは過去のランキングを回復してくれるだろう。

実際に遅れずについていくことが出来ない点も、アルゴリズムを追跡する戦略が望ましくない理由の一つである。事実、グーグルはアルゴリズムの変更を17.5時間に一度は行っているようだ。これでは、発狂してしまう人がいてもおかしくない。ベストプラクティスに固執していれば何の問題もない。

結論

SEOの分野では多くの変化が発生しているものの、実績のある複数のベストプラクティスに従い、高いランキングを獲得することが出来る点を理解しておいてもらいたい。

しかし、私ならもう一点ベストプラクティスを加えるだろう。それは、我慢するだ。

忍耐力を養い、時間の経過とともに結果が出るまで待つことが出来れば、利益よりも害をもたらす問題のある決断を下さなくて済む。早い人が必ずしもレースに勝つとは限らない。

私が今回挙げなかった、SEOが従うべきルールを知っているなら、コメント欄で紹介してもらえると有難い。


この記事は、Quick Sproutに掲載された「5 Rules Every SEO Should Live By」を翻訳した内容です。

ソーシャルを最初に持ってきた辺りは時代に迎合しすぎている感もなくはないですが、それでも流石Quick Sproutだけあり、どれも絶対ルールといってもおかしくなさそうな内容をきっちりまとめてありますね。

ソーシャル共有、オーソリティサイト&リンク、人のためのデザイン、そして長期的な視点、、、、大原則は言い過ぎかもしれませんが、逆に「TITLEタグはこう記述すべき」「ページ内のキーワード比率はこうあるべき」「canonicalはこう設定すべき」といったテクニカルな話が0であることにも注目したいです。基本はコンテンツであり、それをどうウェブ上で人と検索エンジンに対してプレゼンテーションし、オーソリティを獲得していくか、突き止めればその一点に絞った内容です。

テクニカルなSEOがどうでもよいというわけではないでしょうが、自社サイトをコンテンツを通して(真っ当な手法で)ネット上で拡散させること以上に効果のあるSEOは存在しないといっても過言ではない今日のSEOシーンであり検索エンジンの最新アルゴリズム。この大原則をどう考えどう実践していくかは、あなた次第です。 — SEO Japan [G+]

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