「財産となるコンテンツを作る」、検索流入を260%に増加させた事業に貢献するWebコンサルティングとは

【写真左から】
税理士法人トゥモローズ　代表税理士　角田 壮平 様
アイオイクス株式会社　セールス/コンサルタント　石戸 翔麻

日本有数の「相続専門」の税理士法人、トゥモローズ。

相続税申告を専門に取り扱っており、年間100件を超える相続税の申告実績を持つ。税理士１人あたりの申告実績は年間50件以上。

「謙虚、素直、誠実」を理念に掲げ、大切な人を亡くしたばかりの方々に寄り添う専門家として、相続税の申告支援を行っている。

今回は税理士法人トゥモローズの角田様に「ブログメディアをどのように伸ばしていったのか」、そして「アイオイクスのコンサルティングサービスはどう機能したのか」を伺いました。

５年前、集客の柱としてSEOに取り組みはじめた

ー SEOコンサルティングの依頼を検討されたきっかけを教えてください

角田　５年くらい前のことですかね。当時は自分と大塚（※）でブログの記事を執筆していたんです。しばらく続けていたら、サイト経由でお問い合わせをいただくようになり、少し勢いが付いてきたんです。

そこで、SEOは集客の柱の一つになるという実感が持てたので、「プロのコンサルを入れて真剣に取り組もう」と思ったのがきっかけです。

※共同代表税理士の大塚 英司様

石戸　もともと先生ご自身で記事を書かれていたこともあって、私もポテンシャルがすごく高いサイトだと感じていましたね。

ー SEO業界についてどのようなイメージがありましたか

角田　正直、はじめは胡散臭いというイメージを持っていました。

コンサルティングを依頼するにあたり、まず何社かにご提案をいただいたのですが、大量にサイトを作ってそこから自社サイトにリンクを送るといったような提案があり、「昔ながらのSEOっぽいな…」という印象がありましたね。

石戸　確かに、SEO業界に対してはそこまで印象の良くないイメージがありますよね。

実際には、外部リンクに頼る手法は効果のないスパム的な施策であり、真っ当に運営していかなければSEOはうまくいかないのが現状です。今後、業界として「どのようにスパム的な悪いイメージを払拭していくのか」は課題であると感じています。

「実績と誠実さ」アイオイクスを選んだ理由

角田　まず、５～６社検討した中で、実際にお話を聞いてみて、いいなと感じた２～３社に絞りました。絞った中にアイオイクスさんがありましたね。

初めは企業規模も大きくて費用の安い他社に依頼しようと考えていたのですが、具体的な提案を聞いたところ、コンテンツ重視というよりは、リンク施策が中心の内容で。僕の思いと合わないなと感じたんです。

そこで、当時のアイオイクスさんの担当者の方（本田）にお話を聞いたところ、コンテンツ重視の施策をご提案いただきました。

その実績として「今弊社で支援させていただいている時計修理の企業様（※）では、こういう施策を行い、結果として売上がこのように伸びたんですよ」という事例を見せてもらい、これはリアルだなと感じたので、信頼して一緒にやってみようかなと思いました。
※五十君商店様の事例（月間300～400件の問い合わせが発生！ユーザーファーストのコンテンツで新規事業をサポート／株式会社五十君商店様）

後はやっぱり、誠実さを感じたからですかね。提案内容や対応に誠実さを感じました。

石戸　ありがとうございます。実績と誠実さで選んでいただけたのですね。

ー どのような点に誠実さを感じたのでしょうか

角田　普段から自社のメディアで情報発信を行っている、そのスタンスですね。

２～３社の中で検討していた段階で、アイオイクスさんのSEOブログを見まして、ユーザーの役に立つコンテンツを継続的に発信されているんだなと。

石戸　SEO Japanですね。「正しいSEO、Webマーケティングの情報を届ける」というスタンスで運営を行っています。

角田　そう、SEO Japan。あとはご提案の中で、「被リンクを人工的に増やしましょう」という提案ではなく、「財産となるような良いコンテンツを作っていきましょう」という提案をいただいたのも良かったですね。

せっかくコンテンツを作るなら、「長い間、読者に参考にしてもらえるようなサイトにしていきたい」と常日頃思っていて、アイオイクスさんの提案内容がその思いとリンクしていたというのが大きいです。

良いコンテンツを共に作るもなかなか成果が出なかった半年間

ー 最初の半年間はどのような施策に取り組みましたか

角田　最初の方は僕らにとっては少し一般的すぎるような、基礎的なコンテンツをしばらくの間一緒に作っていましたね。

石戸　はい、私の方でキーワードを洗い出して分析を行い、その分析結果から作成した構成案に基づいて、先生に記事を執筆いただいていました。

角田　そうそう。ただ、すぐには結果が出なくて。あれは苦しい時期だったなぁ。

石戸　他にも技術的な改善をひととおり行っていたのですが、すぐには成果が出ず、正直なところ先生にもご心配をおかけしてしまった時期だと感じています。

ー 当時のお気持ちはいかがでしたか

角田　うーん、正直に言うと、まぁ石戸さんの話も、うん、全然信用してなかったなぁ。

提案は良いんだけど、いかんせん結果が伴ってこないから大丈夫かなと思っていた時期でしたよ。ほら、石戸さん自信家だから（笑）

石戸　その節は失礼いたしました…（汗）

私の目から見ても、正直に申し上げて、なかなか施策の効果が結果に表れなかった時期でした。

Googleのコアアップデートにより、一時お問い合わせも減ってしまうなど、先生の多大なるご協力の一方で、投資いただいていることへのリターンをお出しできなかった期間であったと感じています。

ー 期間が出なかった時期を経ても、ご継続いただいた理由を教えてください

角田　正直なところ、成果はなかなか付いてこないし記事を書くのは大変でした。

しかし、いただいたご提案はユーザーに役立つ真っ当なものだと納得していたのに加え、契約するかどうかのタイミングで、執筆したコンテンツの上位表示に貢献するような、別の切り口のご提案をいただいたことが継続を決めた理由です。あの提案は良かったですよね。今思い返してみると。

石戸　はい、私自身、先生と一緒に作成しているコンテンツはとても良いものだという実感がありましたが、一方で適切な評価を受けられていないのも事実でした。

コンテンツを作ることも重要ですが、そのコンテンツを活かすために必要な施策を新たに提案させていただきました。

Googleのアップデートを経て流入が2.6倍に。お問い合わせも増え、事業拡大へ

ー 苦しい時期を乗り越えて、どのような成果が生まれましたか

角田　新しく石戸さんに提案いただいた施策を試したところ、その後のアップデートを経て、結果的に流入数は当初の２倍を超えました。それに伴い、サイトからの受注も増えてきましたし、人員も増やしたんですよ。

角田　そこで、「よし石戸さん、もうちょっとついていこうじゃないか」と。

最近では少し伸びが停滞してはいるのですが、もうひと伸び、２倍３倍と伸ばしていきたいですね。

ー 担当者（石戸）へはどのような印象を抱いていますか

角田　とにかく一生懸命！　一生懸命にやってくれるというのがやはり一番ですね。

本当に「トゥモローズへのお問い合わせを増やしたい」という気持ちが伝わってきます。

あとは、持っているノウハウを全力で渡そうとしてくれる石戸さんの姿勢にも好感がもてるなと。他には、レスポンスが早く、僕が欲しい答えを理解し、要点を抑えて回答してくれるのも良いですね。

石戸　ありがとうございます。普段は直接ポジティブな点をお褒めいただく機会はなかなかないので、非常に嬉しいです。一方で、ネガティブなところはありますか？

角田　ネガティブなところは、まだまだ若いので、経験的に少し足りない部分があるところと、あとは自信家なところ。

でも裏を返せばポジティブシンキング、オールウェイズポジティブで良いのではないかなとも思います。「今はまだ成長中なんだろうな」という感じがするので、将来が楽しみですよね（笑）

Webサイトを成長させ、より多くの方に知ってもらうために

ー 今後の展望について教えてください

角田　まずは今のサイトをもっと大きく伸ばしたいですね。

具体的な目標もあるので、その目標を達成するために、「目標から逆算して今何をやるべきなのか」「達成がいつまでに可能なのか」を導いてもらいたい。大きな目標ですし、相当厳しい戦いになるとは思いますが、やってやれないことはないかなと。

石戸　はい、目標を達成する過程では、いろいろな指標が関連してくることと思います。例えば、お問い合わせの数や、実際に成約に繋がった数など。

そういった部分に関してもより解像度を高めていき、先生の事業拡大に貢献できるようにお力添えできればと思います。今後ともよろしくお願いいたします！

角田　ぜひよろしくお願いします！