会社を設立するプロセスは面倒くさい。浮き沈みがひどく、不確実なことがたくさんあり、大部分の時間をどうやってすべきか分からないことやしたくないことをするのに費やされる。しかし、それがスタートアップ立ち上げのプロセスなのだ。それを受け入れるか好きになるかのどちらかでなければ、あなたは手を引くことだ。
創設者としての自分の時間の大部分が自分の好きなこと(例えば、製品を作ること)をする時間になると期待してはいけない。優れた製品を作ることは単なるうわべだけのことだ。最終的には全てのことがその製品にかかっているが、優れた製品が認識されるためには、うまくすべきことがもっとたくさんある。そして、それら全ての“その他のこと”は、一般的にはスタートアップ創設者がやりたくないことなのだ。
例をいくつか挙げよう:
- 資金調達 – 資金調達を“邪魔なもの”として説明する考え方は変えるべき時だ。あなたは、それ以上のものとしてそれを見る必要がある。お金がないのに生き残っているスタートアップなどない。もし、外部ソースから資金を調達しなければならないのであれば、それはとてつもなく重要になる。それがなければ明りを灯しておくことはできないのだ。資金調達を好む人は少なく、初めての人は、それが“自分達がすべきことをすること”から離れることがあまりにも多いことに驚く。しかしもうそれは十分だ。成功のチャンスを高めるために必要だから資金調達をしているのであれば、するのだ。それについて文句を言ったりせず受け入れることだ。
- 雇用 – これは、プロセスの後ろの方になることが一般的であるが、それに力を注いでいるスタートアップ創設者が少ないことはとても残念である。優れた人物がいなければ、あなたが成功することはないだろう。だから、最高の人材を雇用することが成功の必須条件なのだ(資金調達のように)。そして、それは邪魔なもののように見える。しかし、そうではないのだ。あなたのスタートアップが成功するチャンスを高めるためには大切なものなのだ。
- 法的なこと – 本当に最初の頃や自分のスタートアップの可能性を調査している時には、しばらくの間は公の法的上のことを先延ばしにするかもしれないが、事業形態や雇用契約書や株式構造などに関して、正しく行うことを怠ってはならない。このせいで、後になって痛い目に合うことがあるのだ。法的にきちんとしていなければ、資金調達をしたり誰かを採用したりする時に、面倒なことになって時間の無駄になるのだ。
あなたはこれら全てのことを好きになる必要はないが、全体のプロセス―スタートアップ立ち上げプロセス―を好きにならなければならない。あなたは、その経験を好きになるか、少なくとも自分の置かれている立場の現実を受け入れて(1日12時間部屋の中でコーディングに打ち込まないこと)、こういった類のことは邪魔ものでも腹立たしいことでもなく、優先度が高いのだということを理解することだ。成功のためには必要不可欠な部分なのだ。
この記事は、Instigator Blogに掲載された「You Have to Love the Startup Process」を翻訳した内容です。
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