GoogleとBing、もはや検索結果の品質に変わりなし

多数の検索エンジンが乱立する中、突然登場し、その圧倒的な検索結果の品質により、検索市場を一気に席巻したGoogle。今日でも圧倒的なシェアを誇る存在であり、長年のライバルYahoo!は検索エンジン開発競争を諦め、MicrosoftのBingと提携しています。そのBingですが、米国では検索シェアの1/3程度を占めるなど意外と頑張っているんですよね。日本では余り馴染みのないBingですが、その検索結果の品質をGoogleとユーザー調査の形で比較してみた興味深い記事を。 — SEO Japan

いかにグーグルと言えども、うかうかしてはいられない。毎年恒例の検索エンジンに対するアメリカン・カスタマー・サティスファクション・インデックス(アメリカ人の消費者による満足度調査:ASCI)で、ビングが2年連続でグーグルにほぼ並んでいるのだ。しかも、Ask.comとの差もほとんどない状態である。

グーグルを猛追するビング

満足度のスコアを以下に掲載する:

  • グーグル: 82ポイント
  • ビング: 81ポイント
  • Ask.com: 80ポイント
  • ヤフー!: 78ポイント

ASCIの尺度では、100ポイントがパーフェクトスコアのようだ。グーグルは82ポイント – 個人的にはB扱い – を得ている。しかし、ビングは1ポイント差で肉薄しており、基本的にはグーグルと並んでいる。次のようにACSIは指摘している:

かつて、顧客満足度において、グーグルとの差は3ポイントに開いていたものの、ビングは1ポイント差まで詰め寄っている。これは誤差の範囲内であり、優れた顧客経験をユーザーに与える取り組みにおいて、グーグルとビングが並んでいると言っても過言ではない。

ビングが人気を集めている要素の一つはデザインである。ACSIはこの点について次のように説明している:

「この検索エンジンサイトの最も気に入っている点は何ですか?」と言う質問に対して、ビングを好むと応えた人達の実に55%が、その他の検索エンジンよりも使いやすい点を挙げていた。

ビングの最近のデザイン変更(日本語)が要因だと仮定する前に、ビングが昨年から1ポイント落としていることを思い出してもらいたい(グーグルも)。このデザイン変更(個人的に気に入っている)はビングのスコアを改善したわけでも、そして、ビングも1ポイント落としていることを考慮すると、グーグルの検索エンジンページの複雑化がグーグルにダメージを与えているわけでもないように思える。

今年は昨年と変わらず

結局、大きな変化は見られなかった。ヤフー!もまた昨年から1ポイント落としていた。Ask.comは安定している。以下に全体的なトレンドを記した図表を掲載する:

ACSIのカテゴリーが、「ポータル & 検索エンジン」を計測していることを考慮すると、ヤフー!は苦戦していると言えるだろう。消費者はヤフー!を検索エンジンと見なしているのだろうか、それともポータルと考えているのだろうか?この点は明確ではない。また、MSN(78ポイント)、そして、AOL(74ポイント)も対象に選ばれているが、この2つのサイトに関しては、ポータル色が強いため、敢えてリストアップしなかった。

検索の満足度は若干下がる

全体的に見ると、検索の満足度はほぼ横ばいであり、80ポイントから79ポイントに1ポイント落としただけであった:

全体的なスコアは2009年の83ポイントには及ばなかった。しかし、ASCIは、ポータル & 検索エンジンのカテゴリは、インターネットニュース、情報サイト、そして、ソーシャルメディアサイトを含むeビジネスのインデックスでは最も満足度が高かったと指摘している。

また、ACSIはソーシャルメディアの満足度スコアも本日リリースしている。この件に関しては、このサイトのエントリ: 満足度調査でグーグル+がデビュー、フェイスブックを上回るで詳細を確認してもらいたい。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Search Engine Satisfaction Dips Slightly; Google & Bing Effectively Tied」を翻訳した内容です。

この記事を読むと、既に今日のトップレベルの検索エンジンは、検索結果の品質レベルでは、少なくともユーザーの満足度という意味では余り差が無い状態であることがわかりますね。当初はその検索結果の品質で他を圧倒したGoogleですが、今日のシェアはある種「検索=Google」という絶対的なブランド力によるところも大きいのでしょう。その意味では、FacebookやAppleがGoogleと互角に勝負できる検索エンジンを開発(買収)し投入してきた時には、まだまだ検索シェアの変動は起こりうるのかもしれません。特にスマホやタブレットデバイス市場の動きは気になる所です。 — SEO Japan [G+]

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