Google、2ヶ月間でウェブマスターツール経由で70万本以上のメッセージを送る

2011年後半、そして2012年年明けから日本でも多くのサイトにGooogleからスパム警告のメールが飛び交っているようです。警告だけならともかく実際に順にまで落とされる事例が多発している現在、その憂き目にあったサイト運営者の多くが、サイト内外の改善とGoogleへの再申請を行っていることでしょう。とはいえ、再申請が成功した事例は余り聞こえてこないのもまた悲しい現実、一体Googleはきちんと再申請リクエストに対応してくれているのか?と嘆いている方も多いと思います。元々カスタマーサポートの対応の悪さ遅さには定評があったGoogleですが、特に2012年に入ってからはその対応レベルをかなり改善しているようだ、というニュースがあったので紹介します。 — SEO Japan

先週行われたSMX ウェストで、グーグルのティファニー・オベロイ氏は、グーグル・ウェブマスター・ツールを介して、今年の1月と2月の間にウェブマスター達に70万本のメッセージを送っていたことを明かした。これはグーグルが2011年を通じて送信したメッセージの総数を上回り、そして、グーグルがグーグル・ウェブマスター・ツールのメッセージセンターを立ちあげて以来送信してきたメッセージとほぼ並ぶ本数である。

グーグルによると、このメッセージには、人手および自動のメッセージの双方が含まれているものの、マルウェアの通知、一般的な再考リクエストへの返答、そして、追加のフィードバックへの一般的な応答等のメッセージは含まれていようだ。

下の表を見れば分かるように、グーグルはこのツールを使って本気でウェブマスターとの1対1のコミュニケーションを強化してきた。このペースを今後も維持すると、グーグルは2012年を通じて500万近いメッセージを個別のウェブマスター達に送信することになる。

70万のメッセージの中の人手と自動メッセージの比率は把握していない。

グーグルのティファニー・オベロイ氏は、この表を先週行われた「SMX ウエスト検索エンジンに訊け」セッションの中で発表していた。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Sent Over 700,000 Messages Via Webmaster Tools In Past Two Months」を翻訳した内容です。

「人手および自動のメッセージ」両方が含まれている数字ということで、日本の状況に関していえば自動メッセージの配信比率が圧倒的に高い気もしますし、人的サポートの体制が追い付いていない気もしますが、さて今後どこまで迅速にサポート体制を強化していってくれるのでしょうか。 — SEO Japan

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