コンテンツSEOで生ゴミをダダ漏れさせないための8カ条

公開日:2012/01/11

最終更新日:2024/02/17

ブログ

「2012年こそはコンテンツSEOだ!」どのSEOエキスパートに聞いてもこんな話がまず飛びでてくる最近の傾向には、既に辟易しつつも、裏で色々やりながらも?基本的には同じくコンテンツ一押しのSEO Japanです。

なんだかんだいっても長期的に見ると結局コンテンツを頑張ったサイトが最終的には勝つことは、SEOビジネス以外にもウェブメディアやECサイトを私も運営していますし、自ら体感しています。さて今回は今年はSEOにもコンテンツで勝負したい!というあなたに送るコンテンツSEOで失敗しないためのアドバイスをサーチエンジンランドから。 — SEO Japan

もしあなたが以前にこんな会話を聞いたことがあるなら教えてくれ:

サイトオーナー: 検索エンジンでもっと上位に表示したいのですが!

SEO: わかりました。あなたは、いくつかのことを修正する必要がありますね…リストを作る

SEO: それから、コンテンツ戦略を始める必要があります。それは、最低でも毎月10~20ページの新しいコンテンツと、それを宣伝する仕事があることを意味します。

サイトオーナー: 分かった!やってみよう。サイトオーナーが去る。

2カ月後:

サイトオーナー: SEO、あなたは完全に私を騙したな。順位に改善なんて少しも見られないじゃないか。

SEO: 全ての変更をしたのですか?

サイトオーナー: した。

SEO: コンテンツに取り組み始めましたか?

サイトオーナー: もちろん。

SEO: 見てもよろしいでしょうか?

サイトオーナーはSEOに自分達のサイトを見せる。そこには70ぺージの新しい記事がある。

SEO: おお、これは素晴らしい…でも、ちょっと待って。この記事は、たったの150語しかない。それに、この間違ったっ記述が5回もある。それから、この記事は、他の5つの記事とほぼ同じだ・・・

サイトオーナー: だから?

SEO: そうですね、これは優れたコンテンツとは言えません。

サイトオーナー: ちょっと、あなたは私に新しいコンテンツを作るように言ったじゃないか。優れたコンテンツなんて一言も言ってないぞ!

検索エンジンは生ゴミ処理機ではない

ほとんどの人が検索エンジンをコンテンツの生ゴミ処理機のようなものとして見ているのではないだろうか。あなたは、残り物や特定しにくい物やなんとなく悪臭を放つ物を無作為に与え、そして時には腐った卵を与える。そして、すりつぶす音とかみ砕く音が聞こえたら、準備完了だ。

ちょっと待って、検索エンジンは生ゴミ処理機ではないのだ。

SEOの半分は、自分自身を目立たせり、検索エンジンがあなたのコンテンツを分類するのを助けるためなどにあなたがしなければならないことの長いリストだ。

しかし、それ以前、いや、それ以上に大切なのは、パンダアップデート後の世界では、SEOのもう半分は、優れた唯一無二の情報で競争相手から自分を差別化することなのだ。

お分かりの通り…マーケティングだ。

これ以上、生ゴミはいらない

あなたは、訪問者そして検索エンジンに生ゴミを提供するのを止めなければならない。以下はあなたがスタートするためのいくつかのアイディアである:

  1. 以前に書かれていないことを書く。SEOやタイトルタグに関する記事はすでに999,999個あるのだ。他のこと、もしくは自分のトピックの新しい解釈に挑戦するのだ。
  2. 面白くあること。記事をどうやってまとめるのかについてもう少し考えるのだ。必要ならばビジュアルも使用する。ユーモアでさえも使うのだ。
  3. 質の高い記事を書くために質の高いライターを雇う。
  4. 自分の訪問者や顧客に、何を読みたいか尋ねる。それからそのことを書く。
  5. 製作のベストプラクティスに従う。適した行間とタイポグラフィを使用する。ストーリーを整理し、目を通しやすくするために小見出しをつける。書式設定がされていないページ上に吐き出された500語の記事は、あなたがそれを気にしていないように見える。もしあなたが気にしていないなら、あなたは上位表示に値しない。
  6. ブレストをし、ライターにアサインできる見出しのリストを維持する。
  7. ターゲットとなるトピックとフレーズを、自分のサイト上の特定のページに入れる。オーソリティを築くために、それらのページをどうやって新しいコンテンツに内部リンクできるか考える。
  8. コンテンツを自分のサイトに統合する。もしあなたが自分のサイトの外にたくさんの質の悪い記事を掲げているなら、大した進展はないかもしれない。コンテンツは、普通の訪問者のサイト内の動きの流れの中にあるべきだ。

要するに、コンテンツ戦略をあなたのインターネットマーケティング戦略全体の一部にして、それに投資するのだ。あなたは、1記事5ドルでeLance等のフリーランスマーケットプレースにライティングをアウトソースして進展を期待することはできないのだ。どうにかして自動化することもできなければ、順位を偽造することもできない。確かに、それをやり遂げる運の良い人がほんの少しはいる。でも、それが標準ではないのだ。

でも、それは大変だし、金も時間もかかる!

分かっている。だから?もしあなたが上位表示を獲得したいなら、あなたはそのために働き投資し、本当にそれに打ち込まなければならない。

しかし、こうも考えられる:20年前、全国のオーディエンスを獲得するために最低限に必要だったのは、250,000ドルと素晴らしいセールスレターとたくさんの運だった。今あなたは、うまくコードが組まれたウェブサイトと一人の優れたライターと良いアイディアがあれば、全国のオーディエンスを獲得することができる。それは奇跡にほかならない。

だから、あなたのコンテンツ戦略を、生ゴミからグルメに転換するのだ。それは努力の価値があることなのだ。

この記事に書かれている意見はゲスト投稿者のものであって、Search Engine Landのものとは限らない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「From Garbage To Gourmet: Fixing SEO Content Strategies」を翻訳した内容です。

コンテンツが大事と言っても量より質ですよ、という当たり前の話ではあったのですが、「SEOのために」コンテンツを考えている人にはある種の戒めの意味も含めて気付きにある要素がある記事だったのではないでしょうか。と、期待したいものです。「SEOもコンテンツが全て」ということは簡単なのですが、では世の中のSEO業者が私も含めそれに対応すべく何かを顧客に提供していけるのか。。。そんな課題も含めて1年後にSEOに関する2012年のレビューと2013年の展望についてどんな話をSEO Japanでしているのか今から気になる所です。

なお、弊社アイオイクスでも [コンテンツSEO]サービスをご提供しておりますので是非チェックください。

— SEO Japan

記事キーワード

  • Facebook
  • X
  • はてなブックマーク
  • pocket
  • LINE
  • URLをコピー
    URLをコピーしました!

編集者情報

  • X
  • Facebook

アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

メディアTOPに戻る

RECRUIT

一緒に働く人が大事な今の時代だからこそ、実力のある会社で力をつけてほしい。
自分を成長させたい人、新しいチャレンジが好きな人は、いつでも歓迎します。