コンテンツマーケティングの天才がこっそり教える30の秘訣

公開日:2014/02/20

最終更新日:2024/02/16

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「コンテンツマーケティングの天才」、中々恐れ多くていえる言葉じゃないですが、それがカリスマウェブマーケッター(これもそうか)のニール・パテルともなれば読んでみたくなるというもの。数々のウェブサイトとオンラインビジネスをコンテンツマーケティングを駆使して成功に導いてきた彼が語る、コンテンツマーケティングを成功させるための30のアドバイスを一気に紹介。 — SEO Japan

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誰しも一度は経験したことがあるはずだ…

完璧なコンテンツを作成し、「投稿」ボタンを押す。そして、トラフィックが寄せられるのをじっと待つ。この行為の唯一の問題点は、トラフィックが「寄せられる」ことはない点である。

ご存知のように、読んでもらう、シェアしてもらう、そして、話題に上げてもらう取り組みは、コンテンツマーケティングにおける最大の難所である。この行為は、大半のブログが失敗する主な理由の一つでもある。

つまり、コンテンツマーケティングの「マーケティング」の部分に苦戦を強いられるのだ。しかし、このパターンを抜け出すことは不可能ではない。

それでは、コンテンツを読んでもらい、シェアしてもらい、そして、話題に上げてもらう30通りの方法を伝授しよう:

コンテンツを読んでもらう

雑誌を読んでいる状況を想像してもらいたい。記事を読むかどうか、どのように決断しているだろうか?

写真、タイトル、記事の長さ、あるいは、著者で判断しているのだろうか?読者を記事に引き込むのは、タイトルである。どれだけ記事の内容が素晴らしくても、タイトルがひどいと、誰にも読んでもらえない。

それでは、読者を引き寄せタイトルを作る方法を10点紹介する:

  1. メリットは何? – 知らない知識を学ぶことが出来る記事を読みたいと思うはずである。そのため、タイトルを使って、記事で何を学ぶことが出来るのか伝えるべきだ。
  2. 分かりきったことを繰り返す – 「How To」や「まとめ」の記事は人気が高い。使い古された感があっても、堂々と利用しよう。
  3. スタッツは意見よりも正確 – 要点を裏付けるデータを持っているなら、タイトル内で活用するべきだ。
  4. 検索エンジンよりも人を優先する – タイトルが退屈になり、味気のないものになってしまうなら、検索エンジンを意識して、タイトルにキーワードを加える行為は、妥当とは言えない。検索エンジンよりも、人を優先して、タイトルを作ってもらいたい。
  5. 緊迫感を作り出す – 行動を起こす期間を限定することで、読んでもらえる可能性は高くなる。
  6. だらしなさを活用する – ダラダラすることを望む人は多いため、この特徴をタイトルで活用する。例えば、「だらしない人のための…」でタイトルを始める手がある。
  7. 感情に訴えかける – 私達は人間であり、タイトル内で感情を刺激すると、読者の注目を集めることが出来る。
  8. 過ちを活用する – 誰でも過ちをおかす。そのため、自分、または、他人の過ちから得られる教訓をタイトルで示すと、大勢のオーディエンスを勝ち取ることが出来る可能性がある。何を隠そう、私のサイト、Quick Sproutで最も人気が高い記事は、「私をほぼ破産に追い込んだ事業での手痛いミス」(日本語)である。
  9. 好奇心を掻き立てる – 人間はもともと好奇心旺盛な生き物であり、タイトルを質問形式にすると、クリックし、中身を読んでもらえるようになる。
  10. 二重攻撃 – 上の要素を幾つか選び、一つのタイトルで組み合わせて利用すると、二重の効果が生まれる。例えば、「How-To: 3つの簡単なステップでSEOのトラフィックを増やす」等が考えられる。

今回紹介したヒントを基に、コンテンツを読みたくなるようなタイトルを作ってもらえると嬉しい。それでも、なかなか良いタイトルが思い浮かばないなら、タイトルの公式のテンプレート(日本語)を参考にするか、あるいは、このツールを利用すると良いだろう。

コンテンツを読んでもらえる方法は説明したので、これから、シェアしてもらう方法を伝えていく。

コンテンツをシェアしてもらう方法

ツイッターやフェイスブック等のソーシャルサイトを好きでも、あるいは、嫌いでも、利用する以外に選択肢はない。ソーシャルメディアは、大勢のウェブユーザーがアクセスする目的地であり、このサイトの活用を怠ると、月に数千人のビジターを見逃してしまう。

それでは、ソーシャルウェブでコンテンツをシェアしてもらう10通りの方法を伝授していこう:

  1. サイト上に掲載するアイコンの数を少な目にする – 最も楽な方法は、ソーシャルボタンを記事の中に掲載する方式だ。Sharebar等のプラグインを使って、この取り組みを容易に実施することが出来るが、読者にあまりにも多くの選択肢を与えてしまうと、どのボタンもクリックしてもらえなくなる。そこで、2つ、もしくは、3つに選択肢の数を抑えるべきである。
  2. ネットワークにはそれぞれ特徴がある – すべてのソーシャルサイトでコンテンツを宣伝して欲しいと頼む行為は、避けるべきだ。読者が実際に利用していることが分かっているサイトを選ぶ必要がある。大方、ツイッターとフェイスブックが挙げられる。
  3. ソーシャルメディアのアカウントをパワーアップする – ソーシャルメディアのトラフィックを大量に得ているブログは、通常、強力なソーシャルメディアのアカウントを用意している。ツイッターのアカウントをビルドアップする取り組みに力を入れ、また、より多くのファンを獲得するため、フェイスブック広告の利用を検討してもらいたい。
  4. コンテンツブロッカーを活用する – コンテンツを読む前にシェアを強制する手法の利用を検討したことはあるだろうか?この記事で、コンテンツブロッカー戦略の効果を説明しているので、参考にしてもらいたい。また、WP Lead Magnetを介して、同じ取り組みを実施することが出来る。
  5. リツイートを要請する – ツイートの中に、「リツイートして下さい」と言う文を盛り込むと、リツイートしてもらえる確率は4倍高くなる。大したことはないように思えるが、効果は絶大である。
  6. ネットワークを作るTiberr等のサービスを使って、ソーシャルメディアで大勢の人達にコンテンツシェアしてもらうことが出来る。
  7. 読者に助けを求める – ブログの記事の最後で、好きなソーシャルネットワークで記事をシェアして欲しいと伝える。ただし、頼む頻度が多過ぎると効果が薄くなるので注意してもらいたい。私のサイトの場合、この戦略をブログの記事の結びで使うと、平均で、38%ソーシャルシェアが増加する。
  8. コンテストを実施するContest Domination等のシンプルなソフトウェアを用いて、コンテストを開催し、広告に資金を投じることなく、フェイスブックのファンの人数をすぐに増やすことが出来る。
  9. 忘れずに参加する – 見返りを与えることなく、成果を得ることな出来ない。ソーシャルウェブで成功を収めるためには、まずは参加し、その後、サイトを宣伝する必要がある。自分の製品やサービスとは関係のないツイートやフェイスブックのアップデートを定期的に投稿するべきである。
  10. eメールアドレスを集める – ブログを訪問してもらう度に、eメールアドレスを教えてもらう代わりに、無料でeブックを提供する提案を行ってみよう。その後、新しいコンテンツを投稿する際に、集めたeメールアドレスのリストにメールを送信していく。この戦略はとても効果が高く、Quick Sproutの10月のトラフィックの21%は、eメール経由であった。また、eメールの購読者は、非購読者と比べると、ソーシャルウェブでコンテンツをシェアしてくれる確率が3.9倍高い

これで、コンテンツをシェアしてもらう方法を説明したので、続いて、コンテンツをバイラル化する秘訣を伝授する。

パーティーでコンテンツを話題に上げてもらう方法

パーティーで自分のコンテンツに関する会話が交わされているなら、バイラル化を成功させたことになる。簡単なことではないが、不可能ではない。

何がバイラル化現象を起こすのだろうか?マーケティング戦略がバイラル化をもたらすのではない。実際のコンテンツがバイラル化の源である。並外れて素晴らしいコンテンツを作ることで、話題に上げてもらえる確率は高くなる。

それでは、以下に、ずば抜けた優れた作品を作る10通りの方法を挙げていく:

  1. 量より質 – 長く、詳細な記事、例えば、4万ワードで構成されるガイドは、短いブログの記事よりも多くのトラフィックをもたらすことを私は身をもって学んだ。Quick Sproutの上級者向けのシリーズ記事は、30万回以上訪問を受けている。
  2. インフォグラフィックもバイラル化する傾向が見られる – 複雑なデータを、視覚的なイメージを通じて、分かりやすく説明することが出来れば、コンテンツは取り上げてもらえる。今週、別のブログ、KISSmetricsでは、この取り組みのおかげで250万回の訪問を獲得した。
  3. ストーリーテリングは効果が高い – 前回参加したパーティーのことを思い出してもらいたい。誰かが何らかのストーリーを伝えていたはずである。ブログの記事を小話に変えることが出来れば、話題に取り上げてもらえる確率は高くなる。
  4. 眠らせない – 学校で小論文を提出しなければならなかった時代のことを思い出してもらいたい。小論文の作成は面白くないため、覚えているのではないだろうか…しかし、その内容は忘れているはずだ。なぜなら、読んでいると眠くなるほど、小論文の内容が退屈だからだ。会話を交わすように、ブログの記事を作成するべきである。「私」と「あなた」を記事の中で用いると良い。会話のような雰囲気を醸し出す効果があるためだ。
  5. 賛否両論を呼ぶ – 賛否両論を呼ぶトピックは、山火事のような勢いで広まっていく。私の友達は、男性が女性よりも優れている理由をブログで取り上げていた。友達は、冗談のつもりでこの記事を投稿していた。男性が女性よりも実際に優れていると思っていたわけではなかったが、このトピックは、話題になり、トーク番組で特集されていた。この番組のおかげで大量のトラフィックがサイトに殺到し、サーバーはダウンした。
  6. オリジナリティを出す – 簡単そうに思えるが、実は最も難しい取り組みの一つに数えられる。今まで一度も取り上げられたことがないトピックで、独自のコンテンツを作成するのは、難易度が非常に高い。しかし、斬新な名作を生み出すことが出来れば、バイラル化する確率は高くなる。
  7. トレンドに乗る – トレンドになっているトピックを取り上げることで、楽に大勢のビジターをサイトに導くことが出来る。グーグルトレンドをチェックしていれば、ホットなトピックを見つけることが出来るはずだ。トレンドになってから30分以内に記事を書くことが出来れば、多くのトラフィックがサイトにもたらされるだろう。
  8. 笑いの力は絶大 – ユーチューブの人気の高い動画は、笑いを誘う動画ばかりである。文句なしに面白く、だからこそ、シェアしてもらえるのだ。しかし、バイラル化を導くために、わざわざブログとは関係のないコメディー動画を作成する必要はない。代わりに、The Oatmealと同じようなコンセプトを用いると良いだろう。 The Oatmealは、同サイトの読者の関心を引くトピックに関するコミックやアニメを作成している。
  9. 心を揺さぶる感情を利用する – ネガティブなコンテンツよりも、ポジティブなコンテンツの方が、多くのビジターを獲得する傾向がある。また、怒り、不安、恐怖、喜び、そして、熱意等の感情を活用するコンテンツは、「心を揺さぶる」感情を呼び起こさないコンテンツよりも、バイラル化する可能性が高い。
  10. タイミングは重要 – 都合の悪い時間、または、日に「投稿」ボタンをクリックすると、コンテンツを読んでもらえない。この表を参考にすれば、最適な日、そして、時刻にコンテンツを投稿し、より多くのトラフィックを獲得する確率を高めることが出来る。

コンテンツをパーティーで取り上げてもらうのは容易ではないが、不可能ではない。一生懸命努力し、継続的に調整を行っていれば、ウェブトラフィックを最大限に増やすことは出来る。

結論

上述した手法の多くを採用したとしても、一度に大勢のビジターがサイトに押しかけてくる可能性は低い。しかし、三ヶ月も経過すれば、トラフィックが大幅に伸びている点に気づくはずだ。

コンテンツマーケティングは、短期的な投資ではない。見返りを得られるようになるまで、半年から1年はかかるだろう。時間と労力を注ぐ覚悟が出来ているかどうかが、問われることになる。

コンテンツを読んでもらい、シェアしてもらい、そして、パーティーで取り上げてもらう方法を他にご存知なら、是非、発表してもらいたい。


この記事は、Quick Sproutに掲載された「30 Tips For Creating Content that Gets Read, Shared and Talked About at Parties」を翻訳した内容です。

スミマセン、実は「コンテンツマーケティングの天才」というタイトルはニール・パテルに敬意を表した私が勝手につけ加えました m(_ _)m 並みのまとめ記事とはレベルが数段違う有益な内容を簡潔にまとめあげる手腕、そしてこの種の記事を立派な「経営者」にも関わらず数日に1回は投稿している多筆な彼(翻訳記事にコメントするだけの私とは大違い)、まさに天才に匹敵する内容だったと思いますが、いかがでしょうか?

なお、弊社アイオイクスでもインフォグラフィックやリサーチコンテンツを活用したコンテンツマーケティングサービスを提供しています。詳しくはサービスサイトをご覧ください。 — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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