これからのSEOに勝利するコンテンツを作る10の発想

最終更新日:2024/03/04

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コンテンツマーケティングが重要といわれているのは知りつつも、自分の分野で皆に役に立つようなブログ記事を書くのは大変だ、、、そんなことを思っている方も多いかもしれませんが、コンテンツは別にブログの記事だけではありません。今回は、コンテンツ作成のヒントになるようなコンテンツのアイデアを10紹介してくれた記事をサーチエンジンランドから。 — SEO Japan

最近の記事で、私は、ウェブサイトとその他のWebの場にコンテンツを追加する10のアイディアの要点を述べ、オーガニック・ビジビリティを向上させる手助けをした。今回も、オーガニック・ビジビリティ、被リンク、ソーシャルエンゲージメントを向上するのを助け、しばしばウェブサイトのコンバージョンを上げる手助けをするコンテンツのアイディアをさらに10個紹介したい。

1. アンケート調査

もしあなたが、自分のウェブサイトにかなりの数の訪問者がいる、もしくは、LinkedInやFacebookのようなソーシャルネットワークにたくさんのコネクションがあるなら、アンケート調査を実施して、その結果を自分のコメントと共にウェブサイトで配信することができる。

surveyGizmo.com surveymonkey.comなど、利用可能なアンケートツールはたくさんある。LinkedIn Facebookのどちらにも、これらのサイト上で利用できるアンケートツールがある。Constant Contactは、Eメール内にアンケートを埋め込むことができるアンケートツールがあるため、自分のクライアントやベンダーや見込み客などにメールを送って、彼らにアンケートに参加するように勧めることができる。

例えば、SEOmozは2年ごとに自分たちのウェブサイト上でSEO業界アンケートを集めて発表している。それがサイト上で発表されると、彼らはソーシャルネットワークなどを介して結果が出ていることをアナウンスする。試しに見てみよう。

彼らは、他の人にオリジナルのアンケートにリンクバックすればアンケート結果を再配信することを許可している。このアンケート結果の価値とSEOmozの多くのファンにより、このアンケートは話題になり、共有され、何万回も再投稿された。(ここSearch Engine Landでの記事も含む

2. オリジナルの調査

アンケート調査はオリジナルの調査であると考えられるが、今ここで話しているのは大規模な一次調査のことだ。オリジナル調査を進めることは、それを作るリサーチ/マーケティング会社との契約を必要とすることが多く、時間と費用がかかるものだ。

しかしながら、このタイプの調査はあなたの市場にとってかなり価値のあるものだ。それは、多くの人が共有したり、ブックマークしたり、リンクしたりする可能性のあるタイプのコンテンツなのだ。これは特に、定期的に調査を更新する場合に当てはまる。それは、時間をかけてオーディエンスを築くのに役立つ。

例えば、Forrester Researchと一緒に進められたShop.orgのState of Retailing Onlineは、10年間発行され、よく言われるようにそれは“オンラインで小売をするビジネスの成長と現実と測定基準に関する最も信頼のおけるレポート”となった。

アンケート調査と同様に、あなたはオリジナル調査を自分のウェブサイト上で発行することができ、オリジナルソースへのリンクバックを入れれば結果を再配信してもOKであると述べることができる。

秘訣: 自分を売り込む

これについては前回の記事で述べたが、ここでも繰り返し言う。私たちが話題にしてきたようなコンテンツを閲覧する多くの人々は、その時にはあなたが提供する製品やサービスを求めてはいないだろう。彼らがあなたのウェブサイト上でコンテンツを見る時に、控えめにあなたが提供している物を人々に知らせるためにできる限りのことをするのだ。

例えば、あなたが提供しているものを人々に簡単に見せるウェブページテンプレートを使用する。さらには、ページコラムの中でメッセージと共に製品やサービスに気付かせることもできる。製品やサービスへのリンクと一緒にページの最後であなたが提供しているものについて短い概説をするとか。

3. FAQ

あなたの製品もしくはサービスについてよく聞かれる質問は何だろうか?以前の記事で話したように、それらの質問のいくつかに回答する記事を書くのもいいかもしれないが、サイト上にFAQコーナーを置くことも検討しよう。よくある質問のコーナーは、オーガニック・ビジビリティを上げるのに役立つかもしれないし、カスタマーサービスであなたの役に立つはずだし、あなたのウェブサイトをより便利にする。

もしあなたがかなりの数の質問とかなり長くなりそうな回答を持っているなら、一つのページに質問をまとめ、関連のある質問と回答を別のページに置くシステムの開発を詳しく調べてみることだ。これは、一つのページ上とHTMLページタイトル内でそれぞれのトピックに別々に焦点を合わせることによって検索結果を向上させる手助けをするはずだ。

4. オンラインプレスリリース

私たちがオンラインプレスリリースを使用するのは、業界ジャーナリストと関連ウェブサイトに報道価値があるトピックについてニュースを伝える手助けをするため、サイトへのリンクを構築する手助けをするため(他の人が自分たちのサイトでそのプレスリリースを再配信したり触れたりする時)、そして、検索結果で返されることが多いWeb上にクライアントについてポジティブなニュースストーリーを出すためだ。

オンラインプレスリリースはWeb―プレスリリースサイトとプレスリリースを再配信するサイトの両方―にある程度の期間コンテンツを追加する。いくつかプレスリリースを発行すると、あなたはそれらを自分自身のサイトで発行することができる。場合によってはオンライン・ニュースルームの一部として(次のセクション参照)。

5. オンライン・ニュースルーム

オンライン・ニュースルームとは、あなたが自分のニュースとプレスリリースと、さらにはニュースであなたに関する肯定的な言及の概要(詳しい話へのリンクを付けて)を設けて更新するウェブサイトのセクションだ。

写真、動画(再配信の条件に触れることを含む)、ファイナンシャル、企業情報(それからあなたのサイト周辺の役に立つ他の会社へのリンク)など、メディア、投資家、見込み客などの他の人に簡単にアクセスしてほしいものなら何でも置いて、それ以上のことをすることもできる。

“オンライン・ニュースルーム”で検索して、さらなる秘訣と利用できるオンライン・ニュースルームのアプリケーションを見つけよう。コンテンツがインデックスされるようにそれらが検索エンジンフレンドリーかどうかを確かめるためにこれらのアプリケーションを他のウェブサイト上で実験して検証することだ。

6. ニュースレター

古いって?そんなことは全くない。Eメールで送信するニュースレターを持つことは、現在のクライアントおよび見込み客などと連絡を保つのに素晴らしい方法だ。ニュースレターは、あなたのウェブサイトにコンテンツを追加する機会も提供する。ニュースレターが送信された後、あなたはウェブサイト上の1つのセクションにそのコンテンツを追加することができる。このコンテンツは検索エンジンにインデックスされたり、検索結果に表示される可能性が高くなる。

それぞれがウェブページテンプレート内に含まれるニュースレターのHTMLバージョンがあれば、あなたが提供するものを人々に簡単に見せることができるのでベストだ。先に述べたように、あなたは自分のページコラムなどの中でメッセージと共に自分の製品またはサービスを人々に気付かせることができる。

あなたは、ウェブサイト上でニュースレターのPDF版を含めることもできる。PDFのニュースレターを置くなら、時間をかけてそれらを最適化することを検討することだ。そうすることで検索エンジン結果を向上させることができる。検索エンジンのためのPDFの最適化を参照しよう。数年前のものだが今もまだ有効だ。人々が検索結果で見つけたPDFからあなたのサイトにクリックスルーするようにPDF内にウェブサイトへのアクティブなリンクを含むことなどを学ぶことになる。これらのアクティブリンクは、他のウェブサイトがあなたのPDFを再配信した場合にランキングやクリックスルーに役立つこともあるかもしれないのだ。

7. リソースガイド

リンク構築プロセスの一部として、私たちは、自分たちのウェブサイトを追加してもらうようにお願いすることができるようにリソースガイドを探す。あなたは自分自身のウェブサイト上で、関連情報や関連した役に立つウェブサイトを大まかに載せたリソースガイドを作ることもできる。

例えば、もしあなたのビジネスが引っ越しの際のサービスを提供しているなら、人々が引っ越しの準備をしているときに必要なたくさんの他の製品やサービスや役に立つ情報を載せたリースガイドを作ることができる。

あなたのガイド内には、たくさんのリソースに対するあなた独自のユニークな概説を入れ、できればあなたがそのリソースが便利だと思うことについて話すのだ。人々があなたがリソースガイドに含めている製品、サービス、情報を検索している時に、あなたのリソースガイドが検索結果に返されるかもしれない。そして、これらの人々があなたが提供している物について知るかもしれないのだ。

8. 動画とポッドキャスト

前回の記事では“ハウツー・ビデオ”について触れたが、あなたのサイトにコンテンツを追加するために一般的に用いられるのと同様、検索エンジンで発見されるかもしれない多くの他の場所でもホストされる動画について話そう。あなたは、会社、製品、サービスの概要、インストラクション、証言広告、役に立つ情報、セミナーの断片などなど、ほとんど無限に動画を作ることができる。

私たちは、通常コンバージョンを上げるのに役立つクライアントのウェブサイト上に動画を置くことが多い。適切な場合、クライアントのYouTubeチャンネルや、ローカルマーケティングが彼らにとって重要である場合には(Googleプレイスや動画を許可しているローカルディレクトリなど)ローカルリスティングサイトにも動画を設置する。LinkedInの会社ページの製品/サービスのセクション内に動画を含めることさえできる。私たちは、クライアントのソーシャルメディアを介して大部分の動画をアナウンスする。

検索エンジンが、動画やオーディオファイルに埋め込まれたスピーチから情報を抽出するという仕事ができるようになる日は、私たちが思うよりも早くやって来る。しかし、その時までは、動画に何が入っているのかの説明や適切な場合は全台本を含めることで、できる限り動画を最適化するのだ。(以前の記事の“Learning Centers, How To Articles, Videos”のセクションで、ある会社が動画の台本を含めるために使用している検索フレンドリーなタブシステムの例を見よう。)

もしあなたがポッドキャストやその他オーディオ制作物(オンラインラジオなど)に参加しているなら、あなたに許可されていることを知るためにコピーライトをチェックしよう。もしあなたが、自分でそれらを主催することを許可されているなら、あなたはそれらに自分のウェブサイトや他の場所で主催したものへのリンクを追加できる。説明的な情報にあふれていること、もしくは理想的には完全な台本があることが望ましい。それらが検索で発見される可能性は高い。

動画もしくはオーディオファイルのきちんと書式設定された概説もしくは完全な台本はサイト訪問者にてっても役に立つ。私が役に立つ動画(もしくはオーディオ)と思しきものを見る時は、少なくとも最初はその動画を見る時間がないことが多い。その代わりに私は、概説や台本をざっと見る。私は、動画を見ずして必要なことを全て知れるかもしれないのだ。またある時に、概説や台本がその動画を見るように私を説得するかもしれない。

動画を最適化するためにできることは他にもあるので、“optimize video”でSELをサイト検索してみよう。

9. スピーチの台本

あなたは、カンファレンスやセミナーなど話す機会に参加するだろうか?それらは録音されることが多い(もしくは、自分自身で録音することができるかもしれない)。著作権をチェックしよう。

説明的な情報もしくは完全な台本付のその録音や断片を自分のサイトに含めることができるかもしれない。

10. スライドショー

あなたは、動画の中もしくはスピーチの機会に使用するためにスライドショーを作るだろうか?それなら、そのスライドショーをウェブ上にも置くことを検討することだ。私は、Slideshare.netで実行されるキーワード検索の中で便利なスライドショーを見つけてきた。

HTMLウェブページを開発する時には画像の中にメッセージを入れるよりもできる限りテキストツールを使用するべきだ。そうすることでそのテキストがインデックスされる。

ほら、ホワイトハウスもSlideshareを使っている。ここにオバマ大統領の一般教書演説がある。これは彼が話す前にアップされたものなのだろうか?そうだったら、そんなに遅くまで起きている必要はなかった!

今後も私は、コンテンツアイディアについてもっと集めるプロジェクトは年間を通して進めて行くつもりなので注目していて欲しい。

この記事に書かれている意見はゲスト投稿者のものであり、Search Engine Landのものとは限らない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「10 More Content Ideas To Improve Organic Visibility」を翻訳した内容です。

1つ1つは日本でもどこかで実践されていたりするお馴染みのものばかりですが、こうして「コンテンツのアイデア」として並べてみると、改めて「質の高いブログの記事」を書く以外にもコンテンツマーケティングでできることは色々あるんだな、ということが再確認できると思います。実際、ここに書かれている多くが誰もが知ってはいるけど実際にやっている所は少数ですからね。天才的なライティングセンスや発想が無くてもコンテンツマーケティングはやろうと思えば誰でもできることはこの記事を読めば分かると思いますし、さぁ後は実践あるのみ。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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