Googleの検索広告、クリック率は自然結果のなんと2倍!

検索連動型のキーワード広告という、ありそうでなかった広告手法により、世界最強レベルの企業に10年未満で成長したGoogle。既存の広告業界からは「あんなもの広告じゃない」などと揶揄されながら、ここまで成長できたのは、やっぱりその圧倒的な効果の高さから。既存のバナーやメール広告を凌駕したそのクリック率は、最近では検索結果ページに同時に掲載されている本来の自然検索結果よりも、はるかに高くなってきているらしい、ということで気になる最新の調査結果をご紹介。 — SEO Japan

本日ソフトウェアメーカーのワードストリーム社が発表した分析データによると、米国ではグーグルの有料検索リスティングのクリック数は、自然の検索リスティングのクリック数よりも2倍近く多いものの、「営利目的が強い」キーワードに限られているようだ。ワードストリームが実施した調査では、商業的な検索に対して、スポンサー付きの結果はクリックの64.8%を占め、一方の自然なリスティングのクリックは35.4%に留まっていたことが判明した。

ワードストリームは、グーグルショッピングボックスやグーグルプロダクトリスティングの広告を導くキーワード検索を含む、グーグル自身の基準に当てはめ、「商業目的」のキーワードを定義している。同社は、過去60日間で約1000名のアドワーズのアカウントから収集したデータを調べ、また、数十名のアカウントからデータを加えて、この結論を導き出していた。

ワードストリームは、商業色の強い検索の有料広告のクリックスルー率が高いのは、グーグルが継続的に新しい広告製品を考案する取り組みを行っているからだと考えている。その中には、製品リスティング広告、クリック to コール、ページの下部の広告、サイトリンク、ソーシャルメディアのエクステンション、そして、ローカル関連のエクステンションが含まれる。

また、ワードストリームは、このような商業的な検索において自然のリスティングがクリックを獲得するのはますます困難になりつつあり、さらに、グーグルのウェブスパムとの戦いを「“無料”のクリックに対するグーグルの戦い」とまで呼んでいる。今回の調査は、自然なリスティングが不利に置かれている要因として、グーグルがパンダおよびペンギン(日本語)アルゴリズムのアップデートを行っていること、そして、ユーザーがログイン中に検索を行う際にグーグルがリファラーのデータを凍結していること等を推測している。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Study: Clicks On Google Ads Are Nearly Double Organic Clicks For Commercial Searches」を翻訳した内容です。

商業的なキーワード限定の調査ということですが、まさかの2倍近いクリック率の差は改めて衝撃的ですね。記事にもありますが、確かに最近の検索広告は単純にタイトルと説明文のレベルをはるかに超えた(特に米国版)、思わずクリックしたくなる追加要素が満載の内容も多いですからね。元々、掲載位置含め、「広告なのに広告に見えず紛らわしい&消費者にとって問題がある」と非難され続けてきた検索広告ですが、まさか最近の微妙な追加機能でここまでクリック率を押し上げているとは知りませんでした。そりゃ新機能の実験&投入に力を入れるわけです。

ま、「広告だから悪い」議論もここまでの効果を見ると、「ユーザーニーズにマッチングしているんだから、別にいいでしょ」という話もこれまで以上に出てくるかもしれません。とはいえ、広告に関して進化しているレベルで検索結果の表示方法も進化させてくれるとより公平でユーザーフレンドリーとはいえるのですかね。とはいえ、上位の結果のクリック率が異常に高まってしまうことになればそれはそれでまた問題なのですが。。。知らない間に検索結果1ページ目の大半が広告がらみになり(批判を避けるため程度の自然検索結果が会議りなく目立たず表示され)、それを気づかないままユーザーが普通に使っているという日も現実のものになりつつあるようです。というか一部のキーワードではこの調査結果を見てもなっているのでしょうか? — SEO Japan [G+]

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