Google、ペンギンアップデート 1.1をリリース

アメリカは先週金曜から月曜まで3連休なのですが、連休直前になんとGoogleがペンギンアップデートをバージョンアップさせたというニュースが入ってきたので紹介します。最初のリリースから一カ月立って行われた初めてのアップデート、さてその中にはいかに。 — SEO Japan

米国で3連休の始まりを告げる金曜の夜遅く、グーグルはウェブスパムをターゲットにしたペンギンアルゴリズムの初回のアップデートを実施した。このアップデートをペンギン 1.1と呼ぶことにする。

グーグルのマット・カッツ氏は、少し前にツイッターでこのニュースを告知していた。今回のアップデートをカッツ氏は英語の検索の100分の1以下に影響を与える“データリフレッシュ”と呼んでいた。

ウェブマスターやSEO業者は、ここ数週間、グーグルが既にペンギンのアップデートを1回(もしくは数回)行っていると推測していたが、カッツ氏は、4月24日にペンギンをローンチしてから今回が最初のアップデートだと明言している。

グーグルは、ウェブスパム、とりわけグーグルが同社の品質ガイドラインを違反していると考えるサイトを狙ったアルゴリズムの変更とペンギンを位置付けている

ペンギンのリリースによってすぐにSEO業界全体から悲鳴が上がり、大勢の関係者が成果を疑問視(日本語)していた。しかし、グーグルは、これはアルゴリズムの変更であるため、ウェブマスターセントラル経由の再審査リクエストを考慮しないと述べていた。それでもグーグルはペンギンに誤って攻撃されたと感じた人達のために専用のフォームを用意(日本語)した。

今夜のアップデートによって影響を受けるのは、英語による検索のごく一部だと言うことだが、このフォームはまだ削除されていない

PS: ダニー・サリバン コメント欄を見る限り、このアップデートから回復したかどうか分からない人達がいるようだ。これは永遠に回復することはなく、最初からやり直すべきだと言うことを意味しているのだろうか。私ならやり直す前にもう少し待つだろう。

ペンギン1.0をリリースした後、グーグルは、ペンギンの影響を受けたサイトはペナルティーを受けると述べていた。しかし、その直後、グーグルをスパムしているようには見えないものの、トラフィックを失ったサイトが現れたのであった。

そのうちの幾つかは誤って検出されていたのかもしれないが、グーグルが多くのリンクを一掃したのなら、このリンクからメリットを受けていた一部のサイトはクレジットを失ったと見て間違いないだろう。要するに、これらのサイトはペナルティーを受けたわけではなく、以前ほどクレジットを得られなくなっただけである。

私はこの点をグーグルに確認してもらおうと試みている。ペンギン1.0の影響を受けたサイトは全て本当にペナルティーを受けたのか、それとも、ペナルティーを受けた人達がいる一方で、一部は以前ほどクレジットを得られなくなっただけなのだろうか?新しい情報が入り次第、アップデートする。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Releases Penguin Update 1.1」を翻訳した内容です。

現状、マット・カッツのツイートレベルの内容ですし、英語サイトの0.1%が影響を受ける程度のバージョンアップとのことで、ささやかな変更&そもそも日本のウェブマスターには余り関係がないのですかね。英語サイトと指定しているだけに、今回の変更は何か英語の言語に関連するアルゴリズムの調整だったのでしょうか。英語圏のウェブマスターの間では色々いわれているようですが、さてペンギンも今後パンダのように絶え間ないアップデートを繰り返していくのでしょうか。 — SEO Japan

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