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SEOの見積もり前に確認したい4つのポイントとは?費用や見積もり時の注意点を解説

「SEOの見積もりを行いたい」「見積もりを依頼する際のポイントや注意点が知りたい」と考えていませんか。

SEOサービスを提供している企業は多数存在し、提供しているサービスは微妙に異なります。

見積もりを依頼するにしても、せっかくであれば自社にとって効果の高い施策を行ってくれる業者を選びたいものです。

そこでこの記事では、SEOの見積もり前に確認したいポイントや注意点について解説していきます。

これから自社サイトのSEOに力を入れていきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

SEOの見積もり前に確認したい3つのポイントとは

SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称です。SEOを行うことによって、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでサイトが上位に表示されるなど、自社の集客ポイントを増やせます。

ただしやみくもにSEOを行うのではなく、自社にとって本当に効果のある施策なのかどうかを考えることが大切です。

そこでこちらでは、SEOの見積もり前に確認したいポイントについて紹介します。

1.SEOを行う理由

SEOの目的は、検索エンジンで想定しているキーワードを検索した時に、検索結果の上位に特定のサイトを表示させることです。検索結果の上位に表示されることによって、自社サイトにアクセスする人数が増加します。

ただし検索結果を上位に表示させるだけでは、商品の成約や会員登録などの成果には繋がりません。よってSEOで上位表示させることを目的とするのではなく、最終的に人を集めて何がしたいのかまで考える必要があるでしょう。

2.SEOの効果が表れるまでの期間

SEOを行うとすぐに、検索結果の上位に表示されるわけではありません。サイトの運営期間や集めているリンクの数などによって変わりますが、検索エンジンに評価され始めるのに早くても3か月はかかると言われています。

仮に「1週間以内で検索順位を上げます」などいったフレーズで、SEOの依頼を承っている業者を見かけたら注意が必要です。効果が出るまでには時間が必要であることを念頭において、依頼をすることをおすすめします。

3.リスティング広告との違い

SEOとは別に「リスティング広告」と呼ばれる集客方法があります。リスティング広告は検索結果を表示しているサイトの上部、または右側に表示されている広告です。

リスティング広告は出稿に費用がかかりますが、検索結果の上位部分にすぐに表示されるため、即効性が高いです。
よって費用に余裕があり、短期間で集客アップを狙いたいのであれば、時間のかかるSEOに特化する必要はありません。

自社にとって最も効果的な施策がSEOなのかどうかを考えたうえで、見積もりを依頼するようにしましょう。

SEOの見積もりに発生する費用の内訳

SEOを依頼する際に発生する費用は、大きくわけて3種類あります。

  1. 初期費用
  2. 新規コンテンツを作る費用
  3. 運用に関わる費用

SEO業者から見積もり金額を提示された際には、費用の内訳やどのようなサービスを受けられるのかなどの確認が必要です。こちらでは、それぞれの費用について紹介します。

1.初期費用

SEOは業者に依頼をするとすぐに施策が実行されるわけではありません。初めに対象となるWebサイトを確認し、現状のSEOの状況を分析する必要があります。

  • Webサイト全体の現状
  • 必要なキーワードの調査

を確認して、必要に応じて施策を行わなくてはなりません。

特にWebサイト自体が検索エンジン向けの作りになっていないのであれば、新たにシステムを組み替える必要があります。

SEO施策を行う前段階の費用がかかることを、意識しておきましょう。

3.新規コンテンツを作る費用

SEOを行っていくには、新規で記事コンテンツを追加する必要があります。SEOにおいて有効な施策は、良質なコンテンツをつくり、ユーザーが満足するコンテンツを提供することです。

まだ検索結果に表示されていないキーワードに対して、読者の検索ニーズを読み取り、適切な記事を作成していきます。

コンテンツの制作費用は、後の運用費用に含まれていないことが多く、文字数や記事数、ジャンルなどで金額が変化するケースが大半です。

2.運用に関わる費用

SEOは記事を納品したら完了ではなく、定期的に施策を進めていく必要があります。

毎月運用していく施策は、以下のとおりです。

  • 定期的な順位確認
  • 集客の効果計測
  • コンテンツの改善
  • 内部リンクの改善

これに加えて、人件費などの費用が発生します。

検索エンジンの上位記事は常に変動しているため、時々に応じた適切な対策を行うためにも、運用費が必要です。

SEOの見積もりを作成する際の料金体系

SEOの見積もりをする際に料金体系が気になる人も多いでしょう。SEOのサービスを提供する業者の料金体系は、主に以下の2種類です。

  1. プロジェクト型
  2. 成果報酬型

それぞれ詳しく解説していきます。

1.プロジェクト型

プロジェクト型は、半年、あるいは1年といった期間でSEOプロジェクトを設定し、そのプロジェクトに対して費用が発生するという料金体系です。

SEOサービスにおける一般的な料金体系であり、アイオイクスでもプロジェクト型でサービスを提供しています。

  • メリット:施策の全体像がイメージでき、何に対していくらの費用が発生するのかが明確である
  • デメリット:効果が出なくても費用が発生する

プロジェクト型はいわゆるSEOコンサルティングサービスであり、パートナーとしてのSEO会社を求めている方におすすめです。

2.成果報酬型

成果報酬は、業者がSEOを行い、検索順位が上がった分だけや上位表示できたキーワード分だけなど、効果が発生した分だけ料金を支払うプランです。

  • メリット:効果が出ない場合は費用が発生しない
  • デメリット:効果を出すために、外部リンクなどのスパム的施策を行う可能性がある

SEOは他のマーケティング施策と同様に外部要因が多く、不確実性の高いものであることから、成果報酬型だとビジネスとして成り立つ可能性が低いというのが弊社の見解です。

SEOの見積もりを取る際の6つの注意点

こちらでは、SEOの見積もりを取る際の注意点を6つ紹介します。

  1. 実績を確認する
  2. 疑問は必ず質問する
  3. 料金体系を確認する
  4. 結果をはっきりと表現する業者には注意する
  5. どのようなサポートがあるかを確認する
  6. 見積もりだけでなく提案書も確認する

それぞれ詳しく解説していきます。

1.実績を確認する

実績は、判断基準として大切なポイントのひとつです。SEOは、施策を行えば確実に順位が上がることが保証されているものではありません。

よって過去の実績やノウハウが非常に重要です。

  • どのようなWebサイトを使ったのか
  • どのような施策を行ったのか

などを確認してみると良いでしょう。

実績が多いほど、普遍的な技術やノウハウを持っていると考えられます。しっかりと実績を確認したうえで、見積もりを進めるようにしましょう。

2.疑問は必ず質問する

SEOの見積もりをする際には、業者に疑問点を質問することをおすすめします。

SEOは長期的に費用が発生する可能性があるので、最初に不安な部分を消しておくと良いでしょう。

なかにはSEOの知識や実績がないにもかかわらず、SEOのサービスを提供している業者もあります。知識などが不足している業者にSEOを依頼すると効果を得られず、料金だけを支払うといった状況に陥る場合があるかもしれません。

複雑な質問などに丁寧に答えてくれる業者であれば、優良な業者で効果的な施策を行ってくれる可能性が高いといえます。

3.料金体系を確認する

見積もりを依頼する際には、料金体系を確認しておきましょう。間違った認識を持っていると、予算以上の支払いが発生する可能性があります。

状況によっては追加費用が発生することもあるので、そちらもあらかじめ確認しておくと安心です。

4.結果をはっきりと表現する業者には注意する

結果をはっきりと表現する業者には、注意が必要です。検索結果は、アップデートなどで日々変化します。
よってSEOは確実に上位表示を保証できるものではないため、結果をはっきりと言うことはできません。

例えば「○○というキーワードで検索順位を3週間以内に1位にします」などです。

短期間で確実に上位に表示させられる保証はないため、結果をはっきりと表現し施策を提案する業者は避けることをおすすめします。

5.どのようなサポートがあるかを確認する

SEOの見積もりを依頼する際は料金ばかりを見てしまいがちですが、どのようなサポートを受けられるのかの確認も大切です。
特に順位が依頼前より下がった際の対策サポートがあると、心強いでしょう。

他にもリンクの整備や、記事の修正など、受けられるサポートは様々です。

料金だけなく、サポート面が安心できる業者を選ぶようにしてみてください。

6.見積もりだけでなく提案書も確認する

SEOを依頼する場合は、見積もりだけでなく提案書も確認しておくことがおすすめです。

Webサイトの現状をもとに行われる施策になっているか、業者に課題を認識してもらっているかなどを確かめておくと、施策開始後の意見の食い違いが無くなります。

SEOはWebサイトによって適切な手法が異なるので、どのような施策を提案するかも意識して確認しましょう。

SEOを依頼する際に覚えておきたいこと

業者にSEOを依頼する際は、事前に知っておくポイントがいくつかあります。

  1. Googleアップデートの影響を受ける可能性がある
  2. ペナルティで検索順位が圏外になる可能性がある
  3. キーワードを上位表示させる保証は存在しない

それぞれ詳しく解説していきます。

1.Googleアップデートの影響を受ける可能性がある

Googleはユーザーにとって最適な検索順位を実現するために、定期的に上位記事の見直しを行っています。Googleのアルゴリズムは常に変化しており、実績があるSEOの業者もGoogleのアップデートには逆らえません

よって施策を行う時期によっては、検索順位が上がりにくくなっている場合があります。

もちろん検索順位は常に変動するので、長期的に見れば施策の効果を得られる可能性も十分考えられるでしょう。

ただし変動によって順位が下がることもありえるので、Googleのアルゴリズムについては念頭に入れておくことがおすすめです。

2.ペナルティで検索順位が圏外になる可能性がある

施策によっては、ペナルティで検索順位が圏外になる可能性があります。1度ペナルティを受けてしまうと、戻すことに労力がかかるので注意が必要です。

  • キーワードを詰め込みすぎるSEO
  • コピーコンテンツの作成
  • 不自然なリンク

などはペナルティに該当するので、このような施策を取る業者ではないことを確認しておきましょう。

3.キーワードを上位表示させる保証は存在しない

SEOを依頼しても、検索結果に上位表示させられる保証は存在しません。Googleのアップデートなど不確実性が高い要素が関わってくるので、高額な費用を支払ったとしても十分な効果を得られない可能性があります

また一時期は大きな効果が得られていたとしても、突然のアップデートで圏外に飛ばされてしまうという可能性も十分にありえます。

SEOへの投資はある程度のリスクがあることを承知したうえで、予算と照らし合わせながら業者を決めることが大切です。

まとめ

SEOの見積もりを依頼する際は、どのような施策があるのか、リスティニング広告との違いなど、SEOのポイントを把握しておくことをおすすめします。

自社にとって最もSEOが最適な集客手段だと判断できたら、見積り依頼を行うと良いでしょう。

さらにSEOは業者によって行う施策が大きく違うため、見積もり段階でしっかりと確認しておくことが大切です。

予算内で最大限の効果を得るためにも、見積もり段階で不安な点を解消しておきましょう。

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