「ブログを作成したけど検索上位に表示されず、アクセス数が伸びない」
「SEOに効果的なブログの書き方を知りたい」
などと考えていませんか?
なかなかアクセスが伸びないとモチベーションが上がらず、挫折してしまう要因になりかねません。できることなら、多くの人に読まれるブログを作りたいですよね。
そこでこちらの記事では、SEOに効果的なブログを書く方法について詳しく解説していきます。
書くうえで意識すべきポイントについても解説するので、これからブログの読者をどんどん増やして行きたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
【大前提】SEOでは「検索エンジン」と「ユーザー」に対して書くことが大切
前提条件として、SEOを意識したブログを作るには「検索エンジン」と「ユーザー」の両方に向けて記事を書かなくてはなりません。
SEOは「検索エンジン最適化」という意味で、検索エンジンで上位に表示させるために施策を指します。
つまり検索エンジンが「良質な記事だ」と判断できるように、わかりやすく書くことが大切です。
- キーワードが正しく盛り込まれているか
- HTMLタグの使い方が間違えていないか
- リンクの貼り方は適切か
など、読者には見えない部分を意識しなくてはなりません。
また検索エンジンの代表であるGoogleは、以下のように述べています。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用:Google が掲げる 10 の事実
つまりGoogleは「ユーザーがどれだけ使いやすいか」を念頭に置いて、検索順位を決定しているということです。
- 読みやすい文章
- 画像や装飾などの視覚的なみやすさ
- ページの読み込み速度
など、ユーザーにとって満足度の高い記事を書くことが、検索上位につながります。
このように「検索エンジン」と「ユーザー」の両方が満足する記事を書くことが、SEOにおいて非常に重要です。
SEOに効果的なブログの書き方7ステップ
SEOに効果的なブログを書く方法を具体的に7つのステップで紹介します。
- キーワードを決める
- 競合サイトを調査する
- ユーザーの検索意図を考える
- 記事タイトルを作る
- 見出しを作る
- 記事を作成する
- 装飾や画像を使って見栄えを良くする
ブログの書き方にお悩みの方は参考にしてみてください。
1.キーワードを決める
まずはどのような内容で記事を作成するのか、キーワードを決めましょう。決めたキーワードで上位表示が狙えるかどうか、検索ボリュームはどれくらいかなどのリサーチも必要です。
具体的には、以下のようなツールを利用するのが良いでしょう。
- キーワード プランナー・・・検索ボリュームや関連キーワードが検索できる
- Ubersuggest・・・検索ボリュームや関連キーワード、競合記事が検索できる
- ラッコキーワード・・・関連キーワードが検索できる
検索ボリュームが少ないキーワードのほうが上位表示を狙いやすいですが、検索する人が少ないのでアクセスアップがそれほど見込めません。
一方、検索ボリュームが多いものはライバルが多く、上位表示の難易度が上がります。
現在の上位記事を確認しつつ、キーワードを選定してみてください。
2.競合サイトを調査する
キーワードを決定したら、競合サイトを調査していきましょう。実際にキーワードで検索して、上位表示されている記事を確認します。
- どのような見出しの内容で作成しているのか
- 文字数はどれくらいか
- どんなサイトにリンクを送っているのか
など確認してみてください。
ラッコツールズの「見出し(hタグ)抽出」を利用すると、見出しタグや文字数が簡単に収集できて便利です。リサーチを効率よく行えるので、利用してみるのがおすすめです。
3.ユーザーの検索意図を考える
ユーザーのための記事を書くためには、しっかりと意図を考えなくてはなりません。
例えば「SEO ブログ」で検索したときのユーザーの意図は、以下のようなものが考えられます。
- SEOを意識したブログを作りたい
- SEOに特化したブログ記事が読みたい
- ブログを書いて上位表示を狙いたい
このようにユーザーの意図を自分なりに考えてから、実際に上位表示されている記事を確認します。
既に上位表示されている=Googleに認められているということなので、ユーザーの検索意図に合っていると考えられます。
自分が考える検索意図と、実際に上位表示されている記事を確認して、キーワードに対してしっかりと検索意図をつかめるようにしてみてください。
4.記事タイトルを作る
記事タイトルはユーザーが目にする大切な情報です。ユーザーが「知りたいことや解決したいことが載っている」とひと目でわかるタイトルをつけましょう。
ここで大切なのは、キーワードを必ず入れることです。
例えば「SEO ブログ」というキーワードなら、以下の通りです。
【例】
SEOに特化したブログの作り方!執筆のポイントを徹底解説
また記事タイトルは、30文字程度にするのがおすすめです。Googleの検索結果に表示されるのが30文字程度なので、長すぎると途中で見切れてしまいます。
重要なキーワードは前半部分に持ってくるなどして、簡潔で思わずクリックしたくなるようなタイトルを意識しましょう。
5.見出しを作る
ブログ記事の本文を書く前に、まずは見出しを作成しましょう。
いきなり本文から書いてしまうと、検索意図から外れてしまったり、内容がぶれてしまったりする恐れがあります。
「読者が何を知りたいのか」を考えて、見出しを構成していきます。
見出しを作る際には、いま上位の記事が何を説明しているのかを参考にして、読者のニーズが高いものをピックアップすることが大切です。
丸々コピーはNGですが、しっかり上位の記事を参考にして構成を作っていきましょう。
6.記事を作成する
構成が決まったら、文章を書いて記事を作成していきましょう。ここで大切なことは、
- 読者にわかりやすく書く
- 読者が知りたい内容を書く
ということです。難しい専門用語を使ったり、曖昧で遠回しな表現を使ったりすると読者にやさしい記事とはいえません。わかりやすく具体的な内容を記載することを心がけてみてください。
また、SEOを意識した記事は充実したコンテンツが好ましいので、文字数も意識してみましょう。
競合サイトの文字数を確認し、同じ~やや多いくらいの文字数を目安に記事を作成してみてください。
7.装飾や画像を使って見栄えを良くする
文章を書き終えたら、文字の装飾や画像を入れるなど、見栄えを良くしてみましょう。
文字ばかりのサイトよりもメリハリのある記事のほうが、読者にとって読みやすくなります。
具体的に行うことは、
- 文字装飾を入れる
- 適宜改行を入れる
- 画像を入れる
- 誤字脱字のチェック
などです。装飾を入れすぎると内容を理解するのに邪魔になる可能性があります。なるべくシンプルな装飾を適切に入れることが大切です。
読者の目線になり、どんなコンテンツが読みやすいのか考えて編集を行ってみてください。
そして、完成したら見やすい記事に仕上がっているか始めから最後まで読んでみることを忘れずに行いましょう。
SEOに効果的なブログを書くために意識する7つのこと
こちらでは、SEOに効果的なブログを書くうえで、意識しておくべきことを以下の7つの内容にわけて紹介します。
- ターゲットをしっかり設定する
- オリジナルの内容を盛り込む
- 要点や結論を最初に書く
- 見やすさを重視して改行や装飾を適宜入れる
- 他の記事と関連付ける
- コピペに気をつける
- タグが正しく使われているか確認する
SEOに効果的なブログを作成するために参考にしてみてください。
1.ターゲットをしっかり設定する
ブログ記事を作成する際は、まず誰に向けて書くのかを明確にしておきましょう。誰にどうなってほしいのか、ターゲットを設定することで、ブログ記事の方向性が定まります。
例えば「ダイエット」について書くとき、
- 20代OL(ほとんど座り仕事)
- 50代主婦(外出は買い物程度)
- 40代男性(運送業)
- 10代学生(運動部)
では、年齢、年代、性別、職業などにより記事の内容が異なるでしょう。
すべてのターゲットに合ったダイエット法を書こうとすると、曖昧な内容になってしまう可能性もあります。誰にも伝わらない記事になってしまうと、SEOの効果も期待できません。
ターゲットはある程度細かく、明確に設定してから記事の執筆を行ってみてください。
2.オリジナルの内容を盛り込む
ブログ記事にはオリジナルの内容を盛り込むことが大切です。
Googleからすると、すでに上位記事にあるコンテンツを書き直したような記事を上位に表示させるメリットはありません。
- 自分の体験談
- 有識者へのインタビュー
- オリジナルのイラスト
- 独自で行ったアンケート調査
など、他の記事にはない独自の内容を盛り込むようにしてみてください。
3.要点や結論を最初に書く
ブログ記事は要点や結論を先に書くようにしましょう。
Webの文章は「起承転結」ではなく、まず「結」から書き始め、直後にその理由を記載するのが良い書き方です。
読者はまず答えを探してサイトを訪問します。そこで、前置きが長く、答えが簡単に手に入れられないとわかればサイトを離脱してしまう可能性が高くなります。
一方、答えがすぐに見つかり、さらにプラスアルファの有益な情報が得られそうだとわかれば、サイトに滞在する可能性が高まるでしょう。
まずは要点や結論を先に書き、ユーザーがすぐに答えにたどり着ける記事を作成してみてください。
4.曖昧な表現を入れない
記事を作成する際に、曖昧な表現を入れないようにしましょう。
- かもしれません
- のような気がします
- たぶんそう思います
などの曖昧な表現を入れると、信憑性に欠ける記事になり、ユーザーの参考にはなりません。
Googleは「E-A-T」を重視しています。E-A-Tとは、
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
の頭文字を取ったもので、SEOには欠かせません。 曖昧な表現はE-A-Tに悪影響です。
ただし、 曖昧な表現を避けるために不確かな情報を断定することもやめましょう。
記事を作成する際はリサーチをしっかり行い、根拠のある情報を参考にしてみてください。
4.見やすさを重視して改行や装飾を適宜入れる
文章をしっかり書くことが大前提ですが、見やすさも重視して記事を作っていきましょう。
Webの文章は長文だと読まれにくいので、1文が長すぎないように気をつけて、適宜改行を入れてみてください。
文字装飾もアクセントになるので、必要なところに入れるようにしましょう。
また、箇条書きや表を入れるのもおすすめです。見やすいだけでなく、読者が情報を理解しやすくなります。
記事を作成したら、見やすいかどうか気にしてみてください。
5.他の記事と関連付ける
ブログ記事が増えてきたら、他の記事と関連付けるようにしましょう。他記事とリンク付けることを「内部リンク」といいます。
内部リンクを入れるためには、同じテーマでいくつかの記事を書くことが必須です。
記事を作成していて、他の記事で詳しく解説しているなら「この内容を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです」というようにリンクづけていきます。
内部リンクを設置することは、読者にとって知りたい情報がどんどん得られるので親切です。
よってSEOにも効果的なので、積極的に内部リンクを入れてみてください。
6.コピペに気をつける
記事を作成したら、コピペ(コピー&ペースト)チェックをしっかり行いましょう。コピーコンテンツは質が低いとみなされ、SEOに悪い影響を与える可能性があります。
さらに、著作権侵害に抵触する恐れもあるので気をつけなければなりません。 他サイトを参考にしたいときは、引用元のリンクをしっかり貼るようにしてください。
他の記事を参考にしていると、コピペでなくても文章が似てしまうことがあります。文章を作成したら、コピペチェックツールなどを使ってコピペ率が高くなっていないか確認するようにしましょう。
7.タグが正しく使われているか確認する
SEOにはタグを使うことが効果的です。タグは検索エンジンが記事を認識するために必要なので、間違った使い方をすると評価を下げてしまいます。
- 見出しタグ・・・h1(大見出し)、h2(見出し)、h3(中見出し)などを設定する
- metaタグ・・・タイトル、ディスクリプション、キーワードを設定する
- アンカータグ・・・リンクを設定するときに使う
- リストタグ・・・箇条書きに使う
などです。
特に見出しタグは、大きい順から記載するように気をつけましょう。記載例は以下の通りです。
【記入例】
<h1>大見出し</h1>
<h2>見出し</h2>
<h3>中見出し</h3>
<h3>中見出し</h3>
<h2>見出し</h2>
<h3>中見出し</h3>
<h3>中見出し</h3>
このように、見出しの大きさ順に設定しなければなりません。
タグは正しく設定するとSEOに効果的です。
正しく入っていないと表示が崩れるので、公開する前に完成した記事がきちんと表示されているか確認しておきましょう。
まとめ
SEOに効果的なブログとは、検索エンジンとユーザーどちらにも有効な記事のことです。まずは事前にしっかりリサーチをして、上位表示を狙うキーワードを決めてみてください。
そして、キーワードで検索上位にするにはどのような内容にすれば良いのか、読者はどのような検索意図を持っているのかを把握しましょう。
SEOに効果的なブログを作るためには記事数も必要です。内部リンクを設置して、ユーザーが欲しい情報を手に入れられるブログを作ってみてください。
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