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EFOとは?入力フォームの最適化でコンバージョンを改善!

EFOは入力フォーム最適化のことをいいます。ECサイトなどでは、コンテンツの充実に注目しがちですが、EFOをしっかり行うことでCVRが大きく変わるほど入力フォームは重要です。

この記事では、EFOとは何か、EFO対策のポイント、成功事例などを紹介していきます。「入力フォームの離脱率を下げたい」「簡単な修正で成果を上げたい」と考えている方に役立つ情報をお届けします。

EFO(入力フォーム最適化)とは

EFOは「Entry Form Optimization」の略で「入力フォーム最適化」と訳されます。購入フォームなどの入力フォームで、ユーザーがストレスなく入力を完了できるようにするための施策のことです。この施策について、下記3つのポイントから見ていきましょう。

  • EFOはなぜ重要なのか?
  • EFOとLPOの関係
  • ユーザーが離脱する理由と改善のポイント

EFOはなぜ重要なのか?

フォーム途中で離脱するユーザーは、5割~7割もいると言われています。その一番大きな要因として考えられるのが、入力フォーム自体の問題です。

入力フォームまでたどり着いたユーザーは、既にその商品やサービスに興味を持っている顧客なので、いかにスムーズに入力フォームから購入などのコンバージョン(CV)を完了させるかは重要な課題です。

コンバージョン間近のユーザーをスムーズに取り込むためには、途中離脱されないように入力作業をストレスなく完了できるフォームを用意しなくてはいけません。

また入力フォームの途中で入力作業にストレスを感じ離脱をしたユーザーは、希望が達成できなかった心理からその企業に対してマイナスのイメージを持ってしまうこともあるかもしれません。

そのため企業にとっては、入力フォーム途中でのユーザーの離脱を阻止してCVRを高めるだけでなく、企業イメージ悪くならないようにするためにもEFO施策は重要です。

EFOとLPOの関係

EFOと同時に語られることが多いLPO、両者の関係はどのようなものなのでしょうか。

LPOは「Landing Page Optimization」の略で「ランディングページ最適化」と訳されます。ランディングページをユーザーのニーズをくみ取り改善していく施策です。

EFOとLPOは、同じくコンバージョン率(CVR)向上のための施策で、同時に行うことで相乗効果を発揮します。

入力フォームは、基本的にランディングページ内のCVボタンからの遷移先やランディングページ内に設置されます。そのためEFO対策が行われていないと、どれだけランディングページが最適化されていたとしても、入力フォームで離脱されてしまってはコンバージョンにつながりません。

LPOを行ってユーザーにとって魅力的なページを作成し購買意欲をアップさせ、さらにユーザーにとって使いやすい入力フォームとすることで離脱率を下げ、コンバージョンの獲得を目指します。

ユーザーが離脱する理由と改善のポイント

ユーザーが離脱してしまう理由と改善のポイントをそれぞれ順に紹介します。

貴社のWEBサイトの入力フォームは大丈夫ですか?

  • なぜユーザーは入力フォームで途中離脱してしまうのか
  • 入力項目は減らすだけでいい?EFO対策の注意点

なぜユーザーは入力フォームで途中離脱してしまうのか

あなたも入力フォームまでたどり着いたのに、途中で入力作業が面倒になって、またはエラーが何回も出てしまって途中で諦めた経験はありませんか?きっと誰しもが経験したことのある、入力途中で離脱してしまう代表的な理由が以下になります。

  • 入力項目が多い、または時間がかかりすぎる
  • 入力完了したと思ったのに、未入力箇所があって面倒になってしまった
  • 入力ミスがあるとエラーが出るのに、どの項目が間違っているか分からない
  • 半角入力や全角入力、英数字のみの入力などルールが分かりづらい
  • 入力フォームの項目欄が小さかったり文字が小さく入力が煩雑そうに見えた

このように、わかりにくい、入力しにくい、見づらい、などユーザーが入力作業に何らかのストレスを感じることが主な離脱要因になっています。

ユーザーは、一般的に購入や申込みの意思を持っていたとしても、個人情報を入力することに心理的なハードルがあるといわれています。そのため入力作業のちょっとした煩わしさを感じるだけでも、簡単に離脱してしまう恐れがあるのです。

コンバージョンを改善する入力フォームを作るポイント

途中離脱を防ぐフォーム作成のポイントは次の2つです。

①ユーザーの入力作業に伴うストレスを減らすこと

郵便番号から住所入力が自動でされたり、氏名や電話番号の入力欄を分散させないことで入力項目を減らす工夫や、入力文字の半角・全角などの指定を無くすこと。また、文字入力エラーはすぐに表示されるようにするなど、ユーザーがスムーズに入力作業を行えるよう配慮します。

②ユーザーにとってわかりやすさを意識すること

入力作業を行うにあたって“わかりやすさ”は重要です。シンプルなフォームであること、ボタンの文言表記はわかりやすく見やすいこと、必ず入力が必要な必須項目は目立つように表示させることなど。見やすさ、使いやすさを意識したデザインを目指しましょう。

またスマートフォンユーザーが使いやすいよう、入力ボタンや入力欄を大きくするなどの対策も有効です。

 

その他、EFOのポイントをまとめた記事が別にありますのでご参考ください。

【CVR向上】フォーム改善(EFO)でチェックしておきたい30項目【チェックリスト付き】

入力項目は減らすだけでいい?EFO対策の注意点

EFOで最初に取り組みたいのが入力項目の検討です。入力項目は少ない方がユーザーにとって負担が少なく、CVにつながりやすくなると考えられます。

しかし入力項目を減らそうにも、企業側は顧客データをできるだけ幅広く入手したいため、どの項目を減らせばいいか取捨選択が難しいかもしれません。

まずはなぜEFOを行うのか、EFOによって達成したい目標は何なのかを明確に定めることです。そして入力フォームの目的は何か、どのフェーズにいる顧客が入力するのか、獲得しようとしているCVにその入力項目は必要なのか、ユーザーの利便性などを検討し入力項目の取捨選択を行っていきます。

例えば、メルマガ登録など顧客の興味が初期段階にある場合は、メールアドレスだけの入力で良いかもしれません。

また「資料請求(郵送)」に対して住所を入力する必要はわかりますが、「メールでの問い合わせ」に対して住所の項目は必要ないでしょう。

 

まとめ

EFO(エントリーフォーム最適化)について紹介をしました。EFOは入力フォームからの途中離脱を阻止し、サイトを訪問したユーザーを1人でも多くコンバージョンにつなげるための施策です。

EFOはLPO(ランディングページ最適化)と一緒に実施されることが多く、LPOがされたページでユーザーの興味をしっかりつかんで、EFO対策がされた入力フォームでスムーズにコンバージョンに至ってもらうことでコンバージョン率向上を目指します。

入力フォーム途中で離脱するユーザーは5割~7割もいると言われています。主な理由は、入力のしにくさ、画面デザインの見にくさ、入力項目の多さなどに由来します。そのためEFOではそれらのユーザーが入力する際に感じるストレスを軽減するための対策を講じます。自動入力機能を使ったり、シンプルで見やすいUIデザインにすることや、入力項目を最小限に留めるなどです。

EFOは、低予算、短期間で実施することができ、効果も出やすく費用対効果が高い施策です。まずは入力フォームの離脱率を分析してみましょう。そしてぜひ今回紹介したEFOを取り入れて、CVR向上を目指しましょう。

 

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