君はGoogleのペンギンアップデートを心配するべきか?

公開日:2012/06/04

最終更新日:2024/02/20

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日本にもGoogleのペンギンアップデート、順位下落の憂き目にあったサイトも少なからずあったようですが、どうにか順位を維持できたサイトも今後多分あり続けるであろうペンギンアップデートのアップデートを心配している人もいることでしょう。今回はそんなペンギンアップデートに関する考察をCopyBloggerから。 — SEO Japan

恐らくあなたは、どのサイトがGoogle検索ページで上位表示されどれがされないかに関する大きな変化を作り出した去年のGoogleの“パンダ”アップデートについては知っていることだろう。

今、再びインターネットで噂になっている“ペンギン”と呼ばれる最新のアップデートがある。(可愛い動物の名前がついているのはどういうことなのだろうか?)

前回のアップデートと同様に、一部のサイトは星が見えるほど激しく打たれた。その一方で、実際には良くなったサイトがある。

想像できる通り、あなたは、ペンギンに噛まれた人たちからの方が報われた人たちからよりも多くの声を聞くことになるだろう。

それではあなたのサイトはどうだろう?これは、あなたが心配すべきこと、自分のコンテンツを再び最適化する必要があることなのだろうか?

今日、私たちはなぜあなたがペンギンを恐れるべきではないかということについて話すつもりだ。そして、もしそれがあなたの尻を噛みついたのなら、今後のアップデートがあなたに頭痛をもたらす可能性が少なくなるように動く戦略について話そう。

ペンギンはあなたが考えるほど新しいものではない

大抵の場合、ペンギンはGoogle検索クオリティのチームがすでに手動でやっていた仕事を単に自動化しているだけだ。

あなたは、自分のキーワードを覆い隠すために何か複雑なことをしたり、危険なリンク交換に参加したりしていただろうか?以前、Googleはこのようなスパム的な慣行を探すために、ウェブを徹底的に調べる内密の従業員部隊を派遣していた。

多くのSEOリサーチャーは、この仕事はすでに自動化されていると考えていた。なぜならGoogleチームがとても熱心だったからだ(彼らはロボット部隊のようにしか見えなかったのだ…)。

今、Googleのアルゴリズムが、その手動の仕事に少なくとも部分的には追いついた。それはつまり、“ルールに反した”ことを捕えることに少し上手くなっていることを意味する。

“過剰SEO”とは何か?

ペンギンが特にターゲットしていることの1つが、“過剰SEO”と呼ばれるものだ。

それは、やけに完璧すぎる検索最適化を意味する。あなたへのリンクの99%があなたが好むキーワードをアンカーテキストとして使っている時が、その例だ。

このペナルティは、キーワードスタッフィングと呼ばれるものにも適用される。

私たちのScribeコンテンツオプティマイザー(註:CopyBloggerが提供しているライティング支援ツール。残念ながら英語版のみ。)の重要な機能の1つは、あなたがコンテンツ内に同じキーワードフレーズを多く使い過ぎた場合に知らせることだ。それは、キーワードをコンテンツに何度も“詰め込むこと”は、その言葉を使わな過ぎることよりもずっと危険かもしれないからだ。

(Scribeでの私たちの目標の1つは、キーワードを使いすぎることがないようにしつつ、検索エンジンが気が付くことができるような十分な頻度で使用して、あなたをその“ちょうどいい”レベルに持っていくことだ…)

あなたの言葉に関連したキーワードを含めることは問題ない。つまり、もしあなたのキーワードが契約弁護士なら、契約法律契約法律家契約交渉などの記述をたくさん押し込んでも良い。

あなたがこれをやりすぎてないかどうかを確かめるとてもシンプルなテストがある:

自分のコンテンツを声に出して読んでみて、人間の読者にとって意味をなすものかどうか確かめるのだ。

もしそれが人間にとって便利で“正しく聞こえる”なら、今日明日中に検索エンジンの赤旗を引き起こす可能性は低い。それが良いSEOコピーライティングの鍵である。それは今後も変わらないだろう。

まずは人間のために書くことだ。

なぜペンギンを愛するべきなのか

パンダやペンギンのようなアップデートは、質の低いコンテンツをあるべき順位よりも高く表示させるためのスクリプトやその他の施策を実施している悪い関係者を除去するために存在する。

それは、賢いSEOに最適化されたために単に上位表示されているが実際には人間の読者の役に立たないコンテンツを取り除くことを意味する。

それは何のためのスペースをあけているのだろうか?

それはあなたのコンテンツのためのスペースをあけているのだ。ロボットやスクリプトではなく、本当の世界の本当の人間のために、便利で共有できるように書かれたものだ。

本当のウェブサイトからの自然なリンクを引き付けているコンテンツだ。

読者を教育し、読者に情報を伝え、優れた文章で読者の注目を浴び続けることによって、読者に本当に役に立っているコンテンツだ。

検索エンジンのアップデートは、ごみを掃除して、あなたのコンテンツがオーディエンスを見つけることができるようにするのだ。

(なぜ私があなたのコンテンツにこんなに自信があるのかって?それはあなたがCopybologgerを読んでいるからだ。もしあなたが、痩せこけたスパム的な二流のコンテンツを書きたいのであれば、他の誰かのサイトを読んでいるはずだ。)

GoogleやBing、Yahooに対する一番の防御は、素晴らしいコンテンツを書くこと、そして、それをあまりに多くの自動化されたショートカットを使わずに自然に宣伝することだ。

もしあなたが人間とGoogleが気に入る方法で上手に書けば、あなたは上位に表示されるだろう。そして、それを改ざんするGoogleアップデートなどない。

アップデート戦争の中でどう耐えている?

あなたのサイトはどうだろう?パンダとペンギンは親切だったか、非情だったか?是非コメント欄で教えてほしい。私たちがチェックできるようにコメント欄内にウェブサイトを含めることを忘れないようにしよう。

画像はアードマン・アニメーションの映画『The Wrong Trousers』より


この記事は、CopyBlogggerに掲載された「Should You Be Worried about Google’s Latest “Penguin” Update?」を翻訳した内容です。

コンテンツマーケティングを真面目に実践していればペンギンアップデートなんて心配することがない、そればかりか他のゴミコンテンツサイトの順位が落ちて順位アップ&アクセスが増える位だ、という意見でした。これはこれで一つの究極の真実なのでしょう。とはいえ、法人サイトや商用サービスサイトで余りコンテンツを頻繁に追加更新していないサイトの場合は、ペンギンアップデートの悪影響を絶対に受けないと自信を持っていえないと思いますし、心配してしまうのは仕方ないですよね。。。

SEOのため「だけ」にコンテンツマーケティングというのも何か違う気がしますし、SEOに加え、ソーシャル、ブランディング諸々多角的にウェブマーケティングに取り組まなければいけない時代なのでしょうか。大変なのはもちろんですが、真面目に取り組んだ者が最後に勝つ時代になったといえるかもしれません。 — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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