リンクにtarget=”_blank”を使用し、そのリンクを新しいウィンドウで表示してサイト上に訪問者をキープしておくようにするサイトはますます多くなっている。
実を言えば、私もこれを使っている。なぜなら、訪問者はそれらのリンクを新しいウィンドウで開くFireFoxブラウザを使用していると想定しているからだ。
しかしこれは本当に賢いやり方なのだろうか?
目次
Target=”_blank” を使っても良い時、使うべき時とは?
リンクをどう開きたいかは訪問者に決めさせるというインターネット倫理の基本原則がある。そのため、(特に)対象読者が技術的に洗練されたユーザー(例えばSEOの読者)であるときは、彼らは新しいウィンドウを好まないことを言っておく。彼らは、好きな時に新しいウィンドウを表示したり、表示しないようにしたりする方法を知っているのだ。
この属性を使用してもいい(使用した方がいい)ケースとは、
- PDFドキュメントにリンクするとき。主な理由は、初めて開く場合にはブラウザがプラグインとPDFを読み込むのに時間がかかることが多いからだ。(つまり、ドキュメントの読み込みの間に、現在のページにある情報をもっと読んでもらうことができる)
訪問者にダウンロードしようとしているファイルのタイプとリンクがどう開くかを教えることも賢明だ。
<a href=”document.pdf” target=”_blank”>Document</a> (PDF 13K, new window)
- 無関係のデータで話の流れを止めるような追加情報やヘルプファイルなどの“補足的な情報”へのリンク
Target=”_blank” に対抗するその他の方法
JavaScript VS “target=”_blank”
- Target=”_blank” は常に新しいウィンドウまたはタブを元のサイズと同じ大きさで開くため、特にユーザーがクリックした後に少し目を離したりすると、非常に分かりにくい場合がある。JavaScriptを使用した方法では、ウィンドウのサイズも指定できるので、親ウィンドウも後ろに見ることができて、新しいウィンドウがとても分かりやすい。
- もちろん、この方法はJavaScriptが無効になっていれば使えない。さらに、検索ロボットにこのページがクロールされなくなる。
Target=”_blank” VS Target=”new”
素晴らしい説明がここに載っている: ターゲット値に_blankを使用すると、毎回新しいページを産み出すことになるが、_newを使用すると1つの新しいウィンドウが産み出され、その後にクリックされたターゲット値が_newのリンクは全て最初に産まれたウィンドウ上に置き換わって表示される。
target=”_blank”を使用した場合 :
Google | Yahoo
target=”_new”を使用した場合 :
Google | Yahoo
もっと知識を深めるために:
- 様々なターゲット属性について説明した素晴らしい参照ソースもチェックして欲しい。
- また、こちらを見るのもお忘れなく – HTMLのターゲット属性の対象。
この記事は、Search Engine Journalに掲載されたAnn Smartyによる「When (Not) To Use Target=”_Blank” Link Attribute」を翻訳した内容です。