150社のスタートアップから学んだ起業に関する5つの教訓

スタートアップはシリコンバレーからだけじゃない!テキサス州オースティンでスタートアップ支援事業「Capital Factory」(20人のメンターによる10週間のスタートアップの教育プログラムに参加できるという日本でも参考になるようなユニークな内容です)を運営し、自らもエッジの効いた優良ソフトウェア会社を経営している筆者が、プログラムに応募してきた150社のスタートアップを通じて考えた起業の教訓を教えてくれました。辛辣かつ鋭い意見が満載で、これから起業する人も既に起業している人にも確実に参考になる充実の内容です。長文につきこの記事を総括記事とし、テーマ毎に5つ個別の記事として紹介していますので、このページを起点としてお楽しみください。 — SEO Japan

ちょうど私はCapital Factoryへの数百にも及ぶスタートアップの売り込みを精査したところだ。大部分が紙面と動画によるものだったが、20社が対面でのプレゼンに招聘された。

その中で表面化した興味深いパターンがある:

  • 全ての人が同じ類の間違いをする。
  • それらの間違いのたった1つを回避した人達が群衆の中でひときわ目立った。
  • エンジェル資金を集める以前に、そもそものビジネスコンセプトや創設者の態度に問題がある。

あなたもこれらの間違いを多くしているかもしれない。

あなたを責めているわけではない!結局のところ、これらは私が何百ものスタートアップを見た後にようやく分かったことなのだ。あなたにはその視点を持つ余裕はない。

そのため、私は今後数週間、これらの過ちについてとそれらをどうすべきかについてのシリーズを書くつもりでいる。

これがその過ちリストだ:

  1. 根拠のない競争上の優位性
    “ユニークな機能”や”優れたSEO”は競争上の優位性ではない。
  2. 不当なまでの優位性の欠如
    あなたには、地球上の誰もがあなたにはかなわないキラー・アドバンテージが1つ必要である。(何故なら、他の全てのことでは負けるかもしれないのだから!)
  3. それを買うとは誰も言っていない
    始める前に統計的に優位な研究は必要ないが、あまりにも多くの創設者たちが、自分達にお金を支払う意思のある人をたった一人さえも見つける前に先へ進むことには驚く。
  4. 競合相手に対する間違ったポジショニング
    ここでは相反する2つの過ちがある:独自性とは競合相手が存在しないことを意味すると考えること、もしくは、自分自身のメッセージを組み立てるのではなく、競合相手によって自分自身を定義すること。
  5. 顧客への重要なルートがない
    もしもあなたのマーケティング戦略がA/Bテストを実施してメール購読者数を増やすことなら、すでにあなたは道に迷っている。

さらに以下のようにリストは続くが、これらに関して1つ1つブログ記事に書くつもりはない:

  1. 60秒で会社の説明をすることができない。
    私達はみんな、エレベーターピッチというものを聞いたことがあるが、それをするように頼むと、成功する人はほとんど誰もいない。あなたが資金調達をしていてもしていなくても、これは重要なことだ。なぜなら、それはあなたが自分の顧客を理解しなぜ彼らがあなたの商品を買うのか知っていることを意味するからだ。
  2. マーケットのためではなく自分のために作っている。
    “自分がかゆい所をかくこと”は、多くの優れたアイディアの始まり方ではあるが、それはビジネス戦略ではない。 あなたは自分の顧客は自分と同じだと仮定することがよくある―同じように問題を見て、あなたと同じ方法でそれを解決しようと思い、そのためにお金を支払う意思があるのだと。しかし、あなたとあなたの顧客は明確に同じではない。1つ挙げれば、あなたには、会社を始めるために自分の仕事を辞める構想と洞察力がある。あなたに特異の先入観が、本来大きなマーケットが受け入れるであろうものをあなたに気付かせないようにするのは簡単なことなのだ。
  3. 自分には欠点が存在しないかのように振る舞う。
    あなたにはありとあらゆる欠陥がある:初めてのスタートアップ、経験不足、“セールス”がどう機能するのかについて無知であること、バグの出るソフトウェアやら何やら。あなたがそれを認識し対処するのであれば、そのどれもが問題ではないが、私や顧客に対してそれについてあくまでごまかし通すなら、それが問題だ。(省略による嘘は2倍嘘をついていることになる。)
  4. 自分が何を知らないのかを知らない。
    私は、あなたのレジメがあなたにスタートアップの準備ができていないことを証明していたとしても全く気にしない。私のレジメだってそうなのだから!しかし、いかなる質問に対するあなたの回答が“どうすれば分かるのですか?私はただやるだけです。”なら、すぐに私はあなたが無知なだけでなくその無知さを認め正す能力もないのだと分かる。あなたのビジネスがお金が尽きるまであてどなく漂い続ける結果を導き出すことを事前に証明されている。

この記事は、a smart bearに掲載された「5 Lessons from 150 startup pitches
」を翻訳した内容です。

詳細は各記事を見ていただくとしても、記事に成らなかった後半5つのリストでさえも、相当に貴重なアドバイス集ですね。どれもよく耳にする話ではありますが、説明部分の文章に非常に納得感があります。特に日本人の場合はどれも結構該当する気がしなくもないです。1のエレベーターピッチが苦手な人は多いでしょうし、テクノロジー視点すぎて2のマーケット視点でサービスを作れていないケースもあるでしょう。3と4も日本人の完璧主義のせいか未成熟な起業文化のせいか失敗が非難される文化のせいかわかりませんが、意外と自覚できていないことですよね。読むだけで納得して終わりでも意味が無いですし、この記事(&リンクされている各記事)を参考にできることを1つずつ正しくいく・継続して続けていくことが大事かなと思います。私自身も含めて。 — SEO Japan
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