2012年、企業をソーシャルビジネス化するための3ルール

さて2012年予測記事もそろそろ遅すぎる時期となってきましたが、最後に幾つか紹介したいと思います。今回は、ソーシャルはソーシャルでも「ソーシャルビジネス」が2012年に流行るはず!と考えている人気ブログFind & Convertの筆者の記事を。視点が違って参考になります。 — SEO Japan

ソーシャルメディアからソーシャルビジネスへの転換

1月は、新しい年を予測するための月である。通常、私は予測が好きではない。多くのマーケッターが5年連続でモバイルの年を予測しているなか、私は、リスクを覚悟の上で、2012年はソーシャルビジネスがメインストリームになるというたった1つのマーケティング予測をするつもりである。

ソーシャルビジネスとは何か?

真のソーシャルビジネスには2つの意味がある。その文化はソーシャルを上から下まで体現する。それは、従業員がソーシャルになることを許すだけでなく、彼らをソーシャルになる気にさせるのだ。なぜなら、それが彼らのビジネスの文化だからだ。ソーシャルビジネスは、二つの次元で考えることができる;対外的には社会的大義に向かって、そして、カスタマーエンゲージメントの観点から。

何がソーシャルビジネスを構成するのか?

ソーシャルビジネスは、顧客やコミュニティの一部とソーシャルにならなければならない、もしくは感情レベルで彼らを刺激する要因でなければならないということを理解している。DellのSocial Innovation Challengeは、それを必要としている人を助けるために世界中のプロジェクトを探している。GEのHealthy Imaginationソーシャル構想は、人々を健康にするプロジェクトに焦点を合わせている。

ソーシャルビジネスのもう1つの側面は、彼らが自分達の市場の中でどのように顧客や見込み客と関与するのかである。典型的なソーシャルビジネスは少なくとも2年間ソーシャルメディアを使用している。大部分のビジネスにとって、ソーシャルメディアに値するコンテンツを生み出したりキュレートする方法を学ぶには2年を要するのだ。忠実な友達やフォロワーの信頼できるコミュニティを築くのには2年かかる。そして、パーソナルブランドが会社ブランドと一致していて互いに体現しているような従業員基盤を発展するのには2年かかる。

ソーシャルビジネスの恩恵は何か?

ソーシャルビジネスは、既存顧客や見込み客と親密な関係を持つ。カスタマーエンゲージメントが毎日24時間可能になった今日のデジタル世界では、ソーシャルビジネスだけが、もし何かがうまくいかなくても大部分のリスクを減らして、大部分の恩恵を得ることができる。ソーシャルビジネスでは、従業員はあらゆる状況においてブランドの代表として話す方法を直感的に知っている。大惨事以外は、ソーシャルビジネスにいる従業員は全ての状況で顧客とのやりとりを扱うことができ、れっきとした人間味をもってそれをすることができるのだ。Dellにはソーシャルメディアでブランドを代弁するために正式に訓練された6,000人の従業員がいる。

Dellは、顧客ライフサイクルの全ステージにわたって彼らのビジネスに対するソーシャルの影響を測定するメトリクスのセットを持っている。Dellの場合、この影響が何億分の利益を示すと測定している。

ソーシャルビジネスはB2CもしくはB2Bにより関連があるのか?

これは意味のない質問だ。全てのビジネスが、他の人に製品またはサービスを販売する。全てのビジネスをP2Pとでも呼ぼう。ソーシャルビジネスはその顧客が人であることを認識している。そして、全ての人がソーシャルである。だからソーシャルビジネスの文化は、従業員が外因との関わりにおいて信頼が置けるようになること、全てのシチュエーションで顧客とのエンゲージメントで信頼が置けるようになることを促すことなのだ。

ソーシャルビジネスの基準は何か?

私の考えでは、ソーシャルビジネスに存在する属性は3つある:

  1. トップダウンのサポートがあるソーシャル文化
  2. 全ての顧客コンタクトにおいて、そして大義に向けて、人間であるための従業員の地位向上
  3. ソーシャルメディアを会社全体で使用した2年の経験

あなたのビジネスは、2012年ソーシャルビジネスになるか?

あなたは、ソーシャルビジネスになるために6000人の訓練された従業員を持つ必要はない。あなたには、ソーシャルビジネスになるという約束とその文化を採用するリーダーシップチームが必要だ。それは、一晩では起きないかもしれないが、本物の文化から始めなければならない。ソーシャルビジネスへの転換が自然なビジネスもあればそうでないビジネスもある。

グローバリゼーションの継続した動きと会社のソーシャル責任は、全ての産業および全ての会社規模にわたるビジネスにとって、ソーシャルビジネスになるためにはますます高まっている認識である。あなたのビジネスがソーシャルビジネスになる方向にシフトしているなら、従業員の雇用と保持もまた検討すべき因子である。それから、もしあなたが自分の従業員を訓練してソーシャルメディアであなたのブランドを代表する権限を与えるなら、あなたは最終的な収益の面でのビジネスの利益を体験することも期待できる。自分の顧客があなたのブランドをあなたの競合相手と同等であると受け止めているなら、それを検討するのだ。他にはどうやってあなたを差別化することができるだろう?

私は、2012年がソーシャルビジネスの年になるということを確信しているわけではない。たぶんそれにはもう数年かかかるかもしれない。Social Business Indexが5つの基準からグローバルブランドを追跡していて、毎月更新されている。あなたは2012年ソーシャルビジネスになるだろうか?


この記事は、Find and Convertに掲載された「Social Business Becomes Mainstream in 2012」を翻訳した内容です。

ソーシャルビジネスなんて、これまた曖昧なバズワードを出してくれたものだなぁ、中身も抽象的なはっきりと意味の分からない内容になっていそうだなぁ、、、と思って読みましたが、流石にFind & Convert、要点を明確に分かりやすく落とし込んでおりで内容もそれなりに納得できるものでした。

ソーシャルビジネスに達する基準として2年間のソーシャルメディア経験と言い切っているのが良いですね。どれだけ知識があっても、有能なスタッフがいてもソーシャルは実際に経験して体感してみないと分からない点も多いですし、ルールの1つに入れてしまう方が良いのかもしれません。また従業員の地位向上こそが彼ら、そして会社そのものをソーシャル化し、価値ある存在として世の中と関与させるという考え方は非常に興味深いものでした。企業が真にソーシャル化するためにも表面的なソーシャルメディアへの取り組みを超えて企業やそこで働く人々自身から変化していく必要がありそうですね。さて日本企業からそんなソーシャルビジネスと化した企業は出てくるのでしょうか。 — SEO Japan

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