SMX West 2011 : サーチマーケティングの現状と未来

今日から2日目です。多少は時差ぼけが直ったので頑張りますか。最初はサーチエンジン&SMXの主催者ダニー・サリバン自らが語るキーノート「サーチマーケティングの現状」。45分間、一人で何を語ってくれるのか。これを聞けばサーチマーケティングの未来が分かる?– SEO Japan

今回のイベントではPPCの話が余りなく、オルガニックの話題が多いが、許してほしい。最近、オルガニック系の話題が多いからね。

少し前までクールと言えばGoogleだったが、今はFacebookとTwitter。

とはいえオールドスクールもクールだ。GoogleやBingもまだまだクール。

Techmeme(IT系のニュースサイト)は、ネット上でバズっている話題をいつも見ることができる。BingがGoogleのデータを検索結果に利用しているというニュースは最近かなり話題になった。

Search is Back!

あのニュースからというわけではないが、最近サーチの話題がかなり増えてきた。テククランチでもサーチの話題がかなり増えている。ディマンドメディアの話題やコンテンツファームの話題。Googleのマット・カッツも呆れている程に。2000年より2011年のGoogleが良いといっている。

そしてファーマーズ・アップデート。ネット中がこの話題で盛り上がっている。

実際の所、サーチの話題は尽きたことはない。

サーチでは予想外の変化が突然起こることがある。

昨年のGoogleプレイスの検索結果への統合。

昨年後半、例えばニューヨークタイムズが取り上げたネガティブな投稿を利用して検索結果を上げていると自ら公表した悪質ECサイトの話。5日後にアルゴリズム更新があり、そのECサイトの順位は落ちた。Googleがレビューを検索結果の参考にするというニュースがネット上に拡がった。

新年早々スクレイパーサイトが検索結果の上位にいることがおかしいという話題があった。23日後、Googleはスクレイパーサイト対策のアルゴリズムを導入した。

さらに3週間後、ファーマー・アップデート(パンダ・アップデート)が導入された。

Googleの仕事は早くて素晴らしい?!

さて、実際の現状のGoogleの仕事はどうなんだろうか。

例えばパワーポイントに関するとあるロングテールの検索結果。1ページ目の10のサイト。1位はeHow。2位は全く関係ない。3位はパワーポイント2003の情報。4位はまぁまぁ。5位はコンテンツファームAnswers.coのサイト。正直、半数以上が役に立たない。その後も関係ない結果ばかり。

ファーマー・アップデートがどこまで効果的なのか良くわからない。この検索結果はスパムコンテンツというわけではない。ただほとんどが役に立たない検索結果。

スパムではないが、満足できない検索結果が多い

もちろんBingやBlekkoも同じような検索結果。Googleだけの問題ではない。

イメージが現実に勝つこともある。12%の検索結果を改善した?実際はどうなんだろう。

Nofollowタグがコメントスパムを絶滅させたとGoogleは言うが、実際はコメントスパムは未だに氾濫している。

次に改善することは何?

例えば最近の有料リンク問題。JCペニーの件。現実的に多くのサイトが有料リンクを買っている。昔からあった話だが、ニューヨークタイムズが取り上げたことでネット上で大きな話題になった。有料リンクが問題視された。

でも有料リンクが絶滅したのか?全ての大手企業が有料リンクを買うことを止めるのだろうか?答えはNOだろう。そもそもJCペニーだって「リンクは買ったのはSEO会社が勝手にやったことだ」と言っている。

リンクに関する問題はNoFolowから有料リンク、スパムリンクまで未だに存在している。

検索エンジンはシグナルを絶望的に探している。

タイトルタグ、文章中のキーワード、リンク、タグ、、、。

サーチ3.0?ローカル、ニュース、ビデオ、ショッピング、、、サーチがバーティカル化することで、余計な情報を省き、適切な検索結果を返す。Googleは既に行っている。

サーチ4.0?ソーシャルとパーソナライゼーション経由の人によるシグナル(Human Signal)を活用する。例えばBingはFacebookを検索結果に統合した。Likeや友達の情報を活用している。

ちなみに別にBingの話をするためにBingからお金をもらっていないよ 笑

GoogleとBingはソーシャルシグナルをどこまで考慮するのか?昨年末に実際に両方の検索エンジンに聞いてみたこともある。両方の検索エンジンが検索結果に考慮すると答えた。その後すぐ、Googleは検索結果にソーシャルを統合した。Bingも統合した。

ソーシャルサーチの課題を知ってる?

ソーシャルの情報はリアルタイムで変わり続ける。

“Anyone Know”サーチ(**を知っている?)をGoogleよりTwitterで行う人が増えている現実。

実験的にAnyone Know SEOというTwitterでの発言に別アカウントでサーチエンジンランドを紹介してみた。相手のことを知っているわけではなかったが、実際に多くの人に感謝された。質問している人も必ずしも友達にフォロワーや友達に質問しているわけではない。これは全く既存のサーチと同じ行動だ。

ソーシャルプラットフォーム上でサーチが行われるようになっている。

検索革命の話。

検索エンジンが登場する。家族、友達や専門家に質問していた。答えを得るまでに時間はかかった。

検索エンジンが登場。瞬時に、信頼できる、人に知られることなく、質問に対する回答を得られるようになった。全ての情報が正しいわけではない。特に主観的な質問の場合(例えばどちらの携帯電話を買うべきか、など)。

そしてソーシャルネットワークの登場。
ソーシャルネットワークは我々をデジタル化し、検索可能にした。

検索エンジンはどうデジタル化された我々を取り込むのか?

パーソナライゼーションの話。2つの重要な時期がある。

2009年12月。金曜日の午後だった。Googleがパーソナライズド検索を利用者がログインしている・していないに関わらず本格導入した。

2011年2月。Bingも同じく全ての検索結果にパーソナライズド検索を導入した。

ネット上の検索はほぼパーソナライズ化されたことになる。

「通常の検索結果」(Normal Results)は存在しない。

再び… SEO is Dead!

そんなことはないけど。

幾つかのコアな検索結果は常に同じ。
バーティカル検索。
ソーシャルはパーソナルであり、普遍的でもある。

SEO is Alive! … 多くの人はSEOが嫌いなままだけど

実際のところ、SEOの手法にはひどいものが多い。僕のブログには未だに大量のコメントスパムが投稿されている。とりあえず「良い記事だったね!」と褒めてくれて自分のサイトへのリンクが張ってあるものから、ひたすら大量のリンクを張っているコメントまで。

同時に、以前こういう話もした。

SEOが死ぬことはない。

SEOが大嫌いな人は多いだろう。だがそれはSEOの本質を理解していないからだ。

あなたが何かを誤解し嫌いなままでいる限り、それの未来についてあなたは決して理解することはできない。

SEOは検索エンジンを騙したり、スパムリンクを張ったりウェブデザインを崩壊させることではない。

話は変わるが、IBMのWATSONが人間とクイズを争って勝った話を知っている?Googleも同様の存在だ。

皆さんは、未だ進化し続ける検索革命の真っただ中にいる。

それを誇りに思おう。

サーチマーケティングは進化し続ける。


話の内容をひたすらメモっただけので読みずらければスミマセン。様々な話題を取り込み、あっという間の45分でした。

ソーシャルプラットフォームが検索エンジン化しているという話は、Google vs Facebookの主権争いも含めて、ホントに今後の展開が気になりますね。「ソーシャルはソーシャル、ウェブ検索がなくなるわけない」と思いこんでる人に聞かせたい話でもあります。

ソーシャルネットワークが人々をデジタル化し、検索エンジンはデジタル化された人々をどう検索していこうとしているのか?という下りは「なるほど、そういうことか」と最近のソーシャルとウェブ検索の融合の流れがストンと腑に落ちた気がします。

そして最後、業界を盛り上げていこうという気持ちが感じられる終わり方で良かったですね! — SEO Japan

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