シェアエブル・コンテンツがSEOの新しい王者の理由

最終更新日:2024/02/17

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日本のSEOもようやく?コンテンツマーケティングが話題になったきた2012年、その中でも今回はコンテンツはコンテンツでも、共有されるコンテンツが重要というお話を実例を元に紹介します。「質の高いコンテンツ」ってなんだろうなぁ、、とお悩みのあなたは是非。 — SEO Japan

検索マーケティングとソーシャルマーケティングは融合する

あなたは、Facebookは検索エンジンのようになろうとし、Googleはよりソーシャルになろうとしていることに気付いていただろうか?

私は、長い間検索エンジン戦争を近くで見守ってきた。かつて、検索戦争はGoogleとMSNとYahoo!から成っていた。そんな時代はとっくに終わった。今は、GoogleとFacebookとMicrosoft/Bingの争いなのだ。

Facebookが2010年4月にOpen Graphをローンチした時、それが、彼らにとってもあなたにとっても私(マーケッター)にとっても流れを変えるものとなった。Facebook Open Graphがあれば、もはやFacebookをFacebookの中だけで使用することに制限されないのだ。それには、Like(いいね!)ボタン、Facebook Connect、Facebook共有、Facebookコメント、送信ボタンが含まれている。基本的にウェブサイトやブログに来るどんな訪問者もその共有に影響を与えることができる。つまり、それらのOpen Graph機能を介してあなたのコンテンツに手が届くということだ。

しかし、それで終わりではない。Googleは昨年、Google +1ボタンをローンチした。Twitterは長年、自分のコンテンツを誰もがツイートできるようにAPIを提供してきた。もっと最近では、Twitterは、訪問者があなたのページ上から離れずにTwitterであなたをフォローできるようにするためのフォローボタンを追加した。

最近私は、自分のパーソナルブランディングブログでLinkedInプロフィールを最大限に生かすことについて書いた。この記事はかなりの量のシェアを獲得した。その数字がどう振り分けられているか見てみよう。

明らかに一番共有数が多かったのは記事ページに掲載してある共有サービスのボタン(Share This)からだった。私のShare Thisアカウントにアクセスすると、このブログ記事がどのように共有されたかをさらに究明して、ソーシャル共有とオーディエンスのグループに価値のある洞察を獲得するための分析が可能になる。もう1つの注目すべきボタンは、LinkedIn上のコンテンツ共有数だ。

あなたは、どのようにしてLinkedInがコンテンツで人気を高めてきたかに気が付いていただろうか?この記事のLinkedin共有の量を見てみよう。もしあなたがビジネスの内容のウェブサイトやブログを持っているなら、同じような結果を経験しているかもしれない。これを心に留めておこう。

検索戦争に話を戻すと…2011年の前半期は、Facebookが広告インプレッション数でナンバー1のサイトだった。そして、その後にYahoo!、Microsoft、AOL、Googleが続いた。人々は、Googleではないウェブ上で検索をしてコンテンツを見つけているのだから、ここでの広告費は膨大だ!Like(いいね!)やその他のシェアの手段を介して共有されたコンテンツの影響は、この検索エンジン戦争に関わる者にとってかなり大きな意味を持つ。

マーケッターはシェアエブル(共有可能な)コンテンツを作る必要がある

これらの見解がマーケッターにとって意味することは、共有可能な関連性のあるコンテンツを継続的に作る必要性である。この考え方は、かつては“リンクベイトコンテンツ”として知られていた。そして、リンクは今も重要だが、コンテンツ共有は新しい検索マーケティングの通貨なのだ。最終的には、最も共有されたコンテンツが検索のインデックスとオンラインで発見されることに勝利を収めるのだ。

あなたはシェアエブル・コンテンツ、共有可能なコンテンツを作っているだろうか?もし作っているなら、あなたはオンラインで発見されることに成功している。もし作っていないなら、あなたは新しいSEOパラダイムの中で脆弱である。


この記事は、Find and Convertに掲載された「Sharable Content is the New SEO King」を翻訳した内容です。

事例の数値がどこまで参考になるかはともかく、共有されるコンテンツを作ることも、コンテンツを共有されやすい状態にすることも共に重要な要素なのは間違いないですよね。さらにいえば、そのコンテンツをどうプロモーション、マーケティングして共有させるか、ということも記事の配信時間からタイトルの命名方法まで含めて今後はますます大事になってきそうです。ところでこのシェアエブル・コンテンツという言葉、英語だと「Shareable Content」なんですが、このShareableがどうにも上手く訳せなかったので(共有可能な、だとそのままですし。。)あえてシェアエブルとしてみました。決してバズワード狙ってるわけではありませんのご了承ください。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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