経営者が犯しがちな5つのSEOの致命的な過ち

公開日:2014/04/06

最終更新日:2014/04/06

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月曜朝一の記事は、SEOを会社が効率的に運用するためのアドバイスを経営者目線で語ったサーチエンジンランドの記事を。会社経営者はもちろん、SEO担当者の方にも役立つ&思わず共感してしまう悩みが満載? — SEO Japan

現在のデジタルエコノミーにおいて、リーダーの地位を確立するのは、容易ではない。テクノロジー、そして、消費者がそのテクノロジーに適応する仕組みの変化によって、ビジネスは大きく変貌を遂げている。そして、オンラインビジネスとオフラインビジネスの境界線は曖昧になり、資本金を多く持っているだけでは、成功を導くことは出来なくなった。

Seth Godin Quote

グーグルが提供する様々な製品は、B2Bの会社、そして、B2Cの会社に大きな成長の機会をもたらしている。オフライン、そして、地域に特化した会社でさえも、グーグルに依存している。なぜなら、消費者がグーグルに集まっているからだ。SEOは選択肢の一つではなく、必須の取り組みになっている。以上のことを考慮すると、経験豊かなSEOのエキスパートを雇用することが、最も有益な投資になり得るのではないだろうか。

会社を経営しているなら、私が以前のコラムで提供した「ネット通販歴10年の経験で学んだECサイトSEOの8つの教訓」(日本語)と「SEOでEコマースの収益を2倍に増やした具体例」(日本語)をもう一度おさらいしてもらいたい。

今回の投稿では、グローバルな企業、零細企業、そして、スタートアップに至るまで、様々な企業に対して、長年に渡ってコンサルティングを実施した経験から、何度も繰り返されている、SEOの一般的な過ちをリストアップしてみた。その中には、経営者が直面する難問、そして、ビジネスの成長を妨げる、経営者が実施する行動も含まれている。

このレポートでは、詳細を取り上げるのではなく、CEO、CFO、あるいは、事業のリーダーとして、SEOに関して、絶対に知っておく必要がある知識に焦点を絞っている。この提案を実行に移すと、より多くのトラフィック、リード、そして、セールスがもたらされるだけでなく、会社全体を強化し、- コストを抑えつつ、収益および戦略の目標を早く達成することが出来るようになるだろう。

SEOの過ち #1: 過去にこだわる

デジタルのエコシステムは、急速に進化している。しかし、多く企業の経営者は、このペースから遅れを取っているのが現状だ。過去にしがみつき、かつて有効であった取り組みに固執しているのだ。

バックミラーを見ていては、前に進むことなど出来るわけがない。昨年と同じことに資金を投じているなら(しかも、投資する金額がほとんど同じなら)、効果的なSEOを通して得られる利点をみすみす見逃していることになる。

教訓:

  1. 分析に投資する。現状をしっかりと把握してから、今後の計画に取り掛かる。
  2. 行動を起こすためのデータを表示するセクションを分析ツールに作る。行動に移すことが可能な、事業に重要な情報のみを記録しよう。パフォーマンスの調子はどうか?収益および戦略の目的をどの程度達成しているのか?トラフィックを得るだけでなく、実際にセールスを増やし、会社を成長させ、そして、費用効率を高める – 効果を上げるアイテムに焦点を絞るべきである。
  3. 外部のコンサルタントを雇い、自分は重要な仕事に専念する。ウェブサイトに100名がアクセスし、そのうちの2名が製品を購入しているなら、残りのビジター(最初は興味を持っていた人達)は、なぜ買わなかったのか考えてもらいたい。過去を振り返り、分析すると、成功へのルートが見えてくるかもしれない。
  4. 計測することが出来ない取り組みには、資金を投じるべきではない。すべて計測するべきである。結果を記録し、時間と資金を投じるあらゆるアイテムの価値を分析しよう。

SEOの過ち #2: 指揮することなく、管理する

ビジネスの管理に関して、適度なのか、あるいは、過剰なのかの判断は、経営者が抱えている難題だと言えるだろう。

リーダーは、会社全体を万遍なく見渡すことが出来る。リーダーは、様々部門が合わさり、連動する仕組みを心得ている。そのため、調和して機能するように指揮する取り組みを最優先するべきである。スタッフの行動を細かく管理し、些細で、詳細にまで首を突っ込むと、マイナスに働くだけである。

教訓:

  1. SEOコンサルタントの取り組みを細かく管理するべきではない。ある程度自由を与えてあげよう。SEOは、複雑であり、変化が多く、詳細なデータと知識を複数のルールに当てはめることが要求される取り組みである。SEOのエキスパートにしか分からないこともあるのだ。
  2. SEOコンサルタントに十分な権限を与える。突拍子もないSEOの戦略を要求する(今週中に100本リンクを手に入れたい)のは、適切なアプローチではない。関与する必要がある際は、SEOコンサルタント側から要請を受けるだろう。

SEOの過ち #3: 相乗効果に欠ける低レベルな組織の構造

ビジネスモデル、あるいは、組織の構造自体が、会社の成長に歯止めをかけている状況に遭遇したことがある。とりわけ、規模が大きく、歴史のある、従来型の企業では、この問題が、収益の足を引っ張ていることをリーダーに認めてもらうのは、非常に難しい。

現在の経済では、拡大縮小可能であり、進化し、必要に応じて、変化に対応することが出来るビジネスモデルを作る方針が、必要とされている。このような状況下では、規模が小さい方が、有利な場合もある。

教訓:

  1. 内部の組織構造を見直す。部門(営業、マーケティング、PR)、そして、スタッフは、コミュニケーション & コラボレーションにおいて、効果的に組織化されているだろうか?
  2. 適切な部門とスタッフに仕事を委託するべきである。各部門のマーケティングのアクティビティに相乗効果が出るように、タスクを割り当てよう。各部門で、全てのイニシアチブを管理し、承認させてから、次の段階に進む構造が必要である。
  3. ビジネスとマーケティングにおいて、消費者を意識する。会社のニーズではなく、顧客のニーズを満たすことに力を入れるべきである。自分のビジネスについて、永遠と説明するのではなく、製品とサービスを通じて、消費者の問題を解決し、生活を改善する方法を伝えるのだ。

SEOの過ち #4: 統合の欠如

相乗効果を起こし、各要素を強化する統合的な戦略によって導かれる、複数のチャンネルのセールスとマーケティングの取り組みを統合する方針を策定することに、多くの会社の経営者が失敗している。

検索エンジン、ソーシャルメディア、PR、そして、モバイルのユニット、さらには、地域のビジネスに地域の顧客とセールスを呼び込む手腕の間には、相互依存の関係がある。適切な戦略を策定しているなら – 容易に得られるメリットはたくさんあるはずだ。

教訓:

  1. 本物のSEOのエキスパートは、分析、事業開発、そして、マーケティングのスキルを持ち合わせている。経験豊かなSEOコンサルタントは、理想的な顧客を集め、ビジネスの機会を見出し、ビジネスのその他のパーツを最適化する際に大いに貢献する。
  2. マーケティングミックス内の相互依存および相乗効果を軽視するべきではない。SEOは複雑且つ困難な仕事だが、想像以上に多くの面で、価値を加える。

SEOの過ち #5: 短期的な考え & 予算配分

マーケティングサービス、または、SEOサービスを、直観、そして、欠陥だらけの認識をもとに採用する判断を下す会社を私は何度も目の当たりにしてきた。 リーダー達は、SEOはグーグル等の検索エンジンの結果ページのランキングを改善するだけだと考え、SEOの重要性を軽視することが多い。しかし、SEOには、ランキングの改善以外にも遥かに多くのメリットがある。

SEOを、決して「コスト」として考えるべきではない。あくまでも「投資」である。通常、大きな利益が生まれ、長年に渡って、見返りがもたらされることになる。

教訓:

  1. SEOサービスの計画および購入を見直す。多くの企業にとって、SEOこそが最も収益に貢献する取り組みである。それにも関わらず、予算のほんの一部しか割り当ててもらえないのが現状である。SEOの予算を増やすと、収益および戦略の目標をより早く実現することが可能になる。
  2. SEOサービスを購入する際は、価格ばかりに注目するべきではない。優れたSEOは、型にはまった取り組みではない。低価格のSEOプロバイダーでも、ルートを提示してくれるかもしれないが、ベストプラクティスに根差したより高額の提案と比べ、結局、より多くのコストがかかり、より複雑になり、そして、よりリスクが高まる可能性がある。
  3. パフォーマンスベースで報酬を決める努力をする。 SEOコンサルタントが、理想的なリードとセールスを数多くもたらしているものの、リソースが不十分なら、自由を与え、「無制限」の予算を提供しよう(投資に対して、十分な利益を上げていることが条件)。多くの収益を得られる可能性がある。
  4. 知識の譲渡とSEOのトレーニングに力を入れる。時間と資金をこの2つの取り組みに投じるクライアントは、直接的なメリット、そして、持続的なメリットを多く獲得する。だからこそ、私は全てのクライアントに基礎的なSEOのトレーニングの実施を薦めているのだ – 私の収入が増えるからではなく、トレー二ングから大きな利点を得られるからだ。
  5. 応急措置の効果は長続きしない。一部の会社は、知識の譲渡を行う価値を理解していない。「問題を直してもらえれば」それで良しと考えているのだ。このタイプの会社は、間違いなく停滞、もしくは、失敗する。「修正」のコストは後に高くつく。

冒頭でも申し上げた通り、現在のデジタル経済において、会社を引っ張るのは容易ではない。しかし、今回紹介した提案を実行に移すると、トラフィック、リード、そして、セールスを増やすだけでなく、コストを抑えつつ、収益および戦略の目標を達成することが出来るようになるだろう。

この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「5 Critical SEO Mistakes Leaders Must Avoid」を翻訳した内容です。

どれもまさにその通り!なことばかりですが、記事通りに効果的なSEOを運用するのは、中々の至難の業なのも事実。とはいえ、SEOがもたらすトラフィックやコンバージョンの影響力は意図的なSEOの難易度が増したとはいえ、まだまだ圧倒的なものがありますし、本気でSEOを導入している企業にはその効果を満喫しているところも多数あります。さてあなたの会社はどうしますか? — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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