米国500人のネットマーケッターの答え「リード獲得にはSEOが最強」

公開日:2011/11/07

最終更新日:2024/02/17

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米国のオンラインマーケティング会社WebMarketing123が最近発表した「2011年デジタルマーケティングの最前線レポート」という米国のオンラインマーケッター500人以上へのアンケートをまとめた報告書があるのですが、なんと検索広告(PPC)や話題のソーシャルメディアマーケティング以上にSEOが一番リード獲得に効果がある!という時代錯誤な?結果が出ていたので紹介します。 — SEO Japan

wm123-report最近オンラインマーケッターを対象に行われた調査によるとB2C、B2B関わらずPPCやソーシャルメディアマーケティングよりSEOが最もリード獲得に効果があるマーケティング手法と考えられていることが分かった。同時に多くのマーケッターが2012年にはSEOやPPC以上にソーシャルメディアマーケティングへの投資を増やそうとしていることも明らかになった。

この調査報告「2011 State of Digital Marketing Report」はロサンゼルスのオンラインマーケティングエージェンシーであるWebmarketing123によって行われた。米国のオンラインマーケッター500人以上に、今年8月~9月に渡って調査を行った結果だという。調査に参加した2/3がB2Bのマーケッターということだ。

B2B、B2C共にSEOがリード獲得に最も効果がある手法と答えており、B2Bの場合は57%、B2Cは41%という数字だ。

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共にウェブサイトへのトラフィックをオンラインマーケティングで主要なベンチマークと見なしていることも分かった。B2B、B2C共にブランド認知に関してはベンチマークの指標としては余り重要視していないことも明らかになった。

アンケートでは予算に関する様々な質問もされている。B2Bでは1/3がSEOに大半の予算を投下していると答えている。B2Cでは42%がPPCに主要な予算を割いていると答えており、B2CでSEOに主要な予算を割いている割合はその半分だった。

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全体では、2012年にソーシャルメディアマーケティングの予算を増やすと答えたマーケッターが60%だった。53%がSEOの予算を増やすと答え、40%がPPCの予算を増やすと答えた。

ソーシャルメディアマーケティングへの予算増は他の質問への回答からも感じることができる。ソーシャルメディアという大枠では55%だったが、68%がFacebookやTwitter、LinkedInからリードを得たことがあると答えている。

「The 2011 State of Digital Marketing Report」はここからダウンロードできる。またこのレポートのインフォグラフィックも公開されている。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「SEO Beats PPC & Social Media For Generating Leads, New Industry Report Says」を翻訳した内容です。

企業・サイト規模や元々の予算によってかなり答えが変わってくると思われる調査内容ではありますし、ブランド認知に対する評価軸が低い所も多いようですし、規模が小さくそもそも広告予算が少なそうな会社のマーケッターの比率が回答者に多い気もしますが、SEOがリード獲得に最も効果的という答えが未だに出ていることにはSEO会社としては嬉しい答えでしょうか 笑 ソーシャルメディアの予算も当然今後伸びていくのでしょうが、興味が高いユーザーが情報・答えを探しているその瞬間に検索結果のプレミアポジションでリーチできるSEOは上手く使いこなせばやっぱり最強のリード獲得ツールに成りえますよね。そんなわけで、ソーシャルも大事ですが昔ながらのSEOも今後も大事と改めて思った記事でございました。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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