私たちはみんな、ブログのテンプレートがSEOで抱えている問題は何かを知っている。最も広くはびこっている問題の1つは、ホームページ、カテゴリ、タグ、アーカイブが基本的に同じコンテンツを持っているという、コンテンツの複製の問題だ。
この記事では、ブログのカテゴリページでこの問題をなくし、SEOに親和性の高いページにする簡単な方法を紹介する。
目次
カテゴリのインデックスを無効にする
(注:このステップを使用するのなら、残りの記事で書いてあることは必要ない。)
カテゴリページが検索トラフィックに貢献しないことが確実に分かっている場合は、Googleのインデックスから除外してもいいかもしれない。そのための1つの選択肢として、All-in-One SEO Packというものがある。
Meta Robots WP pluginというさらに賢いプラグインでは、個々の投稿記事へのリンクはフォローしつつ、カテゴリページのインデックシングを禁止する“robots”のメタタグ“noindex,follow”を使用することが可能だ。
もし、カテゴリページも検索エンジンの結果ページに表示させたいのであれば、このステップは飛ばし、以下のステップに従えばいい:
1. 複製コンテンツを除外する
カテゴリページの一番の問題点は、ユニークコンテンツがないことだ。ということで、それを変えよう:
1.カテゴリのデスクリプションを表示する:
大部分の人が、カテゴリのエディタページに“デスクリプション”と呼ばれる便利な機能があるということに気が付いている。しかしながら、最大限の可能性までそれを利用しているのはたった一部分の人だけにすぎないのだ。
初期設定では、カテゴリのデスクリプションはサイドバーウィジェット内のカテゴリリンクにマウスオーバーした時のみ表示される。それを個々のカテゴリページで表示させるには、以下のコードを使用する必要がある:
<div><?php echo category_description(3); ?></div>
もし、その中にHTMLを入れる必要があるのなら、このプラグインを利用するといい。ビジュアルエディタはないが、カテゴリデスクリプション内にHTMLを挿入することが可能だ。
2. 記事リストに手を加える
カテゴリページは軽く、かつできるだけユニークにしたいものだ。そのためには、以下のうちどちらかをする必要がある。
- 記事の引用を取り去り、記事の見出しリストだけを表示する;
または、 - ページの抜粋を表示する(画像、書式設定、リンクなどを取り去るため)
最初の選択肢の場合は、テーマエディタに行き、各ページタイトルの後にある
<?php the_content(‘Read more…’); ?>
を削除する。
2つ目の選択肢の場合は、それを
<?php the_excerpt(); ?>
に変える。
さらに、抜粋の中で省きたい種類のHTMLタグを変更する必要がある場合は、このプラグインを使用すればいい:
- HTMLマークアップを抜粋内で保持する(どのタグが含まれるのか選ぶことになる)
- 文字数カウントまたは単語数カウントのどちらかを使って、抜粋を決められた長さにカットする
3. ページング構成の最適化
WordPress SEO Pagerプラグインは、通常のつまらないWordPressの“前の記事”や“新しい記事”といったリンクを取り替えるために、複数ページのカスタマイズが可能なページャを備えている。これはユーザビリティと同様にSEOの改善にもなる。
- カテゴリにページ番号を追加し、リストされたページのタイトルをアーカイブに入れる。
- 任意で1よりも上のページ番号に抜粋を載せる。
- 検索ボットが階層の深いページに簡単にアクセスできるようにする。
4. カテゴリ同士を内部リンクさせる
もちろん、あなたのカテゴリはすでにブログのサイドバーからサイト中にリンクしている。しかしながら、内部のアンカーテキストを多様にするのと同時に、記事コンテンツからそれらのカテゴリに組織的にリンクさせることもするべきだ。
- 自動的にブログページを内部リンクするために、先に説明したこの方法を使う。
- ブログコンテンツを内部リンクするためにさらに高度なツールも可能にしたこれらのプラグインの中の1つを使用してアンカーテキストを多様にする。
ブログカテゴリを最適化するために他にも良い方法はあるだろうか?コメント欄で教えて欲しい!
この記事は、Search Engine Journalに掲載されたAnn Smartyによる「4 Easy Steps to SEO-Friendlier Blog Categories (WordPress)」を翻訳した内容です。
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