When your ups lift you down
your placebo is too weak
you’re in the syndrome
—Parliament, Placebo Syndrome
大成功を収めた起業家が自分の2つ目の会社に資金投入する時、危険な状態に陥ることがよくある。実際、最初のスタートアップの成功が大きれば大きいほど、その起業家が急性のセカンド・スタートアップ・シンドロームを患う可能性は高くなる。
セカンド・スタートアップ・シンドロームは、起業家が2つ目のスタートアップで1つ目のスタートアップが止めた所から始めたいと思う時に発症する。最初、スタートアップの焦点は、優れた製品を築くことと製品が合致する市場を見つけることでなければならない。セカンド・スタートアップ・シンドロームを患ったシリアル(連続)起業家は、限られた早期ステップにザッと目を通して、長期的戦略やセールス&マーケティングや会社のポジショニング、あるべき社風などのより面白いトピックに早く移りたがる。残念ながら、家を建てる時に屋根から始めるのは、通常とても悪い考え方だ。
セカンド・スタートアップ・シンドロームのはっきりとした症状:
- 会社は、最初の製品が成功すると仮定し、中核となる製品のアイディアを練るよりもビジネスモデルと収益化の戦略を考え出すことに多くの時間を費やす。
- 会社は、前の会社でうまくいかなかったことが気になって仕方がなく、どうやって新しい会社からこれらの間違いをなくすかに全焦点を合わせる。以前の会社が成功していた場合、起業家はしばしばうまくいったことは無視し、うまくいかなかったことに焦点を合わせる。
- 会社は、最初にうまくいったことは次も魔法のごとく自動的にうまくいくと仮定して、重要な細かいことをごまかす。
恐らく、セカンド・スタートアップ・シンドロームの最大の兆候は、不安の欠如だ。新しいテクノロジー企業を築くことは、本当に、本当に大変なことだ。それを成功させるためには、細かいことを気にし、うまくいかないかもしれない全てのことを心配し、(一晩中働いているか、一晩中心配しているかのどちらかで)何日も眠れない夜を経験しなければならない。そしていつか、あなたが経験する全てのこと―もやもや感、睡眠不足、疑心暗鬼の波、自分が崩壊する明確なビジョン―が、結局は良いことであることが分かる日が来るかもしれない。
この記事は、ben’s blogに掲載された「Second Startup Syndrome」を翻訳した内容です。
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