パーソナルブランドを作る4ステップ

ノマドワーカーの出現と共に?日本でも話題になることが多いパーソナルブランドですが、今回はパーソナルブランディングに成功している個人が多い米国よりパーソナルブランドを築く方法を簡潔に解説した記事を。 — SEO Japan

パーソナルブランディング周りの議論は、よくあるもののようだ。

かつて私たちは、仕事を得て、キャリアを積み、もしかすると2つか3つの企業に勤め、その後リタイアしていた。

今、私たちは、新しい仕事を手にする、もしくはビジネスを始める、またはキャリア変更することを決断する場合に備えて、自分のパーソナルブランドについて心配しなければならない。

しかし、なぜなぜパーソナルブランドを持つ必要があるのか?

それはビジネスを発展させるため?出版契約を得るため?自分が求めるあの大きな仕事ために注目されるため?学校を出て初めての仕事を手にするため?

それが何であるにせよ(そして、それはこれら全てのことに効果がある)、始める前に自分が目指すものを知ることだ。

ちょっとした話

私は自分のビジネス(シカゴを拠点とする統合マーケティング・コミュニケーション企業、Arment Dietrich)を始めてから2,3年後に、初めて右腕になる存在を雇った。

彼女は企業側からやって来て、私よりも数年長い経験があり、人を管理する方法を知っていた(私は優れたリーダーだが、ひどいマネージャーなのだ)。そして、非常に知的でもある。

私は、彼女が入って数か月後に言ったことを決して忘れないだろう。

“なぜ私たちはこの会社をブランディングしないのでしょうか?”

その当時の私の回答は、

“クライアントは、私たちが彼らにとって良い仕事をすることを求めている。私は、彼らのためでなく自分達のために大きなイメージを作ることに対する取り組みに彼らが感謝するとは思えない”

というものだった。

彼女はただ首を振ってこう言った。

“クライアントはそういったことに注意を払うものです。彼らは、大きな注目を集める会社と仕事をしたいのです。”

私が彼女の言っていることを理解し、彼女の助言を心から受けるには長い時間がかかった(実際、2年かかった)。さらに、ひどい景気で、彼女のアドバイスを導入するにはいくらかの時間を要した。

ここに至るまでに私が発見したことは、彼女が正しかったということだ。人々は、成功していると受け取られているそのキャリアのトップにいる人々と仕事がしたいのだ。

あなたのパーソナルブランド

会社や製品やサービスをリサーチする時にするのと同じように、人々はあなたと直接会う前にあなたについてググる。実際に、彼らは、あなたが仕事の面接や新しいビジネスピッチのために招かれる前に、あなたがオンラインとオフラインでどのように交流しているかを調べるだろう。

なぜその評判を運に任せるというのか?

あなたが最初にしたいことは、自分のパーソナルマントラを作ることだ。これは、Twitterプロフィールやブログの略歴、Pinterestの概要、LinkedInの略歴、Google+の概要などに使われることになる…それは、2,3行の略歴が必要なところ全てに使われるのだ。

自分のパーソナルマントラを考え出すためには、以下のことをしたい:

  1. 自分の感情的魅力を決める。 あなたは、Erika Napoletanoのように面白くて奇抜であるという評判を築きたいのか?Jay Baerのように確固なメトリクス手動型の見解で知られたいのか?それとも、Mitch Joelのように、リアルタイムの技術の変化、ビッグデータ、広告とマーケティングの進歩に関する見解を提供したいのか?何であるにせよ、自分の感情的魅力を決めるためには人々がなぜあなたを好むのかを知ることだ。
  2. 自分の説明文を作る。 自分が属する業界についてや、自分が持っている具体的なスキルが何であるかを考えて、自らの説明文(ディスクリプション)を作る。自問自答するのだ:自分はどの分野にいるのか(もしくは、いたいのか)?自分の仕事について話すときに自分が使う言葉は何か(説明的な形容詞)?ターゲットオーディエンスは誰なのか?これらに対する回答が、自分の説明文を作るのに役立つだろう。
  3. 自分の役割について考える。 あなたがすること(もしくは、したいこと)を正確に書き出す。それは、今の自分のキャリアに直接関係があることかもしれないし(グラフィック、ライター、セールス、ファイナンシャルプランニング、料理)、もっと大まかなことであるかもしれない(クリエーター、オーガナイザー、コネクター)。それが何であるにせよ、次のような質問が自分の役割を決めるのに役立つ:私が人々に提供すべきサービスは何か?私がその他大勢から目立つためにすべきことは何か?
  4. 全てをまとめる。 ここが一番難しいところだ。自分が書いてきたことをどうやって2,3行にまとめるのか?それができたなら、あなたは自分のパーソナルマントラを手にする。

場合によっては、複数のフレーズであったり(例として、Geoff LivingstonのTwitterの略歴を参照)、3つの完全な文章であったりする(例として、Danny Brownの略歴を参照)。

あなたがそれをどう書こうとも、自分のパーソナルマントラは、あなたが自分のブランドを築き始める時にウェブ中で一貫して使われることになる。こうやって人々はあなたを理解し始め、あなたは支配権を手にしてそれを実現させるのだ。


この記事は、SPINSUCKSに掲載された「Four Steps to Create Your Personal Brand」を翻訳した内容です。

方法自体は素直に納得できるものでしたが、それより前半のパーソナルブランドの重要性に言及したエピソードが印象的でした。「何故ブランドが必要なのか?」「顧客はブランドがある人・企業と仕事をしたがるから」。単純かつ真実を突いてるなぁ、とブランドに関する議論になると難解なブランディングやコミュニケーション論に陥りがちなだけに、妙に感心してしまいました。

個人しかり中小企業しかり、不況の世の中、競合他社の戦いで差別化していく、特に値下げ競争に飲み込まれることなく健全経営を行う要素は技術力なりサービス力と思っていますが、ブランド力も仕事相手として選ばれる上で、適正価格で取引していただく上で大きな要因になることを実感することも多いです。

先日フリーランスのNo.1仕事マーケットプレースeLanceの平均時給を見る機会があったのですが、米国$20 中国$18 イギリス$18 インド$16 パキスタン$14 フィリピン$14、と数字の格差の少なさに衝撃を受けましたし、ブランド無くしては単価も下がる一方だと再実感しました。ノマド論争していられる日本はある意味平和とは思いますが、その過程で自分のブランドを築き上げていくことは今後の世の中生き残っていく上でもやっぱり大事だな、と深く感じる今日この頃です。 — SEO Japan [G+]

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