2013年、有料リンクが息を吹き返す?

2012年、GoogleのSEO大摘発キャンペーンで完全に死んだと思われている有料リンクですが、中にはこんな意見もあるということで、さて皆さんはどう思いますか? — SEO Japan

ここ数年、グーグルは頻繁に変更を加え、リンク構築を担当する人達、または、リンク構築をアウトソースする人達にとっては、楽しさと怖さが交互にやって来る状況が続いている。

買ったものであれ、無料で手に入れたものであれ、あるいは、意図的に得たわけではないのであれ、質の低いリンクがサイトに打撃を与えることは明らかである。私は以前ネガティブSEOは現実と言うよりも脅しの戦略だと(複数の場所で)主張していたが、何度か直に遭遇したこともあり、この考えを変えざるを得なくなった。

一部の人達は、リンクはリンク構築業者が力説するほど重要ではないと考えたいようだが、確かに上位にランクインする手っ取り早い手段ではなくなったものの、サイトに容易にダメージを与える力は消えていない。

Puppet Penguin

グーグルがウェブマスターガイドラインを調整: パニックが発生

リンクスキームに関する項目に対して、グーグルがウェブマスターガイドラインをアップデートしたことで、私は一部の人達の指摘とは反対に、有料リンクは、しばらくはなくならないと考えるようになった。

そもそも、あらゆる最適化の試みが、グーグルの検索結果を操作するための取り組みに該当するのではないだろうか?いったいどこに問題があるのだろうか?誰もがサイトのビジビリティを高めたいはずであり、それを全てグーグルに任せたいだろうか?現在、注目を集めているのは単なる有料リンクではなく、操作したリンク、質の低いリンク、劣悪なディレクトリのリンク等も含まれるため、私はこの「リンクスキーム」について懸念を持っている。要するに、あらゆるリンクが対象になっているのだ。

これが真実なら、リンクを買う行為は増加するだろうか?その可能性はあると私は思う。これはざっくばらんな私なりの「2013年の予想」である。先程も申し上げた通り、私個人は有料リンクを問題視していないが、誰もがこのルートを辿るべきだと勧めているわけではない。有料リンクに群がる人達が増える理由を説明しているだけである。

無料リンクの問題点

かつて、無料のリンクと言うだけで、良いリンクだと考える人達が大勢いた。しかし、この考えはもはや通じなくなった。 私は警告を受け、ペナルティを課されたサイトを幾つか確認したことがあるが、有料リンクを一掃し(あるいはもともと有料リンクを持っていなかった)、再審査を要求したものの、不自然なリンクがあると言う理由で却下されたサイトもあった。

こういったサイトに共通したのは、この残りの“不自然”なリンクが有料リンクではない点であった。ほとんど、または価値がないサイトにたまたま有料リンクが掲載されていただけであった。かつては価値があったのかもしれないが、今は価値を見出せないサイトばかりであった。

管理する必要性

このように考えてもらいたい: 価値の低いリンクを使っても罰せられないとしたら、コンテンツが最も重要だと言う考えに同意して、コンテンツ命で仕事に励むのか、もしくは自分でプロセス全体をコントロールしようとするかのいずれかの道を選ぶことになる。そして、マーケティングプロセスの管理にはコストが付きものである。

また、既存のリンクを削除するために料金を請求する人達が現れているため、ウェブマスター達はリンクを掲載するため、維持するため、そして、可能な場合は削除するために金銭を要求する立場にある。従って、お金のやり取りが完全になくなるとは私には思えないのだ。収益を得られるなら、ウェブマスターは料金を課す手段を見つけるだろう。

また、全て正しい取り組みを行ったサイトが、グーグルが変更を加える度に問題を抱えるケースについて考えてもらいたい。思いやりのあるウェブマスターもいるかもしれないが、自分の事業が危険に晒され、正しい取り組みを行っているにも関わらず、見返りを得られないなら、何をするだろうか?最終的にうまくいくことを願い、じっと待つだろうか?それとも、金銭と引き換えに行動を起こすだろうか?

だからと言って、リンクを買うべきだと扇動しているわけではない。グーグルが進化を続けるプロセスを覆そうと試みことで、発生する可能性のある問題点を挙げているだけである。事実、「正しい」ことをしたいものの、ガイドラインを堂々と違反する競合者に負けてしまうため、悩んでいるサイトのオーナーは大勢いる。

新たな操作の手段

私は無料のリンクだけのリンクプロフィールよりも、10倍は優れている良質な有料リンクを多く持つリンクプロフィールを見たことがある。 セマンティックウェブに近づいていると言うセオリーが正しいなら、アンカーテキストの重要性は下がることになる。すると、ウェブマスター達は操作するための別の方法を探し出し、単純にリンクを買う代わりに、オーサーを買う可能性がある。既に獲得しているリンクの周りにあるコンテンツを買うかもしれない。また、競合者がリンクを持つ場所でネガティブな感情を買い、反旗を翻す方法を考える可能性もある。

リンクスキームを追放するグーグルのコンスタントな試みは、新しい捕まえにくい方法を生み出すだけである。きつく聞えるかもしれないが、グーグルが操作をコントロールするメソッドを編み出したところで、一部の人達はまた別の操作する方法を考案し、その方法が駄目になったら、さらに別の方法を考えるだけである。

また、有料リンクは目立つと考えている人もいる。しかし、実際には、毎日有料リンクに遭遇しているものの気づいていない。事実、ダニー・サリバンも先日指摘していたように、リンクを含むプレスリリースを買うことが可能であり、まだ、グーグルはこの行為への対策を取っていない。ダニーは、有料のnofollowリンクと同じように、重要性はゼロに等しいと続けて主張しているが、私が言いたいのは、じっくり調べなければ、有料リンクを見つけることが出来ないケースも実際にあると言う点である。

当然ながら、明らかに愚かなリンク構築業者も存在する。しかし、その一方で非常に賢いリンクビルダーもまた健在である。

2013年は少なくともリンク構築にとって興味深い1年になるはずである。

操り人形のペンギンのイメージ – クリエイティブコモンズライセンスの下、利用している。

この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Will 2013 Bring A Paid Link Resurgence?」を翻訳した内容です。

いわゆるかつて横行していた「5万円で1000リンク(IPアドレス分散済み!)」的な有料リンクは効果がないばかりかペナルティのリスクを増やすばかりですし、「審査しているからOK」という、よく考えるとわけのわからない理由でグレーゾーン認可されている(のかな?)ディレクトリ登録やブログ記事執筆、大手サイトへのテキストリンク広告掲載等、その効果は2012年、確実に落ちたとは思います。

この種のわかりやすい「有料で掲載してもらうリンク」はその存在意義を問われているとが思いますが、筆者がいうように「あらゆる最適化の試みが、グーグルの検索結果を操作するための取り組みに該当する」という考え方まで行かずとも、リンクを獲得するためでお金をかけて行う作業は考え方によってはある種有料リンクともいえますよね。例えばお金をかけて高品質の記事やインフォグラフィックを作成し公開する。質の高いマイクロサイトを作成してそこから自社サイトにバックリンクを張る。

最終的な基準は「Googleがそれを悪質と認めるかどうか」に委ねられるわけですが、それいえば、ユーザーにとって価値があるかどうか、ということになるのでしょうか。とはいえ、例えばマイクロサイト量産による自作自演SEOでコンテンツの品質がどのレベルなら許容範囲なのか?人気サイトに有料でスポンサー記事を掲載してバックリンクをもらうことは悪質な有料リンクなのか?記事にも出ていたプレスリリースを活用したリンク獲得はどう評価されるのか?など永遠に答えの出なさそうな話もあるのですが。

良い悪い、善か悪の単純な二次言論で判断しきれない所がSEOの難しさでもあり面白い所でもありますが、いずれにしてもリンク獲得はSEOの重要要素であることには変わりがない2013年、安価な有料リンクに手を伸ばすことはNGとしてもどこまで賢いリンク構築ができるかはウェブマスターにとっての新しいチャレンジであり、そしてGoogleにとってもチャレンジなのでしょう。 — SEO Japan [G+]

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