ネット広告の売上、検索広告が半分を占めて独走中

アドテクノロジーの進化やソーシャルメディアの普及やディスプレイ広告やソーシャル広告が盛り上がりを見せている最近ですが、米国の最新のネット広告の媒体内訳をみるに、まだまだ圧倒的に強いのは検索広告のようです。そんな現状をIABとPWCの最新調査からお届け。 — SEO Japan

インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロ(IAB)とプライスウォーターハウス・クーパーズが2012年の前半に実施した最新の調査によると、検索マーケティングへの投資は、引き続き米国のオンライン広告収入で最大の割合を占めているようだ。

検索広告は2012年の1月~6月までの6ヵ月間のインタラクティブ広告マーケット全体の48%を占め、81億ドルの収益をもたらしていた。2012年の収益は、検索が46%を占めた昨年の同時期と比べ19%高くなっている。

また、このレポートは、グーグルディスプレイネットワークおよび検索との関連性が強いパフォーマンスによる価格設定(コストパークリックが多い)は、引き続きオンライン価格設定モデルとして幅広く用いられており、勢力を強めていると指摘している。パフォーマンスの取引が今年前半の投資の67%を占める一方で、ディスプレイは31%に落ち、パフォーマンス & ディスプレイのハイブリッドに関してはたった2%であった。

その他のセクターの詳細なデータを含む、このレポートの詳しい情報は、マーケティングランドの記事で確認してもらいたい。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「IAB: Search Still On Top, Accounting For Nearly Half Of Interactive Ad Spending」を翻訳した内容です。

こうしてみると、いまだに検索広告って圧倒的なんですね。。。しかも2011年から2012年でさらにシェアが伸びているという。そりゃFacebookも検索サービスに本格着手すべきといわれますし、株価も低迷します?!米国のデータだけにモバイルはこれから、という感じですがスマホ大普及で今後もっともっと伸びていきそうです。クラシファイド広告の比率が年々下がっているのはともかく、リッチメディア広告の比率が年々下がっているのは予想外というか、どういうことなのでしょう?ビデオ広告は増えているようですが、普通のサイト上で動き回ったり、ユーザーアクションを求めてくる従来のリッチメディア広告は、目立ちはするものの効果はいまいちなのでしょうか?最近米国で話題のネイティブ広告とは限りなく離れていますし、リッチメディアも提供の仕方に進化がないとこのままでは危うそうです。

などなど、数字を見ているだけで色々なことを妄想してしまう米国ネット広告の最新調査でした。 — SEO Japan [G+]


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