Googlerからのアドバイス付き!再審査リクエストの返信の新バージョン。

先週行われたSMX Advancedで、Googleのマット・カッツ氏が新しいバージョンの再審査リクエストの返信を行えるようにしているという記事を掲載しました。(前回の記事はこちら。)この新しいバージョンの再審査リクエストの返信画像をSearch Engine Roundtableが紹介しています。該当サイトの再審査リクエストの担当者からのアドバイスが添えられていますが、どういった内容なのでしょうか?– SEO Japan

*記事内のリンク先は全て英語となっています。

先週、我々はGoogleが再審査リクエストを拒否する際に、今までよりも多くのフィードバックを添付できるように取り組んでいる、とお伝えした。

今回、読者の一人に送られた再審査リクエストの画像を入手することができた。この新しい再審査リクエストには、不合格の旨を伝えるテンプレート文章の下部に、”A note from your reviewer”(レビューを行った者からの注意書き)という文章が添えられている。

下記の画像は@johnedwarddoyle氏によって、Twitterでシェアされているものだ。

*画像の上部はテンプレート文章。再審査リクエストの不合格、該当のリンクのサンプル、否認ツールの使用について、数週間は再度の審査は行わない旨、などが記載されています。

テンプレートの文章に続き、このサイトの再審査リクエストを担当したGooglerからの(テンプレートではないタイプされた)手書き文章が記載されている。

このアドバイスは実際に目を見張るような内容である。以下に該当の文章を記載する。

“あなたのサイトのバックリンクを再度確認する際、ウェブマスターツールのアカウント内で、あなたのサイトのカノニカルバージョンも確認して下さい。より多くのリンクデータがあるはずです。カノニカルについての詳細はこちら(https://support.google.com/webmasters/answer/44231?hl=ja)を参照してください。”

*上記、カノニカルの詳細は原文では英語版へのリンクとなっています。

Googlerからのメッセージは、「あなたのサイトへは未だ多くの低品質なリンクが存在しています。また、あなたは間違ったデータを参照しているように思えます。正しいデータを取得するために、ウェブマスターツールでカノニカルURLのレポートを確認して下さい。該当のリンクのデータを取得できるはずです。」といったものだ。

このアドバイスは非常に有益なものだと感じている。カノニカルURLの確認というアイデアをもたないSEO担当者やWebマスターが多くいるはずだからだ。

この件についてのディスカッションはTwitter上でも行われている。


この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Google’s New Reconsideration Requests With A Note From Your Reviewer」を翻訳した内容です。

先週のマット・カッツ氏による発言から1週間もたたないうちでの報告となりました。修正・対応すべき箇所を伝えてくれるのは非常に助かりますね。リンク以外が原因の場合や日本語を含む多言語のバージョンなども気になるところですが、なかなか再審査リクエストが通らないWebマスターにとっては嬉しい対応なのではないでしょうか?– SEO Japan [G+]

アイオイクスではSEOを軸としたWebコンサルティングサービスを提供しています。

いわゆるSEOの型に沿った施策ではなく、お客様の事業やWebサイトの構成を踏まえた最適な施策のご提案を重要視しています。SEOにお困りの際はぜひご相談ください。

→SEOコンサルティング サービスページ

アイオイクスでは一緒に働く仲間を募集しています

アイオイクスのWebコンサルティング事業部では、「一緒に挑戦し、成功の物語を共有する」という理想像を掲げ、本質的な取り組みを推進しています。私たちと汎用性の高いスキルを突き詰め、自由に仕事をしていきませんか。

メールマガジンの登録はこちら

SEOに関連する記事の更新やセミナー情報をお届けします。

Page Top

投稿ナビゲーション