イベントに参加してネットワーキングを成功させる25の法則

公開日:2011/10/27

最終更新日:2024/03/01

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イベントやカンファレンスに定期的に参加している人も多くいると思いますが、新製品について学んだりセミナーで勉強する以外に、業界の関係者とネットワーキングすることもイベントの醍醐味ですよね。大半の時間をパソコンの前で過ごしてネットワーキングも普段はネット経由みたいなネット業界じゃ多いと思いますし、実際に会って話せるイベントは貴重な存在です。今回はネットワーキングの観点からイベント参加を成功させるテクニックを25もご紹介。ad:tech Tokyoが行われた翌日のこの記事を紹介するのもどうかと思うのですが、読んでみると「あ、やってしまった・・」「こうすれば良かったのか!」などなど、それはそれは気付きがあって悔しい楽しいかもしれません。。。 — SEO Japan

私は熟練したネットワーカーではない。どちらかと言えば、人に接することに対して尻ごみする方だし、会話の中で間違ったことを言うのではないかと心配することがよくある。自信満々に演じようとするが、実際にはいつだって自分の能力に自信なんてないのだ。

そうは言っても、私は訓練をする。フリーランサーとして、自分のキャリアをオンラインの世界だけに頼り切ることと対照的に活動するためには、きちんとした人々に会う必要があることは知っていた。私は地元の専門的なイベントに参加し始め、自分のキャリアを拡大するために地元女性グループの代表にさえなった。地域レベルでのネットワーキングは、私がカンファレンスに参加し始めた時により自信を持つことに役だった。

今私は、他の理由でネットワークする―自分のカンファレンスのためのスピーカーを探すため、参加見込み者に伝道するため、私の本について広く伝えるためだ。しかし、私が使用する手法は同じままだ。

私は、優れたネットワーカーであると言われ続けたが、それが真実かどうかは分からない。実際のところ、私は人々と話すのを楽しんでいるし、新しい友人を作るのが好きだし、たとえもし私が専門的なイベントにいたとしてもそれが私のネットワーキングの仕方なのだ。

カンファレンス参加者でいっぱいの部屋でなぜ彼らがそこにいるのか調査をすると、一番の理由はネットワークをするためである可能性が高い。しかしながら、私の経験上、プロフェッショナルであることとは堅苦しくビジネスライクであることだと感じている人があまりにも多い。もっと悪いのは、ネットワーキングは販売だと感じている人があまりに多いことだ。それは、堅苦しくあることでも媚を売ることでもないのだ。むしろ、ネットワーキングとは、他の人たちと出会い、彼らが自分のビジネス、コラボレーション、もしくは友情に相応しいかどうかを決める手段なのだ。

ここでは、成功するネットワーキングのための私のルールをいくつか紹介する。読み終わったら、あなたがこれらの中のどれかに賛成もしくは反対かを教えて欲しいし、あなた自身のネットワーキングの秘訣を提供して欲しい。

カンファレンスでのネットワーキングの25の必須ルール

  1. なぜ自分がそこにいるのかよく考える – あなたは、販売するためにネットワーキングイベントにいるのか?名を上げるため?何かを宣伝するため?あなたがそこにいる理由が、あなたが出会って話をする人のタイプに大きな違いを生む。
  2. 自分が他のみんなとは違う理由を究明する – より優れているかではなく、違いだ。あなたが同じ関心を持つ4000人が集まったカンファレンスホールにいるなら、突出する理由を持つのは良いことだ。突出することは、厚かましかったり、反抗的だったり、残酷なまでに正直だったり、やかましかったりすることを意味するのではない。人々に不快な思いをさせることは、優れたネットワーキングの助けにはならない。
  3. Aリスター(大物)だけに固執しない – どんなイベントにも、Aリスターよりも多くのBやCやDやEやZリストが存在する。彼らは有名人が持っているほど広範囲に手が届かないかもしれないが、そんなに忙しくない人となら関係を築き相手のことを知るための時間を過ごす可能性は高くなる。それに、今日のCリスターは明日のAリスターかもしれないのだ。最後に、私は一部のAリストの人達の態度にかなりがっかりさせられてきた。成功しているからといって、その人が、あなたが見習いたいもしくは付き合いたい人であるとは限らないのだ。
  4. 販売しない – ネットワーキングは販売することではない。あなたがセールスを獲得できる優れたネットワーカーであったとしてもだ。セールスピッチは人々をうんざりさせるし、エレベーターの中で追い詰められたい人などいない。ただ話すのだ。次第にあなたのすることがそれに加わり、もし相手が興味を持てば、もっと知りたいと言ってくるだろう。押し付けがましいのは嫌なもので、セールスポイントではない。
  5. 自慢しない – もしも会話が全てあなたやあなたの成功に関することなら、あなたはすぐに自分が一人であることに気付くだろう。ネットワーキングは話すことよりも聞くことが大切なのだ。
  6. 共通点を見つける – 仕事にしろ、趣味にしろ、子どもにしろ、私達はみんな何か共通のものを持っている。私達は興味を共有できる人を見つけると、一体感のようなものを共有し、それが信頼につながる。
  7. “お勤めはどちらですか?”から始めない – 私がニューヨークシティのカンファレンスに参加する時にはいつも、“お勤めはどちら?”の集団が登場する。それは彼らの会話を始める前置きのセリフなのだ。彼らは、“やあ。私は誰々ですが、あなたのことを教えてください…”とは言わない。彼らは、まるで私がどこで働いているかが私が誰で何をしているかよりも重要であるかのように、“お勤めはどちらですか?”と言うのだ。もし私が、あなたが重要だと考える人の所にいなければ、あなたは立ち去るのだろうか?私はこの出だしのセリフを全く理解できない。
  8. 名刺を渡すことを目的として名刺を渡さない – 私はこれからわずかな人しか認めようとしないことを共有する。あなたが自分の名刺を渡した人の大部分は、それを使うことはないのだ。彼らはそれを捨てるか、オフィス内の名刺の墓場に置いて二度と見ないかのどちらかだ。名刺は確実に便利だしネットワーキングイベントではそれなりの存在意義があるが、名刺を渡すことを目的として渡すのは無駄だ。あなたが繋がりを作った人とそれを使ってくれると分かっている人に渡すのだ。持っているからといってただ渡すことはしないことだ。
  9. 辛口トークは様子を見てから – 毒を吐いたり下品な話をし始める前に、それを相手が快適に思うかどうかを確かめること。大部分の人は快適に思わないので、あなたが適切な印象を作ることはないのだ。
  10. 様々な人に会う – 自分のニッチだけ選ばない。様々な異なる場所で様々な異なる仕事をする人達に会うのだ。あなた達にはみな、一緒に仕事をし、お互いから学ぶ能力がある。
  11. こそこそ後をつけない – もしあなたが会いたい誰かがいるなら、なんとしてもその人に会うために自分に出来ることをすればいい。でも、5日間ずっとその人の後をつけ回しりしないこと。なぜなら、それは単に気味が悪いからだ。人はストーカーを避けるものだ。
  12. 紹介をする – 一緒に会話をしている人みんながお互いに知っているようにすること。あなたのグループ内に全員を知らないかもしれない人を見かけたら、紹介をすること。あなたが全員を知らないような時には、他の誰かがあなたを会話に引き入れてくれたら嬉しいものだ。どちらの場合にも働く。
  13. 全ての人を会話の一部にする – 私が最初にカンファレンスに参加し始めた時には、口を挟むのが怖くてすでに始まっている会話に参加することを恐れていた。幸運にも、会話の中にいる他の人が、私を安心させ、私に質問をしたり私のしていることを他の人に意識させたりして私を引き入れてくれた。もしあなたが話を聞いてはいるが関与していない人を見たなら、あなたも彼らを会話の一部に引き入れれば彼らはあなたに感謝するだろう。
  14. 話すのを待つのではなく、聞く – 多くの会話における問題は、2人の会話で成り立っていて誰も聞いていないことだ。私達のあまりに多くが聞いていないのだ。それよりも、自分達が再び話し始めることができるように、他の人が話を止めるのを待っているのだ。あなたが話を聞いていないなら、他の誰かについてどうやって知ることができるというのか?ネットワーキングとは、あなたについてのことではないのだ。会話をすること、それがあなたをどこに連れて行くか見ることなのだ。
  15. 小さなこと全てを謝らない – 緊張している時、不安な時、きまりが悪い時、私達は小さなこと全てを謝る傾向がある。しかし、これの問題は、まるであなたが緊張していて、不安で、きまりが悪いかのように相手に感じさせることだ。自分のせいではないことや謝るに値しないことに対して謝らないことだ。ただし、過失は謝ること。
  16. 質問をする – あなたがネットワーキングをする時には、自分のブログの読者にしろ、売上げを上げるためにしろ、意見を学んだり共有したりするためにしろ、何かを宣伝するためにしろ、共同製作をするためにしろ、新しいコネクションを作るためにそうしている。これを質問もせず他の人やあなたとの会話に参加している人のことについて知ることもなくすることができるだろうか?私はよくこれを言う:ネットワーキングとはあなたについてのことではない。決してあなたについてではない。最終的な結果は、あなたやあなたのビジネスについてになるかもしれないが、ネットワーキングとは、常に相手について、そしてあなたがどうやって一緒に仕事ができるかについてなのだ。
  17. 話しに尾ひれをつけない – 自分のキャリアについて嘘をつかないこと。あなたがしなかったことをでっち上げたり、トラフィック数や販売数を誇張したりしないこと。あなたが嘘をついていることが判明すると、もう人々はあなたとはビジネスをしたくなくなる。自分の具体的なことやなぜあなたがそこにいるのかについて正直であれば、人々がもっと受け入れてくれることに気が付くだろう。
  18. “イエス”か“ノー”の質問をしない – あなたが“イエス”か“ノー”の質問をすれば、あなたが得られる答えは“イエス”か“ノー”しかない。それではほとんどの会話が成り立たないのでは?相手が広げて答えられるような質問をするのだ。“イエス”か“ノー”を越えた質問にするのだ。
  19. 個人的になりすぎない – TMI(トゥー・マッチ・インフォメーション/情報過多)である。それはやってはいけない。人々は、あなたが思っているほど、あなたの過去の肉体関係や昨晩どれだけ酔っぱらったかなんて知りたくもないのだ。それから、有名人などの名前を口にしないこと。それは相手の目を丸くさせるだけだ。
  20. 自分の問題について話さない – 人々は礼儀正しい。彼らは人の話を聞き、うなずき、無料のアドバイスをくれる。しかしながら、本当のところは、見ず知らずの人はあなたの上司があなたのことを嫌いな理由やあなたの元妻の浮気のことなどどうでもいいのだ。Debbie Downer(註:米国の人気ショー「サタデーナイトライブ」に出てくる暗い話題ばかり話して周りの雰囲気を悪くする女性キャラ)のそばにいたい人などいない。個人的な詳しいことは、所詮は個人のことなのだ。
  21. うまく立ち回る – 相手が自分の所に来るのを待っていてはダメだ。その代わりに、自分で動いて異なるグループの人達に出会い、異なる会話に参加するのだ。あなたはこの方法でより多くの人と出会い、自信とやる気のある人物として良い印象を残すことになるだろう。
  22. 良い印象を与えようとしない – 聞かれてもいないのに(たとえ聞かれたとしても)、名前を口に出したり、数字を口に出したり、成功を並べ立てたりすることは、自分を自慢屋のように見せるだけだ。山のようなうぬぼれを出しているように見せることなく自分自身について話す方法はある。正直言って、あなたの成功についてもっと知りたい人は、どのみちGoogleで調べるのだ。
  23. 握手をする – 効果あり。
  24. ネットワーキングイベントとそこにいる人達について知る – カンファレンスに行く前になぜそれが開催されるのかや、出展者、演説者、内容、参加者について知る時間を作ること。なぜ人々がそこにいるのか、彼らがそこに参加することによって何を達成したいのかを知ることは、あなたが人々に接触し共通点を見つけるための切り口に取り組むのに役立つ。
  25. フォローアップ – あなたはカンファレンスに参加し、握手をして、名刺を集め、家に帰って来た。さて次は?相手があなたに電話してくるのを待っていてはダメだ。そうではなく、あなたが繋がりたいと思う相手に自分から連絡をするのだ。ソーシャルネットワークで彼らをフォローし、本当の人間関係を築くのだ。あなたがどれだけ会話を楽しんだかを伝えるメールを送り、どうなるか見てみるのだ。もしあなたが家に帰ってこれらの人達と二度と連絡を取らないのであれば、あなたのネットワーキングは全くもって時間と金の無駄だったのだ。

さあ、今度はあなたの番だ。あなたは私のネットワーキング戦略をどう思うだろうか?私は間違っているだろうか?あなたにも共有すべき優れたルールがあるだろうか?

議論しよう…


この記事は、kommeinに掲載された「25 Essential Conference Networking Tips」を翻訳した内容です。

本人がそもそもネットワーキングが得意な人じゃないだけに、有益なアドバイスが盛りだくさんの内容でした。「わかっちゃいるけど、やってしまった・・・」「あ、そうすればよかったんだ」「来年こそは!」的なティップスがいっぱい詰まっていますね。私もネットワーキングは余り積極的に行わない方ですし、ネットワーキング目的にイベントに参加することはないのですが、それでもここに書いてあることはそれなりに参考になりました。意識するだけで自然にネットワーキングができそうな気にさえなる記事でした。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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