SMX London 2014-GoogleとBingの中の人になんでも聞いてみよう!

最終更新日:2024/02/28

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こちらもSMXではおなじみとなっているセッション。検索エンジンの中の人を招き、Danny Sullivan氏がユーモアを交えながら、時に厳しく質問をあびせます。会場からの質問もトークテーマとなっているため、現地参加者の質問から、彼らが何について知りたがっているかを知ることができ。そちらも非常に興味深いです。– SEO Japan

原題:Meet The Search Engines

Speakers:
Duane Forrester, Sr. Product Manager, Bing (@DuaneForrester)
John Mueller, Webmaster Trends Analyst, Google (@JohnMu)

*アジェンダではYandexのEugene Lomize氏も参加予定でしたが、急きょキャンセルとなってしまいました。

(以下、スピーカーは略称を用います。Danny Sullivan=Da、John Mueller=Jo、Duane Forrester=Du。)

Da構造化データについてJoGoogleがサイトの内容を理解するために用いているスキーマのマークアップタイプは多くあるが、ランキングに使用しているわけではない。リッチスニペットを表示させかったらマークアップは必須。Googleは必ずサポートするが、Googleがあなたのサイトを完全に理解・信用していない場合は、リッチスニペットを表示させないと思う。
DaBingのヨーロッパマーケットは?Du地域によって検索結果が違う現状がある。本当のローカライゼーションに取り組んでいる。国によって検索結果の表示が法律に影響される場合などもある。
Daショートタイトルタグの検索結果の表示。ある時はフランスのサイト、ある時はドイツのサイトを表示するときなどがある。Joブランド名とページタイトルの表示は正しいものを表示させるようにしているが、システムが間違ってしまう場合はある。その場合は、Google+などでその時のクエリとともに知らせて欲しい。修正するから。DuBingも同様だ。エンジニアに実際のクエリと検索結果を見せ、間違っていることを知らせる。このような問題は起こってしまうものだが、修正が必要なものでもある。また、ページタイトルは間違って表記されている場合もある。このような場合は変更させたりしているが、全てユーザーの利便性のために行っている。
DaパブリッシャーマークアップをしGoogle+との連携も行う。しかし、カンパニーロゴがでてくる。Joパブリッシャーマークアップのテスターは、オーサーの写真が載るべきところに間違ってカンパニーロゴを載せてしまうことがある。これはバグであり、パブリッシャーのロゴは検索結果にはでてこない。

DaFacebookとBingのパトナーシップDuアメリカでは検索結果に、あなたの友達がいいねしてるよ、と表示。しかし、いいね数をランキングファクターとして直接使用していることはない。
Daリンクはどう扱っている?Duリンクは価値があると思うが、ビジネスモデルによる。トラフィック目的などはうまくいくだろう。SEO目的のためのリンクビルディングは好ましくない。
Daオーソリティの決定要素は?Duトラストと考える。どうやって決定するか?誰かがあなたとあなたのサイトについて話した時、それがトラストが構築される時だ。自分が自分自身のことについて語った時ではない。Joオーサーシップが重要である。良い記事を長く書いている人物は信頼に値する。
DaローカルナレッジグラフJo国ごとの関連性が発見されない場合に起きる。USとUKで違う画面がでり。修正しないといけないが、マークアップの確認は行ってほしい。
Da同言語別地域のサイト。検索結果に別の国のサイトがでてきてしまっている。タグは設定している。Jo個別の事象は確認してみないとわからないが、インターナショナルなWebサイトの場合、hflangの設定は必須であり、Googleが理解するうえで最も重要な要素である。
Daカノニカルについて使用する場合、コンテンツは同一であるべき。類似ではなく。
多言語や別地域についての質問が多く、ヨーロッパならではだと感じました。フランスやドイツなど、地理的には近いけれども言語が違う国、イギリスとアメリカのように、地理的には離れているけれども言語が同一の国、などで起こる問題が色々とあるようです。その全てにGoogleが完璧に対応しているわけではないようですが、Webサイト側でも検索エンジンに対してしてあげられることは、しっかりと対応する必要があるそうようです。– SEO Japan
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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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