リンク構築の11点の禁止事項

公開日:2013/08/13

最終更新日:2024/03/08

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本日の話題もリンク関連ということで、改めてリンク構築において「すべきでない」手法を11整理した記事をサーチエンジンランドからお届けします。真っ当すぎる意見ではありますし、やり方次第でグレーにもホワイトにもなる内容もありますが、基本事項として理解しておきたい。 — SEO Japan

皆さんに伝えたいことがある。

ここ最近フラストレーションがたまっている。

Link Weekのコラム担当者は、リンク構築を適切に(そして、無償で)実行する方法を真剣に提案している。 それなのに、なぜ、いったいどうして、ゴミのように扱わられなければならないのだろうか?どうやら、リンク構築のエキスパートは、新たなアプローチを介して、「正当」なオンラインマーケティングの手法に変えていかなければいけないようだ。

We tried. We gave you all a chance, but since you little prissies can't follow instructions, I guess we'll have to try something else.

「アドバイスは出し尽くしたわ。他に何をすればいいっていうの?」- 私は自信を失い、混乱している。

そこで今回は、リンク構築において、二度と絶対にするべきではない行為を11点に絞って、紹介していく。順番に意味はない。

1. 質よりも量を優先する

グーグルのボットが見つけることが出来るかどうかも分からない25本のリンクよりも、実際に読者がいるサイトの1本のリンクを私ならとる。

2. 記事の大量投稿

記事の大量投稿がいまだに行われているのは、リンク構築業者に責任があるのかもしれない。この行為が原因で、「コンテンツは王様」と言うフレーズが、しつこく繰り返されているのだろう。この点に関しては、ある程度、責めを負うつもりだが、記事の大量投稿に対するロジックが、私にはいまだに理解することが出来ない。どこにでもあるペイデイローンでお得な契約を結ぶ方法、または、オフィス用のイスの素晴らしい点 トップ 10の記事を大量のサイトに投稿して、何を得られるのだろうか?

3. コンテンツのスピニング

2と同じように、全く同じ記事を、少し言い回しを変えて、「新しいコンテンツ」と宣言する行為は厳禁である。新しい記事のトピックが思いつかないほど創造力が枯渇しているのだろうか?サイトによってオーディエンスのタイプは異なる。自分のオーディエンスに向けて、記事を作成するべきだ。

スピニングは、同じトピックを使って、異なるメディアに向けて変換する、コンテンツの再利用とは異なる。例えば、プレゼンを行うと仮定する。この場合、コンテンツの再利用とは、スライドシェアにスライドを投稿し、プレゼンに関するブログの記事を作成し、そして、ウェブセミナーを行う取り組みを指す。コンテンツのスピニングは、作成したブログの記事を使って、意味を変えずに言葉だけを少し変更し、別のソースに売り込む行為である。

4. これ(ゲスト投稿の依頼メール):

Stop. Just...stop.

頼むから、やめてほしい。

5. 自分を無視する

愛情が注がれていないサイトやブログに向けられたリンクを何度か見たことがある。これは、赤の他人のサイトに良質なコンテンツを提供する取り組みに力を入れ、その後、ようやく自分のサイトのコンテンツの構築を始めるために発生する現象である。確かに、サイトを開設したからと言って、確実にリンクが寄せられるわけではなく、また、ビジターを獲得するために、宣伝を行う必要がある – しかし、優れたコンテンツを自分自身のサイトに構築していけば、たった1本ではなく、多くの自然なリンクを獲得するドアが開かれるようになる。

6. 「広告」(別名: 小さなテキストリンク)を買う

eメールを送信して、私にブログで“広告”を依頼するときは、細心の注意を払うべきだ。「オンライン妊娠テスト」や「安いウェブホスティング」等のワードで広告を出したいのだろう。

私をスパムするつもりなら、もう少し捻りを加えてもらいたい。

7. アンカーテキストに過剰にこだわる

2012年にペンギンが、ウェブマスター達を恐怖のどん底に落として以来、この傾向は確かに少なくなった。やはり、企業の名前よりも、完全一致のアンカーテキストの比率が高い被リンクプロフィールは、賢明な判断とは言えない。全てのウェブユーザーが、全く同じフレーズで、そのサイトを検索しているとでも言いたいのだろうか?

私なら、どんな方法でリンクを張ろうが、(質の高い)リンクを受け入れる。確かにアンカーテキストは、今でも重要であり、これがフラストレーションのたまる要因になっているのだろう。キーワードのリンクを必要としているものの、そのキーワードを必要としているように見えるのは問題なのだ。それでも、2年前と比べ、完全一致のリンクの比率は、大幅に減らす必要がある。

8. これも絶対にダメ(IP分散のプライベート・リンクネットワーク):

Does this really work for you, Josh?

Joshさん、これ本当に効果があるの?

9. ゲスト投稿

目を疑った人もいることだろう。ゲスト投稿を使って、リンクを構築するアクティビティから手を引くべきである。

私のことを偽善者と呼ぶ前に(そもそも、今、私自身がゲスト投稿を行っている)、ハッキリさせておきたいことがある。トピックについて隅から隅まで知り尽くしている自信がないなら、ゲスト投稿を控えるべきだ。一日に十本の記事を作る「記事作成専門のライター」が成功するのは不可能に近い。

ゲスト投稿をまだ行っているなら(私もその一人 – 適切に実施すれば効果はある)、時間を割いて、クライアントに質問を投げ掛けよう。SEOのエキスパートなら、様々なクライアントにサービスを提供することで、多くの異なる業界について、少し知識を持っているはずである。そこで、クライアントの取り組みに関心を持ち、記事としてタイミングが良く、適切なトピックを見つけだすべきである。

10. 「コンテンツマーケティング」の代わりとして「リンク構築」を行う

この2つの戦略は、お互いを補完するものの、大きく異なる。コンテンツマーケティングは、オーディエンスが必要としているコンテンツを与えて、購入の決定を下してもらう、言わば、リードを促すための取り組みである。リンクを構築することも可能だが、主な目的ではない。

11. 「ニュース性に欠ける」プレスリリースを配信する

パブリックリレーションズは、リンク構築の欠かせない要素の一つになっているものの、2本のプレスリリースを一ヶ月で配信しようと試みるのは、一ヶ月に50本のリンクを構築するようなものだ。現実的ではなく、ペースを維持することもできない。新しい製品の発売や地域社会への貢献等、ニュースに値することが起きたときに限って、プレスリリースを配信するべきである。

私はフラストレーションを関係のない方々にぶつけているのかもしれない。サーチエンジンランドの優秀な読者の皆さんなら、上述した行為(そして、同じくらい恐ろしい行為)は避けているはずだ。そのため、正当なリンク構築を進める運動に是非参加してもらいたい。 約束事を反故にしている人を見たら、声を上げてもらいたい。公の場で、出来れば、悪態をつきながら。

</ストレス発散>


この記事は、Search Engine Landに掲載された「11 Things We Should Never Ever Do In Link Building Again」を翻訳した内容です。

特筆すべき内容があったわけではありませんが、こうして羅列されると頭の整理にはなりますね。禁止事項とはありつつも、どれもバランス次第な内容にも読めますが、Googleのペナルティ発動が日本でも本格化している昨今、それなりの知識と覚悟がないと上記はどれも控えておいた方が無難といえそうです。 — SEO Japan [G+]
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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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