インスタグラムでハリケーン・アイリーンを報道するInstacane

災害時にソーシャルメディアが様々な場面で活躍できることは東日本大震災でも明らかになりましたが、現在、アメリカを襲っている巨大ハリケーン「アイリーン」に関するソーシャルメディアサイトが新たにオープンしたようです。日本でも人気のアプリ、インスタグラムを使ったサイトですが、インスタグラムを活用したこの種のサービスは珍しいので紹介します。 — SEO Japan

もしもあなたがこのサイトを見たことがないなら一度見る価値はある。Instacaneは、ハリケーン・アイリーンに関するインスタグラムの写真を集めたウェブサイトだ。

このサイトはクリス・アッカーマンというニューヨークタイムズ社の新規プラットフォーム部門のディレクターによって作成された。彼と彼のパートナーであるピーター・Ng(同じ部署に所属する)は、このサイトを1日で作成して公開したそうだ。アッカーマンによると、今後地域別の写真をタイムラインで見えるような機能も追加予定だそうだ。ビジュアル的に楽しめるサイトになっていると同時に、1つのイベントやそれに影響された人々の写真を記録した公的アーカイブとしての価値もあるだろう。

このサイトを教えてくれたブライアン・スナイダーに感謝する!


この記事は、The Next Webに掲載された「Instacane: The story of Hurricane Irene told through Instagram」を翻訳した内容です。

インスタグラムのAPIを使ったプチサイトといえばそれまでですが、この種の活用方法はありますよね。最初、ニューヨークタイムズのスタッフが作ったということや死者も出ているというニュースも聞いていたのでシリアスな報道サイトなのかな、と思いつつ同時にインスタグラムの写真ってフィルターかかってそうだし真面目な報道サイトになるのか?という疑問もあったのですが、本人たちも実際のサイトも「報道」サイトというよりは、ハリケーンで思わず撮った綺麗な写真を集めたエンターテイメントサイト的な意味合いも強いようですね。上で紹介している写真も災害どこぞやらな綺麗な空の写真という感じですし。

日本だと死者が出ているのにこんなサイトを立ち上げるなんて不謹慎だ!といわれそうですが、それはそれ、これはこれ、という感じでしょうか。Instacaneのサイトにアクセスして次々に映る写真を眺めていると、自然から人々の姿まで様々な写真が登場し、大半の写真に様々なフィルターがかけられているのですが、逆にフィルターに撮影者の想いも感じられる気がして、何故かリアルタイム中のイベントにも関わらずどこかセンチメンタルな感情を覚えてしまいました。1つのイベントをフィルターをかけた写真で通して見るというのも面白いですね。

いずれにしても死者が少ないことだけを願います。。。 — SEO Japan


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