あなたのスピーチで観衆を魅了する11の秘訣

以前、プレゼンに関する記事を紹介して好評だったのですが、今回はセミナーやカンフェレンスなど、より大勢の観衆を前に話をするスピーチを成功させるアドバイスを11紹介した記事を通常のビジネスプレゼンは一味違う多人数を相手にあなたの想いを見事に伝える秘訣がここに。 — SEO Japan

私は物心ついてからずっと、立ち上がって講演をし続けている。最近では、アムステルダムでのNext Webのような素晴らしいイベントでのスピーチを依頼されることが、とても自然で信頼のおけることのように感じる。そういったカンファレンスオーガナイザーは、それに対して私にお金を支払うつもりがあり、世界中を飛び回ることはケーキの上にデコレーションをするようなものだ。

私は、人々がプロフェショナルなスピーカーになることの題目にいかに興味を持っているかによく驚かされる。観察によると、彼らはそのアイディアへの興奮と恐れが混ざったものを持っているようで、私たちの生活が魅力的で(間違いだ!)、彼らがステージ上で見ているものが楽々とこなしているように見えることが理由で、私たちにとってはそれが超簡単なことに違いないと(ある意味間違っている)確信しているようだ。私は、もっと多くの人がステージ上で伝えることへの情熱に従うのを見たい。そのために私は、優れた話をするための私の秘訣を共有したい。プロフェッショナルな発展要素(つまりどうやってお金を稼ぐか)については今後の記事で議論するつもりだ。

一般的な演説のエキスパートはたくさんいるし、私は彼らの存在は非常に有益だと考えている。特に、Scott Berkunの“Confessions of a Public Speaker”(私の考えに大きな影響を与えた)と、パネルディスカッション司会について話題にすることの多いGuy Kawasakiによる2つの影響力の大きなブログを読むことをお勧めする。ここでは、優れたカンファレンス演説をするために必要なことを具体的に取り上げたい。これが、あなたが演説パラダイスへと歩みを進める助けになることを願っている。

ナーバスになる

講演の前にナーバスでないのなら、あなたは勘違い野郎だ。私が言いたいのはこういうことだ:たとえあなたが百万回公演をしたことがあって、自分の資料の全てを知っていて、陽気で、完全に安心しているとしても、聴衆があなたのセッションで素晴らしい時間を過ごすことに注意を払うべきである。人々があなたの講演から何を得るかが本当に重要で、それを真摯に受け止めることが、あなたの人格の重大な現れなのだ。だからあなたはナーバスであるべきなのだ。しかし、あなたがナーバスであることと、聴衆があなたがナーバスであることを知っていることは違う。みんなが裸のところを想像するような馬鹿げたトリックは使わないことだ。ただ自分の“秘密がばれるような言動”をカバーする練習をすれば、誰にも分からないだろう。聴衆の満足が問題となるたった1つのことなのだ―あなたが彼らのことを顧客として考えれば考えるほど、あなたは良くなるだろう。

資料を決して読まない

これはいくら強調してもしたりない:あなたは自分の資料を知る必要がある。本線、逸話、落ちと、あなたがそれを良く知っていれば知っているほど、あなたはより自信を持てるだろう。決して暗記すべきではない。それはすぐに伝わってくる。それに、もしあなたが複数回講演をすることになれば、暗記した演説は無表情のように見えるだろう。しかしながら、あなたは、何も恐れがないほどに自分の資料を十分に知っているべきだ。さらに、他の誰かに自分のプレゼンテーションを作ってもらうことが決してないようにすることだ―グラフィックは例外だが。もしあなたがコンテンツの製作の中心にいなければ、聴衆はあなたが他誰かの演説を読んでいることが分かるだろう。

トラブルを予期する

どんなこともうまくいかないことはある。スライドなしでも講演できるように準備し、バックアップは2つ用意し(特に動画を使う場合は重要)、簡単に復旧できるように全てをDropboxにアップロードしておくこと。常に1時間前には来て技術の確認をし、少なくとも1つのバージョンがPDFであるようにする。できれば、iPadとVGAドングルを持って来てメインのプレゼンテーションマシンもしくはバックアップとすると、確実だ。私は悲惨な技術的失敗を経験してきたが、そこであなたを救うたった1つのことは、あなたが資料を知っていることなのだ。

お笑い芸人に学ぶ

スタンダップ・コメディ(1人漫才)は、演説のAPバージョンだ。それは同じ仕事だが、給料はずっと少なく、劇的に中毒性があり、ひどい目に合う可能性はずっと高い。さらに、スタンダップ・コメディアンは、1週間に何度も何度も仕事をしなければならず、その度に新鮮さを保たなければならない。それこそが、あなたがスタンダップ・コメディを多く見る必要がある理由なのだ。TEDの講演はスキップして(その内容は素晴らしいが、大抵は1回限りのものだ)、Louis CKやLisa LampinelliやKathy GriffinやSarah Silvermanを見るのだ。彼らのテクニック、顔の表情、ペース、エネルギー、信念を近づいて見るのだ。彼らのジョークがどのように大笑いさせるのかを見る。そして、彼らはあのHBOスペシャルの前に少なくとも30回はそのジョークを言っているということを思い出すのだ。そのレベルのスキルを目指すことだ。

Twitter用にパッケージする

カンファレンス演説の通貨は、ツイートとフォローだ。あなたの講演の最中や後にそれらを多く獲得すればするほど、あなたは良くやったということだ。フィードバックフォームと評定は素晴らしいが、大部分のカンファレンスのオーガナイザーはそれらをあなたに共有しない。Twitterフレンドリーになるためには、あなたは自分の話を相次ぐ逸話(もしくは塊)で伝える必要がある―スタンダップコメディのように。思わず引用したくなるような短い台詞を考え、自分の演説を分界点のあるサブセクションに分ける。できれば、あなたの演説のスタートから何かを引き合いに出し、最後はそれをひとまとめにする。あなたが考えられるパターンはこうだ:

・オープニングストーリー(サタデー・ナイト・ライブショーのように何かの逸話から話し始める―もちろんメインのスピーチにつながる説得力が必要だ―もしくは後であなたが証明する論議を呼ぶ意見を投げ掛ける)

  • あなたに関する何か(私は最初の逸話の後に自己紹介することを好む)
  • ポイント1
  • ポイント2
  • ポイント3
  • クロージング(テーマ的にオープニングと結び付けて)

もちろん、この構成はあなた独自のバージョンですることができる。これは考えられる単なる一つの方法にすぎない。

自己紹介なんてくだらない

上の私のレイアウトが提案するように、私は話し始める前の自己紹介が好きではない。一般的に、あなたがイベントで紹介される時には、MCがあなたのウェブサイトからあなたの経歴を読むだろう。これは耐え難いほどに退屈であるため、あなたはそれをするのを避けるようにお願いすべきだ。さらにあなたは自己紹介から始めるべきではない。良い聴衆はすでにプログラムに載っているあなたの経歴を読んでいるのだ。力強い発言もしくは聴衆への挑戦で始めるのだ。そうすればあなたは彼らの注目をすぐに獲得する。議論を開始した後に、自己紹介を詳しくすることができるのだ。

なるほど!が全て

あなたの講演がいかに記憶されるかは、あなたが聴衆にどれほど多くの「なるほど」という瞬間を届けるかに大きく依存する。ツイートはこのベクトルにおいてあなたの成功の量的基準ではあるが、質的基準は、あなたがオンラインおよびオフラインで聴衆から受ける質問やコメントなどの種類から理解される。当然、もしあなたがホットな新しいトピック(ゲーミフィケーションのように)について話しているなら、聴衆にとっての「なるほど」の瞬間を想像するのは簡単だが、それは既成事実ではない。ミュージカルにとって、その歌が多くの人が思わず口ずさんでしまうかどうかが長期的な成功の基準であるように、あなたの「なるほど」の数がそうなのだ。

思慮深く悪態をつく

時に、あなたはただ悪態をつく必要がある。これは、あなたのニーズについてというよりは、ここでも聴衆のニーズについてであるべきだ。Adeo Ressiは、このテクニックの達人の1人で、彼を見て学ぶと役に立つ。悪態をつくことは、痛烈だが、聴衆の目を覚ましたり、強く主張するために効果的な方法である。しかし、慎重に使うこと―1つの演説の中で2回以上悪態をつけば、あなたは口の悪い人間としての評判を得ることになるだろう。

聴衆を感じる

もしあなたに自信があるなら、聴衆がどう反応するかが分かるだろう。コンピューターやiPadで見ている聴取は悪くない(ツイートがあなたの通貨であることを覚えておくこと)。しかし、そわそわすること、あくびをすること、立ち去ること、退屈した活力、そういったものは全て悪いサインだ。たとえあなたが人々の心を読むことに長けていないとしても、すぐに聴衆に気が付くことができるだろう。彼らがあなたの資料で退屈する場所と効果を発揮する場所を覚えておくことだ。

常に心を休め、栄養を取り、ゆっくりとする

これは当たり前のようだが、あまりに多くのスピーカーがイベント前の健康について注意を払っていないことには驚かされる。あなたは、講演の少なくとも90分前に食べる必要がある。しかし、直前には食べないこと。さもなければ低血糖(もしくは高血糖)のリスクがある。あなたは、十分に水分補給をする必要があるが、話の途中でトイレに行くことになるようなカフェイン/水の組み合わせはしないこと。そして、十分に休みを取っておく必要がある。前の晩にハードなパーティーをしないこと。話し始める前や準備を整える前に十分な時間の余裕を持っておくこと。講演の直前に渋滞のハイウェイを走ったり、ぎりぎりのフライトで来ないこと。不必要なアドレナリンは、あなたのせりふととちらせ、重要なポイントを逃させるだけだ。リラックスをし、十分に栄養と水分を取れば、あなたには成功の準備が整っている。

PowerPointを毛嫌いする

PowerPointは最悪である。それは簡単で安く、共同作業ができ、知った悪魔かもしれないが、それが最悪であるという事実は避けて通れない。そのフォント、レイアウト、レンダリングエンジンがあなたの仕事を一般的なものに見せる。Keynoteに乗り換えれば、あなたはあらゆる面で魅力的な外観のプレゼンテーションの恩恵を手にし、さらにはiPadとiPhoneにも対応している。これには、iPhoneに気の利いたリモコン機能が付いていて、史上最高のスピーカー用リモコンである。確かに、Keynoteで共同作業するのは簡単ではないし、大部分のカンファレンスがそれに対応していないし、ファイルが膨大であることは知っている。 しかし、もしあなたが私のアドバイスに従っているのなら、これらの問題が優れたスピーカーにとっては重要ではないことは分かっているだろう―全ては話すことなのだ。

そして、それは全てのことの中の最も重要な点だ―カンファレンスやイベントで優れたスピーカーであることは、優れたパフォーマーであることとは違う。あなたは、自分の資料を知り、聴衆を本能的に理解し、何か新しいことを持ち出し、ベストを尽くすために自らの身体的精神的状態を保つ必要がある。もしあなたが私のアドバイスに従えば、すぐにあなたは臨時の演説の仕事をブランドまたはビジネスに転換するところにもう少しの所まで近づくだろう―そしてそれをすることへの恐れは少なくなるだろう。

この記事はいかがだっただろうか?アムステルダムで行われた2012年The Next Web ConferenceでのGabe Zichermannの素晴らしい講演を見よう::

ソース: 画像クレジット


この記事は、The Next Webに掲載された「how to give a great keynote
」を翻訳した内容です。

私も数年前まではスピーチをする機会も多かったのですが、あの時にこの記事を読んでいたら少しはもう少しマシなスピーチができたかも、と思えるような内容でした 汗。これからスピーチする機会がある方は是非参考にしていただければと思います。

個人的には「講演の前にナーバスでないのなら、あなたは勘違い野郎だ。」「TEDの講演よりスタンダップ・コメディに学ぼう」辺りは名言クラスでした。自己紹介は日本だと結構やる人が多いですが、海外のイベントだとほとんどない気もします。たまにやる人もいますが、観客の「早く本題にいけ」プレッシャーを感じてか、できるだけ簡潔に済ますが大半です。オープニングに逸話を持ってきて観衆を惹きこんでから本題に移るテクニックは是非いつかやってみたいです。その逸話が外れたら悲しそうですが。。。

話は変わりますが、本文以上にサッカーファンの子供の写真が強烈だったりもした私です。色的にマンUかと思ったらフェイエノールトだったり。一枚の写真に負けないような強烈なスピーチをしたいものですね! — SEO Japan [G+]

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