2020年5月のGoogleコアアップデートの第一印象と、注視すべきポイント

Googleのコアアップデートがリリースされて2週間ほど経ちましたが、ロールアウトは終了したようです(Google公式)。

ただし、コアアップデートはその後に大きな調整が入る可能性があるため、まだ落ち着くには早いかもしれません。

今回の記事は、Googleコアアップデートの現状について、まとめられた記事となります。

コアアップデートの直後に投稿されたものであり、現在の感覚と違う箇所もあるかもしれませんが、ひとつの指針として参考にしていただければと思います。

Googleが5月に行ったアップデートにより、多くの業界が影響を受けた。現在、我々が把握していることをまとめる。

Googleが2020年5月4日にアップデートを行うことを発表してから3日経っても、検索結果は変動し続けている。

Googleはアップデートの影響が落ち着くまでに数週間はかかるかもしれないと警告した。これは喜ばしいメッセージではない。

ほとんどのアップデートは、小さな変更が主となっており、迅速に終了する。しかし、このアップデートは異なるようだ。

このアップデートが大きいものであることが明らかになってきている。

Googleコアアップデートの影響を受ける領域の一部

  • ローカル検索
  • 健康に関するサイト
  • 全世界に展開しているサイト
  • 同時に複数の言語を展開しているサイト

変化は多くの人が感じており、検索結果は1時間ごとに、そして毎日変化しているように見受けられる。

2003年以降、これほど広範囲に影響するアップデートを見た覚えはない。

アップデートが順位変動を引き起こす理由

検索結果が不安定になる理由のひとつは、すべてのデータセンターへの変更をグローバルに展開するのに時間がかかるケースがあるためだ。

ブラウザがデータセンターに到達した際は、古いデータか新しいデータのどちらかを受信している可能性がある。

この絶え間ない変化を説明するもうひとつの理由は、変化する複数の要因があるためだ。

一般的に発生することとして、アップデートがロールアウトされた後、比較的落ち着いた期間が続き、その後、損失を取り戻すかのような反転の変動が起きることがある。

これは誤って検知されたものが逆転する現象として知られている。

関連するサイトがアップデートによって、意図しない影響を受けた場合、Googleのエンジニアはデータを測定し、検索結果を確認して微調整を行う。

関連:How to Analyze the Cause of a Ranking Crash

今回のアップデートに対する第一印象

話を聞いたところによると、人々はこのアップデートを「大虐殺」のような言葉を用いて説明している。

このような(新型コロナウイルスによる)悲惨な時期に、アップデートが行われることは企業にとっていかに辛いことか述べていた。

SEM担当者のトニー・ライト氏は、次のように述べている。

今回のアップデートは、ここ最近あった中で最も重要なアップデートのひとつであるようだ。分析するには時期尚早ではあるが、複数の領域におけるサイトが影響を受けるのが確認できた。

「勝者が誰になるのか」はまだ明らかになっていない。

まだ早い段階ではあるものの、有識者の何人かは、多くの業界で、特に健康関連のトピックにおいて変化が見られていると述べた。

誰がGoogleのアップデートの影響を受けるのか?

ローカル検索結果の変動

ローカル系の検索結果の変動について言及する多くのレポートがある。

一人が2020年4月下旬以降、ローカル検索が流動的であることを示す画像をツイートした。

関連:Google Publishes Core Algorithm Update Guidance

新型コロナウイルス(Covid-19)が検索アルゴリズムに影響したのか?

「新型コロナウイルス(Covid-19)がGoogleアルゴリズムの一部に影響を与えた可能性がある」と考えるのが合理的だ、と理論づけている人もいる。

このパンデミックが検索結果に影響を与えたことは、疑いの余地がないだろう。

今回の影響を受けて、Googleがアルゴリズムを慎重なものにする変更を追加した可能性はあるかもしれない。私達にそれを知るすべはない。

また、もうひとつの要因として、実際に認知度の高いサイトは順位を上げ、認知度の低いサイトは順位を下げているという報告があった。

世界的規模のアップデートがロールアウトされた

Googleのアップデートは、世界中の検索結果に影響を与えているようだ。

WebmasterWorldのレポートは、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアの順位変動を同時に示している。

また、日本のSEMエキスパートである鈴木謙一氏(@suzukik)は、このアップデートは日本でも大きな影響が見られると語った。

【May 2020 Core Update】Googleがコアアップデートを実施。大きな順位変動が発生か?

低品質なコンテンツで順位が下落しているのか?

別の観点としては、低品質なコンテンツが順位を失っているという複数の報告があることだ。

内容が薄いためか、その他の理由で順位を失っているかどうかはまだ検討されていない。

関連:WTF Is Thin Content? (And How Do You Fix It?)

アップデートの対象は何か?

Googleの大規模なコアアップデートは、通常特定の業界を対象したものでないことを理解することが重要だ。

アルゴリズムのアップデートは、特定の業界に大きな影響を与える可能性があるが、それはその業界が具体的に対象にされたことを意味するわけではない

Googleは最近、ユーザーの検索意図の理解や、「どのWebページがどのようなものか」、「それらのページが検索クエリにどのように関連しているか」などを理解する仕組みに影響を与える、大規模なコアアップデートを展開してきた。

例えば、検索の目的をよりよく理解するためのアップデートは、Googleが医療関連サイトを順位付けする方法に影響を与える可能性がある。

Googleが、検索社は健康に関するクエリに対して科学的な回答を求めていると判断した場合、それは民間療法を載せているサイトにマイナスな影響を及ぼす。

したがって、医療関連のサイトが過度に影響を受けている場合、それは検索意図の理解における変化の影響である可能性がある。

リンクに関連する要素も、最近のGoogleアルゴリズムのアップデートの一部となっている。例えば、Googleがランキングシグナルとして、nofollowリンクをヒントとして扱うことを決定したことが挙げられる。

アップデートは特定のサイトに報酬を与えるものではない

Googleは、特定のサイトに報酬を与えることはない。Googleは、検索クエリとの関連性が高いWebサイトを順位付けしている。

また、Googleはリンクシグナルを使用して、サイトの評価と関連性を判断している。

アップデートは品質の評価に重点を置いているのか?

Googleは常に低品質のサイトを順位付けしないことを目指している。

最も重要なのは、Webページがユーザーを満足させるかどうかだ。

高品質のサイトだからといって、Googleはそのページに順位を付けるわけではない。関連性が高いから、順位付けするのだ。

関連:Google Redefines What is Considered Low Quality Content

最後に

サイトに変更を加える前に、検索結果が落ち着くまで待機することが重要だ。

今回のアップデートで上がったサイトを観察し、そのサイトが上がった理由を理解すること。ただし、わかりやすい理由だけに囚われないでほしい。

「サイトが検索意図の変化に、どのように対応しているのか」という観点から、変化を確認することが最善だ。

この記事は、Search Engine Journalに掲載された「Google May 2020 Update – What We Know」を翻訳した内容です。
Googleコアアップデートの初動を受けて、「何に注意すべきか」がまとめられた記事でした。

コアアップデートも恒例行事となりましたが、今回のアップデートはかなり大きいものだと感じます。

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