Googleに検索アルゴリズム変更まで促した悪徳業者が逮捕された!

最近、Googleがインターネット上の評判(レピュテーション)を検索アルゴリズムの順位調整に採用した、という話が話題になりましたが、元はといえばニューヨークの悪名高いECサイトの運営者の発言がきっかけでした。アメリカではニューヨークタイムズまで取り上げたこの話題、最後にはEC業者が逮捕される事態にまで発展。今回はその顛末をご紹介。 — SEO Japan

一週間ちょっと前、ニューヨークタイムズが、顧客に迷惑を掛けることを自慢し、このような行為はグーグルで上位にランクインする副作用だと語り、誤った主張を行ったヴィタリー・ボーカーを記事で紹介していた。そのボーカーが逮捕された。これが副作用なのだろう。

連邦政府の摘発

この逮捕を取り上げたCNBCの記事の一部を以下に掲載する:

インターネットで迷惑行為を行い、詐欺を行った容疑がかけられたヴィタリー・ボーカーは顧客を欺き、そして、苦情を受けると、猥褻行為や重大な暴力行為で脅そうとした – とプレスリリースでマンハッタンのPheet Bharara連邦検事は述べている。「この休暇の買い物が盛り上がるシーズン中の本日の逮捕は、オンラインの買い物客を私たちが守る点、そして、ボーカー容疑者の犠牲者は一人ではない点を物語っている」

連邦裁判所から身柄を拘束される短いボーカー容疑所の動画が掲載されている(上のスクリーンショットはこの動画から作成したものだ):

プレスリリースの全文はまだ検事のウェブサイトには掲載されていないが、後でここにアップされるだろう。CNBCによると、ボーカー容疑者はインターネット上のストーカー行為、州をまたいだ脅迫、メールおよび有線不正行為の罪で逮捕されたようだ。

注記: プレスリリースの全文が手に入った。因みにこのプレスリリースは、Scribd(スクリブド)のこのページで閲覧することが出来る。また、ボーカー容疑者に対する訴状のコピーも手に入ったので、以下に埋め込んでおく:

ボーカー容疑者のメガネの販売サイト、Decor My Eyes(デコール・マイ・アイズ)、そして、同容疑者の戦略は、先週の日曜日のニューヨークタイムズのビジネスのセクションで大々的に取り上げられていた。

Googleのランキングが逮捕者を出す: 1つのサイトを除いてほとんど成功を収める…

この記事に対してリアクションを起こす形で、グーグルはすぐに変更を加え、評価の低い業者がグーグルのシステム内でランクを失うようにした。また、この変更は、検索エンジンで評価の低さがボーカー容疑者を目立させたと言う考えが誤っている点を証明することになった。私たちが投稿したエントリでもこの点については説明している。

グーグルが変更を加えたものの、いまでもボーカー容疑者のサイトが、あるサングラスのモデルの結果で上位にランクインしている:

私は、このような出来事を予防するために修正を行ったとグーグルが発表した際、この検索に対してデコール・マイ・アイズがランクインしている点を指摘した。その5日後、サイトはまだランクインしている。しかし、その他の各種の用語ではランクインしなくなったようだ。変更が行われる前、様々な用語で同サイトの名前を目にした。現在、同サイトは露出が大幅に減ったようだ。

それでも他のサイトはいまだに健在

しかし、ボーカー容疑者は、どうやら少なくともその他にも2つのサイトを運営していたか、密接な関係を持っていた。それが、 eyeweartown.comとeyewearus.comだ。両サイトは私が実施した以下のようなテストのクエリで上位にランクインされている:

以下に別の例を挙げる:

参考資料 & 詳細

以下にこの件を取り上げた私たちのエントリを紹介する。参考になると思うので是非目を通してもらいたい(註:全て英語):


この記事は、Search Engine Landに掲載された「DecorMyEyes Merchant Vitaly Borker Arrested After NYT Piece On Google Rankings」を翻訳した内容です。

このボーカー氏の被害にあった人が掲示板で嘆いている内容を見ましたが、トラブルになった被害者の家の写真を撮ってメールで送って脅迫するなど、相当滅茶苦茶な人物だったようです。Googleが今までレピュテーションの要素をアルゴリズムに全く入れていなかったとは到底思えませんが、彼のサイトにペナルティをかけた意外に具体的にさらにどんなアルゴリズムの変更を加えたのか気になるところではあります。 — SEO Japan
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