大企業のソーシャルメディア活用が頭打ちという意外な調査結果の内部事情

2000年代中頃からのブログブームに始まり、Twitter、そしてFacebook(日本ではmixi&Facebookも予想以上の大健闘中)と現時点でもウェブの主役がソーシャルメディアになっていることを否定する人は少ないでしょう。とはいえ企業のソーシャルメディア活用という意味ではユーザー普及率、利用度と比較してまだまだという感じもしますよね。さらに今回、アメリカで行われたとある調査によると、アメリカを代表する大企業に至ってはソーシャルメディアの活用状況が既に停滞している、という驚きの結果が出ていました。今回はその謎に迫った記事を久々のマーケティングピルグリムから。 — SEO Japan

それほど遠くない昔、Googleの売上高が“たったの”40%だけ増加した時に、その数字にがっかりした日のことを覚えているだろうか?落胆がその数字と関連していると考えることさえばかげたことだった。

最近、同じような不合理な活況がソーシャルメディアの成長にも起こっている傾向がある。何も全てのソーシャルにおけるとんでもない成長と継続した上昇傾向を示していないと信じたい人などいない。

あなたがフォーチュン500は何かがどれ位人気があるのかもしくはないのかのインジケーターであると思っているなら、ダートマスのマサチューセッツ大学によって報告されたレポートは、ソーシャルメディア誇大広告代理店をぶち壊しにするだろう。以下の表は、Twitterに関してはフォーチュン500が待機状態に入ることを決めていることを示している。

ブログについても同じことが言える。この状況が起きている理由に関しては明確ではないが、良い回答が得られていない深刻なROIの議論か、大企業を引きずり下ろすことを願っているように見える人々がいる時代でオープンになることに対して完全な被害妄想があるにちがいない。これには多くの説があるため、もしあなたの説があるならコメント欄で共有して欲しい。

ああ、でも、まあ、あなたは、“不屈のFacebookは同じ運命に苦しんでいないのでは?”と思っているに違いない。みんなFacebookが大好きで、Facebookを使っていると。では、フォーチュン500がFacebookに関しても冷静な態度でいることを自分の目で確かめよう。

これらの数字を見る時に1つ頭に入れておくべきことは、私達は、ソーシャルメディアのような物事の最先端にいる企業として通常は取り上げられることのないフォーチュン500について話しているということだ。まずは傍観して自分よりも小さくて機敏な企業に色んな失敗をさせ、進むべきではない方向に気付き、その後、自分達が安心できるようになったら相当なリソースを投資する、というのが大企業のすることの1つなのだ。

以下のグラフに示されていることは、フォーチュン500のソーシャルメディア分野への明らかな無関心にもかかわらず、Inc.500(註:アメリカで成長中の企業上位500)に入っている企業は非営利団体や教育機関と共にソーシャルメディアの世界を見捨てていないといういくらかの証拠である。彼らは先に前を進み、大きな奴らが学ぶために過ちを犯しているのだ。だって、誰かがやらなきゃいけないことだろう?

つまり、ソーシャルメディアにおけるフォーチュン500の活動が、必ずしもソーシャルメディアが終わっているという警鐘を鳴らしているわけではないが、全ての人がそれを推奨される解決策として見ているのではないということを検討するのは面白いことだ。

あなたはこの報告をどう解釈するだろうか?フォーチュン500がソーシャルメディアをどう考えているかは重要だろうか?どちらにせよ、ソーシャルメディアは、小さな企業向きのものなのだろうか?あなたの考えを聞かせて欲しい。


この記事は、Marketing Pilgrimに掲載された「」を翻訳した内容です。

2010年~2011年でアメリカ上位500企業のソーシャルメディア利用状況にほとんど変化がない(そもそも少ないにも関わらず)というのは、アメリカ企業のソーシャルメディアの活用状況を見ても逆に驚異の結果でもありますが、これはビジネスの主体がB2CかB2Bであるかというのも関係しているのですかね。仮にそうだとすると、ソーシャルメディアはあくまで個人レベルで普及しているものであって、個人対個人、企業対個人にとっては活用できても企業対企業には特別活用できるものでもまだないのでしょうか。一方、成長中の企業はソーシャルメディアをより活用している、というのも単純にB2B vs B2Cの文脈で理解するのも危険な気がします。企業であっても個人の集合体に過ぎないわけですし。この傾向が今後どう変化していくのか興味深い調査結果でした。 — SEO Japan
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