通販サイトで使えるSEOに役立つコンテンツアイデア集

SEOもコンテンツマーケティングが大事といわれる昨今ですが、ECサイトの場合、「ブログを運営していないしコンテンツマーケティング本格的に取り組むのは大変だな・・・」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。いえいえ、ECサイトだからこそ、簡単に効果的に導入できるコンテンツマーケティングの手法はたくさんあるのです、ということでサーチエンジンランドからECサイトが明日からでも導入できるコンテンツのアイデア集を。 — SEO Japan

この記事では、「キーワードとコンテンツ」に焦点を絞り、レビューを求められたウェブサイトを詳しく見ていく。今回取り上げるWindyCityParrot.comはeコマースサイトであり、「鳥の飼育用具」を販売するサイトである(注記: これはSEOやユーザーエクスペリエンスをベースとしたレビューではない)。

Windy City Parrot(ウィンディ・シティ・パロット)は、キーワードリサーチを実施し、販売する製品を購入する意図を示唆する検索クエリを発見する取り組みを見事に実施している。そのため、今回は、より有益で、独自で、それでいて興味深いサイトに変える上で役に立つコンテンツのアイデアに焦点を絞らせてもらう。それでは、最近のサーチ・エンジン・ランドの記事で紹介した、自然なビジビリティ、そして、コンバージョンを高め、また、参加しているソーシャルネットワークを介して展開または宣伝することが可能なコンテンツのアイデアを提案していく。

役に立つ記事をブログに閉じ込めない

ウェブサイトにブログを加える取り組みは、優れたコンテンツ戦略と言える。検索エンジンがインデックスし、検索結果に反映させる可能性のあるコテンツをウェブサイトに加えることが出来る。すると、ビジターがサイトにアクセスし、当該のビジネスについて知ってもらえるかもしれない。また、質が高い記事、有益な記事、そして、興味深い記事をブックマークしたり、共有したり、もしくは、リンクを張ってくれる可能性もある。

eコマースサイトの買い物客に、ブログに投稿された記事を見てもらっているだろうか?ほとんどの人達は目にしていないのではないだろうか。オンラインショッピングをする際の自分の行動を思い起こしてもらいたい。例えば、カーナビを買おうとしている場合、買い物サイトのブログを読むために時間を費やしているだろうか?買い物中に閲覧しているページにブログの有益な記事に触れられていないなら、恐らく全く気にしないだろう。

そのため、ブログに記事を加えるだけでなく、買い物客が購入する決定をする上で役に立つ記事のスニペットを製品ページや製品カテゴリのページに記事へのリンク付きで掲載してもらいたい。すると、ページに独自性が加わり、検索結果においてプラスの効果も見込める。

ウィンディ・シティ・パロットのブログの記事を見てみよう。鳥がクリッカートレーニングを必要とする理由を例にとって説明する。ウィンディ・シティ・パロットはサイトの買い物のセクションでクリッカートレニーニングキットを販売している。そのため、製品のカテゴリページや特定の製品ページにブログまたはその他の場所に投稿されている有益な記事のスニペット付きで「関連する記事」、「役に立つ情報」、「オウムの基礎」、「ラーニングセンター」等のセクションを設けることも出来る。

クラッチフィールド・エレクトロニクスが、有益な記事と動画をこのGPSページを含む一部の製品ページに加えている方法に注目してもらいたい。このサイトが2、3本の記事や動画にヘッドラインと概要を加えている点に注意しよう。また、このサイトは、関連する記事や動画のリストを開く「Learn more about GPS Navigation」(GPSナビゲーションについてもっと学ぶ)リンクを用意している。

このケースでは、ヘッドラインのみを掲載しているものの、記事や動画の内容が分かるように綴られている。

Helpful Articles and Videos within Product Pages

製品ページ内の有益な記事 & 動画

ブログのヘッドラインをウェブページ内に掲載することが可能なツールが存在する。 サイトが大きくないなら、こういったセクションを自分で作り、管理することを薦める。自動化されたシステムを利用するなら、そのシステムが検索フレンドリーであり、検索エンジンにヘッドラインおよびサマリーを見てもらえる点を確認するべきである。このタイプのツールの多くは検索エンジンを重要視していない傾向が見られるためだ。

サイトに有益な情報や役に立つ情報を加える

好きなキーワードツールを使って、「XXXXするには」や「XXXとは」等、販売している製品にある程度関連するクエリや質問を探してもらいたい。

先程申し上げた方法と同じような方法でサイトに関連するコンテンツを加えることを検討しよう。つまり、ブログ内やサイトのその他のセクション内にコンテンツを投稿し、次に買い物ページで購入の決定を後押しするコンテンツを加えるのだ。

ワードトラッカーおよびワードトラッカークエッションを使って、私はウィンディ・シティ・パロットが製品を販売している、アフリカン・グレイ・パロットに対するキーワード検索を実施した。私が発見したクエリおよび質問を以下に掲載していく:

how to breed african grey parrots(アフリカン・グレイ・パロットを飼育繁殖させる方法)

how to train an african grey parrot(アフリカン・グレイ・パロットをしつける方法)

how smart are african grey parrots(アフリカン・グレイ・パロットの賢さ)

why do african grey parrots shriek loudly(アフリカン・グレイ・パロットをが大声で鳴く理由)

ウィンディ・シティ・パロットは、上の質問の幾つかに答える記事を作成し、ブログに掲載することも出来る。こういった記事は、検索エンジンのユーザーが実行している検索の一部において結果にリストアップされ、一部のユーザーをブログに導き、ウィンディ・シティ・パロットについて学んでもらえる可能性がある。

先程も説明した通り、買い物客が購入を決定する上で役に立つ可能性のある関連する記事にカテゴリおよび製品ページ内で言及して、買い物客に見てもらうべきである。

詳細は効果的なオンラインアーティクルマーケティングの説明書 – パート 1 & パート 2で確認してもらいたい。

重要な製品のメーカーによる説明文を書き直す

ウィンディ・シティ・パロットは、メーカーによって提供された製品の説明文をそのまま利用しているようだ。これは他社製品を販売するeコマースサイト全般に見受けられる。テキストの検索を行ったところ、例えば、ウィンディ・シティ・パロットが販売するBird Carrierの製品の説明で登場するテキストを調べたところ、同じテキストが別のeコマースサイトでも用いられていた。

製品の説明文を書き直し、コンテンツを加える(次のセクションで詳しく説明する)ことで、同じ製品を販売するその他のサイトよりも有益なサイトになり、その結果、売り上げが増加し、また、その一方で、当該の製品ページの独自性が高まるため、検索エンジンの結果においてもプラスの効果が見込める。

当然だが、大きなサイトでは、説明文の書き直しは大変な労力を要する。コンバージョン率を高め、自然な検索のトラフィックを改善することで売り上げを増やすことが出来るなら、まずは利益を大幅に増やす重要な製品から手を付けることを薦める。

さらに詳しい製品の情報、イメージ、動画等を追加する

自分のコメントや有益なメッセージ、あるいは動画やイメージ等、オリジナルのコンテンツを製品ページに加えると、コンバージョンを高めるだけでなく、製品ページのオリジナル度が高まるため、検索結果のランキングも改善する可能性が高い。その上、製品ページに追加のコンテンツを掲載すると、さらに多くの結果でページを返してもらえるようになるだろう。

このBird Cageの製品ページでは、例えば、良い点や良くない点を挙げたり、組み立てが簡単である点を見せたり、もしくは、買い物客が鳥かごを選ぶ上で役に立つ買い物ガイドを策定したりするなどして、重要な特徴を強調する詳細なテキストやイメージ(または動画)が含まれていたら、どれほど便利になるのか想像してもらいたい。

ウィンディ・シティ・パロットは、このカゴに適している鳥のリストが掲載された個別のページにリンクを張っているものの、この情報を製品ページに含める点を検討するべきである。買い物の役に立ち、また、ページの独自性を高めることが出来るからだ。より多くの情報を製品ページに見せたいなら、検索エンジンフレンドリーなタブシステムを採用する手が考えられる。

A Tab System for Presenting Information on Product Pages

製品ページに情報を掲載するためのタブシステム

メーカーから提供された製品の情報を書き直す作業に関しては、独自のコンテンツを加える取り組みは大変なタスクに発展する可能性があるため、重要な製品から手を付け、売り上げに大きな変化が現れるかどうかを確認しながら作業を進めよう。

この件に関しては、ビジビリティを高めるための9通りのコンテンツ策定のアイデアで詳細を確認してもらいたい。

ユーザーのレビューを増やす

ウィンディ・シティ・パロットは、買い物客にレビューの投稿を認めている。しかし、実際にはほとんどレビューは投稿されていない。ユーザーレビューは、ユーザーが作ったコンテンツをサイトに加え、コンバージョン率を高める効果も期待できる。また、ページ自体の独自性を高め、適切に行われれば、検索エンジンのユーザーが製品に関するレビューを検索する際の結果で、製品ページを返してもらえる可能性もある。

ウィンディ・シティ・パロットは、レビューの数を増やす方法を策定するべきである。その準備が出来ていないなら、例えばアマゾンを参考にすることも出来る。アマゾンは、購入が行われた数週間後にレビューの購入を促すメッセージを送信している。必要に応じて、1週間後もしくは2週間後にリマインダーを送ることもある。

「how to get more product reviews」(製品レビューを増やす方法)等で検索をかけ、さらにテストするアイデアを集めよう。

内容がポジティブであれ、ネガティブであれ、レビューを投稿するインセンティブを提案しても問題はないのだろうか?スポーツ製品の小売り業者が買い物客にもっとレビューを投稿してもらうためにコンテストを行った経緯を参考にしよう。

レビューに関しては、先程紹介した記事、ビジビリティを高めるための9通りのコンテンツ策定のアイデアで詳細を確認してもらいたい。

「エキスパートに尋ねる」機能を検討する

ウィンディ・シティ・パロットのブログの記事に目を通していると、統括マネージャーのミッチなる人物が、例えばこの投稿「飼育しているアフリカン・グレイ・パロットに嫌われた – 助けて下さい」等、ブログの中で具体的な質問に時々答えていることに気づいた。

ミッチがこのような質問に答えられるだけの専門知識/リソースを持っているなら、サイトを通して目玉として提供することは出来ないだろうか?ミッチの写真を使って「バードマンに訊け!」のようなグラフィックを作り、右側のカラムに加えると言うのはどうだろうか?するとサイトはさらに便利になり、ウィンディ・シティ・パロットには「エキスパートがいる」と言うイメージを作り上げる上で効果があるかもしれない。

「エキスパートに尋ねる」機能を採用するなら、ユーザーフレンドリーな検索機能、そして、ビジター(および検索エンジン)がカテゴリーごと等で閲覧することが出来る手段を1つもしくは2つは加えておきたいところだ。ブログもしくはフォーラム(詳しくは次のトピックを参照)でQ & Aコーナーを設けることも可能である。

ユーザー生成コンテンツ & フォーラム

先程も申し上げた通り、ウィンディ・シティ・パロットはブログで、Q & Aをたまに行っている。この点を活かし、フォーラムを作成して、ウィンディ・シティ・パロットのドメイン名で運営し、多くのオウム関連のトピックを展開していくと言うのはどうだろうか?

フォーラムの運営は大変だが、価値はあるだろう。検索エンジンフレンドリーなフォーラムは、ユーザー生成コンテンツを加え、また、サイトをより有益にすることが出来るかもしれない。また、フォーラムの投稿は、検索エンジンでユーザー達が尋ねる質問の検索結果で大いに取り上げてもらえる可能性があり、すると、サイトを訪れ、ウィンディ・シティ・パロットを知ってもらえる可能性がある。この業界のエキスパートをフォーラムに参加してもらう方法を考案することを薦める。

自分を売るつもりで作業に取り組んでもらいたい。コンテンツに関する過去の記事でも述べたように、フォーラム等のコンテンツ用のウェブページテンプレートを使うと、買い物客が関連するコンテンツを閲覧している間に、販売している製品をよく知ってもらえるようになるだろう。また、ページのコラム内のメッセージ、もしくは、ページの最後に当該の製品やサービス等に関する短い概要をリンクと共に掲載し、製品やサービスを認知してもらうことも出来るのではないだろうか。

ユーザー生成コンテンツ: 動画 & イメージ

オウムは、ビジターに動画やイメージ等のコンテンツを求める上で最適のトピックと言えるだろう。ウィンディ・シティ・パロットなら、ビジターにペットの面白い/可愛い/楽しいイメージや動画を投稿してもらうよう促すことが可能だ。コンテスト(例えばカテゴリごとの最高の写真/動画を競う)をサイトもしくはソーシャルネットワークで開催し、ビジターに参加してもらうことだって出来るはずだ。

ユーザーが投稿したペットの写真や動画は、ソーシャルメディアで大きな注目を集めるポテンシャルを秘めている。また、このコンテンツは共有してもらえる可能性が高い。試しに「funny pet videos (or pictures)」(楽しいペット動画(または写真)で検索をかけてみよう – より多くの人達にコンテンツを閲覧してもらい、ウィンディ・シティ・パロットについて知ってもらうのだ。

その際は、最高のユーザー生成コンテンツをウェブサイト内(ソーシャルネットワークのページに加えて)に掲載し、より興味深いサイトに改善し、自然のビジビリティを高める努力をするべきである。

しかし、この手のコンテンツは、製品を売る効果の見込めるコンテンツほど目立たせるべきではない。なぜなら、ビジターが、例えば愉快なオウムがギターを弾く姿が見たくなり(実際にユーチューブでギターを弾くオウムの動画を見つけた)、購入プロセスから遠ざかってしまう可能性があるためだ。

動画コンテンツに関しては、自然なビジビリティを改善するための10通りのコンテンツのアイデアで詳細を確認してもらいたい。

この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Content Ideas For An Ecommerce Site」を翻訳した内容です。

1つ1つを読めば基本的、でもやっているサイトは少ないアイデアをまとめ直してくれた記事でした。ユーザー生成コンテンツや動画まではすぐには難しくとも、説明文のブラッシュアップや検索ユーザーを意識したテキストコンテンツの追加はすぐにできますよね。レビューにしてもレビューシステムを入れるのは手間かもしれませんし、ネガティブな口コミが掲載されるのが怖い人もいるかもしれませんが、実際の購入者に何らかの形で感想を聞いて手動で掲載する方法もあるわけです。

ちょっとしたアイデア次第で幾らでもできることのあるECサイトのコンテンツマーケティング、何も手をつけず売れないと嘆いているあなたに言い訳の余地はありません。。。 — SEO Japan [G+]


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