リンクの否認ツールの正しい使い方

悩めるウェブマスターとSEO業界の要望を受けて?Google先生がリリースしたリンクの否認ツール、公開時は滞った状態が続く(ケースが多い)Googleペナルティからの復興プロセスを改善するツールとして期待を浴びましたが、現状見ると、リンクの否認ツールを活用した復帰事例も余り聞きませんし、思った程はウェブマスター、そしてGoogle自身共に活用されていないのでしょうか。とはいえ、やれることはやっておきたい、ということで、改めてリンクの否認ツールの使い方について解説した記事を。 — SEO Japan

Disavow Link Tool dog
恐らく初めて、グーグルがビングの後を追いかける形でリンクの否認ツールを導入した。このツールを求める(または要求する)私達の声は届いていたようだ。潔く“リンクの否認ツール”と言う名称が与えられたグーグルウェブマスターツールのこの新しい機能は、スパマーから力を取り上げ、ウェブマスターに返す効果が見込まれる。

Disavow Links tool

今回はこのグーグルのリンク否認ツールの正しい使い方を紹介する:

慎重にリサーチせずにリンクを否認するべきではない

どういう意味だろうか?ドメインネーム、ドメインのオーソリティ、または当該のサイトの質の目安を知るためのその他のアイテムを確認するだけでは不十分である。リンクを徹底的に調査する作業は遥かに複雑であり、時間もかかる。しかし、徹底的なリサーチをしておくと最終的に得をする。

現在の被リンクのデータベースを作ることが最初の作業であり、その次に19の工程が続く。このマスターリストに従ってもらいたい。作者のイアン・ルーリー氏は優秀な人物であり、このリストは完璧である。

近道として利用するべきではない

リンクの否認ツールは魔法のような近道ではない。削除しようと試みたことがあるリンクのみを投稿する必要がある
このツールを告知する記事の後半部分で、グーグルは、このツールがリンクプロフィールからリンクを削除することを100%保証しているわけではない点を明確に述べている。また、スパマーから力を取り上げ、ウェブマスターに返すことを目的としており、“楽をする”ためのツールではない。この点を肝に銘じて扱うべきである。

ドメインのすべてのリンクがガラクタだと確信してるわけではないならドメイン全体を否認するべきではない

これは奇妙な業界ブログ、ニュースサイト、コンテンツサイト等にも当てはまる。確かにゴミの匂いはプンプン漂っている。90%はゴミレベルだが、10%はどうなのだろうか?サイトのレベルが落ちる前に、マイクロソフトやヤフー!、そして、CNNからリンクを得ている可能性もある。このようなリンクは今でも重要である。コンテンツも重要である。そして、このコンテンツからのリンクも今でも重要視される可能性がある

ドメインがスパム以外の何物でもないコンテンツに埋め尽くされているなら、削除しても問題はない。そうではないなら、イアン・ルーリー氏も言っているように、「頭を使う」べきである(同氏はしょっちゅうこの表現を利用している)。

リンクを否認するだけで全てのランキングの問題が解決されるなどと期待するべきではない

ランキングが落ちる理由は数多くある。事実、ランキングが落ちた日にペンギンアップデートが行われていたのは偶然だろうか?真実から目を背けないでほしい。もしかするとそのサイトは質に問題があるのかもしれない。それはそれで良い。改善することが出来るからだ。しかし、怪しいリンクを多数否認しても、状況を変えることは出来ない。

頭を使おう。スパムであることが分かっているリンク、そして、既に自力で削除を試みたリンクのみを否認するべきである。その後、サイトの評価を再び行い、改善の余地がある場所を確認してもらいたい。

否認ファイルをアップロードするまでは再登録のリクエストを投稿するべきではない

これは典型的な失敗例だ。

初回のペンギンアップデートが行われた後、まったくリンクを整理することなく、再登録を要請するサイトを私は幾つか見てきた。この行為が、どんな影響をもたらすのか分かっているのだろうか?このリクエストが受け入れられると、グーグルが本格的にサイトをレビューすることになり、ペナルティーが長期化する可能性があるのだ。

再登録を申請する前に、確実にリサーチを終わらせておく必要がある。隅々まで探し、また、サイトの他の要素も整理しておいてもらいたい。

何度もアップロードするべきではない

質の低いリンクを見つけ、投稿し、後は待つのみ。

3時間おきにフォームを投稿して、ランキングが復活していないことに悩まないでもらいたい。これは新しく、割と高度なツールである。慎重に取り扱うべきである。この点にはグーグルも同意している。

Disavow Links tool suggestions

とことんツールを満喫する

スパムリンクを除外する力を得たことになる。これは大きな進展である。1日中その力を楽しみ、次の日から仕事に戻ろう。

否認するリンクのファイルを誤りなく記入する

これは、1行につき1本のURLを記入するテキスト形式のファイルである。簡単な作業だが、それでも必ず誰かが失敗する。このファイルに関して、グーグルが幾つか注文をつけている。

  • ハッシュ #で始まる行はコメントと見なされる。
  • “domain:”で始まる行は特定のドメインからの全てのリンクを削除する。

ファイルの例を以下に掲載する:

Disavow Links example file

ウェブマスターツールのサイトへのリンクを活用する

まずはソースを調べて容易に分かるリンクを探すべきである。グーグルが自分のサイトをどのように見ているのか知りたいならウェブマスターツールを利用しよう。ウェブマスターツールがレポートしているリンクを先に取り上げ、当該のリンクをフィルタリングしよう。

SEOMozやマジェスティックSEO、そして、Ahrefsを利用していないサイトであっても、この手順を踏むことでサイトに向けられているリンクを把握することが出来る。限界はあるが、それでもサイトの被リンクの問題を解決する上で役に立つはずだ。

rel=”canonical”扱いする

グーグルはこのツールとrel=”canonical”を命令ではないものの、推奨として同一視している。スパマーがペンギンで得た力についてクレームを出したからと言って、すべての権限を与えてもらえるわけがない。

rel=”canonical”のように、必要に応じて使うことをグーグルは意図している。グーグルは、出来るだけ自力でリンクを整理し、罰あたりなウェブマスターを報告するべきだと今でも考えている。その後、リンクの否認ツールを利用するべきである。

待つ

すぐに結果が現れるわけではない。グーグルは次のように指摘している:

その URL からのリンクが無視されるようになるには、否認ツールを用いて指定された URL を Google が再クロールしてインデックスに再登録する必要があり、この処理には数週間かかることがあります。

個人的には1ヶ月以内に変化が生じることはないと思っている。リンクの否認ツールをチェック済みだろうか?それなら感想をコメント欄で聞かせてもらいたい。


この記事は、Portentに掲載された「The Dos and Don’ts for Google’s New Disavow Links Tool」を翻訳した内容です。

使い方というよりは、使う際の注意点リストのような内容でした。ペナルティからの脱却に進展がないサイトであれば、年内にもう一度再申請をしておこうと考えているウェブマスターも多いかもしれませんが、その際にはこの記事を参考に万全な状態で再申請を行いたいものです。もちろんだからといって、再申請が承認されるわけではありませんが、、、少しは承認される確率が高まるかもしれません。 — SEO Japan [G+]
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