Bing、ウェブマスターガイドラインをついに公開

古くはページランク、今はウェブマスターツールズと、ウェブマスターが気になって仕方なくなる検索アルゴリズムの要素を微妙に見える範囲で公開し、検索ユーザーの支持以上に、ウェブマスターの支持、というか日々確認・使わざるえない状況に落とし込む形でウェブの世界を支配してきたGoogle。ウェブマスターに向けに公開されているウェブマスターガイドラインも多くのユーザーにとってウェブサイト構築時の基本バイブル的に利用されていますが、ここにきてようやくBingもガイドラインをついに公開した、ということでその内容を紹介します。アメリカでは1/5程度の検索シェアを誇る無視できない存在のBing、はたしてその内容に気になる要素はあるでしょうか? — SEO Japan

bing-logo-200ビングは、初めてウェブマスターガイドラインを配信し、ウェブサイトのオーナーに対して、ビングの検索エンジンでのSEOに関連するベストプラクティスの基本的な指針を示している。

このガイドラインは、ビングのウェブマスターツールのヘルプに用意された「コンテンツガウドライン」セクションからアクセスすることが出来る。直リンクは、「www.bing.com/webmaster/help/webmaster-guidelines-30fba23a」だ。

ビングのウェブマスターガイドラインは、リンクやソーシャルメディアに分かりやすい用語でざっと説明し、SEOや専門的なウェブサイトの話題に対しては少し詳しく説明している。しかし、それでも、グーグルのウェブマスターガイドラインと比べると詳細な情報に欠け、範囲も狭いと言わざるを得ない。ただし、ビングの告知によると、意図的にそうしたようだ。

現行のウェブマスターガイドラインは大半の主要なトピックを網羅しているため、変更はほとんど行われないでしょう。このガイドラインは包括的ではなく、難解な専門的な答えは提供されていません。なぜなら、大半の事業のオーナーの方々に検索マーケティングの概略を理解してもらうことを考慮して作成されたからです。

事実、ビングは、ウェブマスター FAQ(PDF)で遥かに詳しい情報を提供している – この文書はビングウェブマスターツールのホームページからダウンロードすることが出来る。

因みに、ビングは、これから来年の2月にかけて、無料のウェブマスターオンラインセミナーを6回実施する計画があると述べており、このオンラインセミナーでは、SEOの基礎、クロールの基礎、オーソリティの構築等のトピックが取り上げられるようだ。ビングの告知には全てのトピックが掲載されている。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Bing Publishes Its Webmaster Guidelines」を翻訳した内容です。

どうしてもGoogleと比較してしまいますし、内容も実際充実していませんから何故今更?という印象さえ受けてしまいますが、公開しないことには全ての基準がGoogleオンリーになってしまいますからね。。。とはいえ、このレベルなら2年前に公開してほしかったかも。と、愚痴を言っても始まらないので今後に期待しましょう! — SEO Japan [G+]

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