AOLが850億円で買ったBeboを終了か売却するらしい。

お金かけて買っても無駄になることって、個人法人問わずある話ですが、850億円規模の話はそうはありません。 — SEO Japan

AOLはソーシャルネットワーキングサイトのBeboを近日中に終了する予定のようだ。運が良ければ他社に売却できるかもしれないが。AOLベンチャーズの副社長であるジョン・ブロッドによると、ソーシャルネットワーキングの市場は競争が激化しており、Beboが成功するのは難しいと判断したようだ。

記事によると、AOLはBeboに追加投資をするつもりはなく、同時にコストがかかりすぎることからサポートを続けるつもりもないとのことだ。

AOLはBeboに興味がある会社があるかどうか早急に調査しており、2010年5月までには何らかの判断を行う予定だ。

Beboは、元々2008年にAOLに850億円($850million)で買収された。当時はAOLはまだタイムワーナーと関係にあったが、タイムワーナーと別れた後、Beboへの投資を全て独自で行う必要があった。

BeboのトラフィックはFacebookやTwitterの人気に圧されて低下し続けている。

ここで質問になるのは、果たしてBeboに興味がある会社があるのか?またAOLが2008年に買った価格で売れるのか?と言うことだが。。。


この記事は、Search Engine Journalに掲載されたArnold Zafraによる「AOL to Sell or Shut Down Bebo Social Network」を翻訳した内容です。

SNSブームの真っただ中で買われたBeboですが、Facebookの圧倒的な成長やまさかにTwitterの普及の中、完全に取り残された形ですね。MySpaceもマードックのニュース社に買収されてから勢いを落としましたが、やはり大企業による成長中のネット企業の買収は、その成長を持続させる意味では難しい面が数多くあるのでしょうか?

ケースバイケースなのでしょうが、日本のGreeじゃないですけど、少し投資してパートナーとして独立性を保ちつつ事業を継続してもらう形の方が良いのかもしれませんね。B2Bと違ってB2Cビジネス、特にソーシャルメディアの世界では、運営者がどこまでリアルタイムにユーザーニーズを把握してサービスを適合させていけるかと言う能力が問われると思いますし、成長過程においてはベンチャー企業ならではのスピード感ある判断と失敗を恐れない決断がより求められるのかもしれません。 — SEO Japan


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