今年もInc 500/5000 リスト(註:米国のビジネス誌 Inc. が毎年発表する成長企業のトップリスト)が発表された。中身を見ると、昨年以上に多数のアドテク企業がランクインしているようだ。
数字に関して正式な監査がされているわけではないが、各企業が前年と比較してどれだけ成長したか公表した結果に基づいている。
では結果を見てみよう。…
- AdRoll – 1240万ドル – 2011 (社員40人 = 一人辺りの売上 $310,000)
- Spongecell – 1170万ドル – 2011 (46人 = $254,347) – – (2010年は38万ドル)
- Adaptv – 3340万ドル – 2011 (社員85人 = $392,941)
- Altitude Digital Partners – 60万ドル – 2011 (社員19人 = $315,789)
- Likeable – 470万ドル – 2011 (社員24人 = $195,833) – (Google’のWildfireと契約したばかり)
- MediaForge – 550万ドル – 2011 (社員31人 = $177,419) – (2010年は$21万ドル)
- Bizo – 1230万ドル – 2011 (社員50人 = $246,000)
- TubeMogul – 1780万ドル – 2011 (社員80人 = $222,500)
- Millennial Media – 10370万ドル – 2011 (社員222人 = $467,117)
- Resonate – 980万ドル – 2011 (社員47人 = $208,510)
- MediaMath – 7770万ドル – 2011 (社員121人 = $642,148)
- OneScreen – 630万ドル – 2011 (社員43人 = $146,511)
ここで出されている数字はメディアの金額であることに留意しておきたい。
つまり実際のネット売上ははっきりしない数字なのだが。。。成長率の参考にはなるだろう。
この記事は、ad exchangerに掲載された「Spongecell Revenue Triples, Adroll Sees $12.4 Million In 2011 According To Inc.」を翻訳した内容です。
リンク先はInc.の各企業紹介ページになっていますが、以前の売上も書いてあり、その成長率には今後の可能性を感じさせる企業が多いですね。リターゲティングで有名なAdRollも2011年こそ1204万ドル(約10億円)ですが、2008年は11万ドル(1000万円以下!)しか売上がなかったようです。ビデオ広告で最近話題のAdap.tvに至っては2008年の売上が55万ドルだったのが、2011年は3340万ドルですからね。この中で一番売上が大きいのは恥ずかしながら初耳だったMillennial Mediaですが、モバイル中心ということで米国もやっぱりモバイルはきているようです。売上2位のMediaMathは統合マーケティングプラットフォーム。2008年が550万ドルと以前からそこそこ売上があったようですが、一気にブレイクして2011年に7700万ドル、、、メディア費用も含まれてはいるようなので数社大手に採用されれば出る数字なのかもしれませんが、新手のサービスであっても良いモノは積極的に取り組んでいこうという米国的な姿勢がいいですね。
他の企業も1つ1つ見ていくと新しい発見があるかもしれませんので興味があれば是非。 — SEO Japan [G+]
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