Googleへの手紙:私は恥ずかしい場所の湿疹について友達に聞きたくないのです

公開日:2012/02/08

最終更新日:2024/02/17

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昨日、Googleの検索結果に「Google+で尋ねよう」リンクが現るという記事を配信したばかりですが、今日はそんなGoogleにThe Next Webがしたためた手紙形式のメッセージを。 — SEO Japan

拝啓、Google様。まず始めに、私はあなた方がしていることにお礼を言わなければなりません。私はあなた方のサービスの多くを毎日使用し、あなたの会社の取り組みの大ファンでもあります。時々あなた方は私を本当にイライラさせることをしますが、今日はそのうちの1つに狙いを定めて話すつもりです。それは、これです:

私はあなた方の狙いが、みんなにGoogle+を使ってもらうことだと知っていますし、その裏にある理由も知っています。でも、私は、1つ1つ全ての検索クエリで私がそれについて友達に尋ねたいかどうかを聞かれることにひどくうんざりしているのです。それはポルノサイト上にあるFacebookのシェアボタンのようなものなのです。私だって決して友達に話したくないことはあるのです。たとえそれが恥ずかしいものではないとしても。だから、私に聞くことをどうか止めてください。

そのくらいならまだましなのかもしれません。あなたは、ページのトップにそれを目立たせて置くこともできたのです。もしくは、強引に私をGoogle+に連れて行き、そこから検索をさせることもできたのです。新しいGoogleアカウントの所有者にGoogle+への登録を強いているように…。しかし、そういった理不尽な状況がないとしても、それはまだ侵略的で、迷惑なのです。

あなた方がかつて実施していたひどいeBayの広告のことは覚えていることでしょう。人々がGoogleで汚染された針を検索すれば、eBayは“eBayで新品または中古の汚染された針を安価で手に入れる”と広告を出していたでしょう?あなたの口やかましい検索エンジンは私にそのことを思い起こさせるのです(註:eBayがどんな検索キーワードで検索してもアドワーズ広告を出していた件。下記のスクリーンショットが話題になった。)。

あなたはコンテクストに精通しているはずなのです。それならばなぜ、誰かがGoogleで質問した時にだけこの提案を表示するように設定を変更することがこんなにも難しいのでしょうか?その方がより前後関係は分かりやすく、それ故により良い行動喚起にもなるのではないでしょうか?これは、初歩的なマーケティングです。

私達は、あなた方の会社が今、人々に成功に基づいてボーナスを与えるくらいに、本質的にソーシャルと結びついていることを理解しています。しかし、あなた方は四半期毎に数千億円を稼いでいますが、楽で割りのいいGoogleの仕事を辞める人も増えているようです。たぶん、会社のためには、あなた方は、Goolge+をもたらしたイノベーションを手にする必要があるし、それを宣伝する必要もあるのでしょう。

最後になりますが、その質問を削除してください。迷惑だし、無意味だし、あなたの見かけを悪くしているだけです。


この記事は、The Next Webに掲載された「No Google, I don’t want to ask my friends about itchy rashes」を翻訳した内容です。

手紙調の記事って海外だとたまにあるのですが、中々読ませますね。確かにGoogleの技術力を持ってすれば特定の種類の検索時のみ、Google+で質問してみよう、というメッセージを出すことは朝飯前だと思いますが、今回は正確なアルゴリズムよりプロモーションだったのでしょうか。さてこの機能、今後どうなっていくのでしょうか。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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