効果的で収益性の高いキーワードを見つける3ステップ

やれソーシャルだ、コンテンツマーケティングだといってもSEOの基本はキーワードリサーチから、ということで、今回は効果はもちろん収益性まで加味したキーワードプランニングの方法を3ステップに分けて解説してくれた記事をQuickSproutから。 — SEO Japan

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毎月、グーグルからビジターを100万人獲得したいだろうか、それとも1000人で十分だろうか?恐らく100万人を望む人の方が多いはずだ。しかし、現実として、知識に基づいて判断を下せるほど、十分な情報を持っていないのではないだろうか。

キーワードゲームでは、トラフィックだけでなく品質も重要視されている。コンバージョン率に注目して、情報を得た上で決断を下さなければならない。

要するに、より大きな目標を持ち、そして、キーワードの量ばかりに固執する姿勢を正す必要があるのだ。

この業界で10年間を過ごしてきた私は、コンバートする確率の高いキーワードリサーチ計画を常に優先してきた。今回は皆さんに3つのステップで構成されるキーワード計画を紹介したいと思う:

ステップ #1: SEOを考慮したキーワードリサーチ

自分のサイトでキーワードリサーチを実施する際は、他のサイトで実施する場合よりも遥かに容易である。なぜなら、コンテンツを隅から隅まで知り尽くしているからだ。直感で分かると言っても過言ではないだろう。

しかし、新しいサイトでキーワードリサーチを行う場合は、多くのキーワードを調べるのが無難である。つまり、キーワードのリストを作ることから始めるのだ。リストがないなら、出来るだけ多くのコンテンツを把握する必要がある。

その際は以下のポイントに注意してもらいたい…

  • 分からないワードやカテゴリーについて検討する – これらのワードをグーグルで検索し、どのような結果が現れるのか確認する。
  • この結果と実現しようとしている結果と照らし合わせる – 競合者と似ているのだろうか?キーワードリサーチのコンバージョンのセクションでも説明するが、コンバートしないキーワードは時間およびビジターの無駄である。

コンバートしていないキーワードを見つけたら、検索を行い、同様のキーワードを削除しよう。この作業を行っていくと、カテゴリーのリストは変わっていくだろう。サイトのコンテンツを理解し始めるためだ。しかし、多過ぎるくらいの量のカテゴリーから始め、徐々に減らしていく方が簡単である。

推測される検索の量をチェックし、自分の希望にマッチすることを確認してもらいたい。

例えば、「SEO consultant」と「SEO services」ではどちらの方が検索のボリュームは多いだろうか?もしくは、「florist」と「flowers」では、どちらが多く検索されているだろうか?「washers」と「washing machines」ではどうだろうか?

厳密に正しい「SEO services」に気持ちが傾くかもしれないが、実際には「SEO consulttants」を検索する人の方が多いため、「SEO consultants」をコピーにより多く反映させておきたいところだ。

ここまで辿りついたなら、ジェニー・ハラス氏が推奨する5つの質問を用いて、キーワードリサーチの効果を最大限に高めることが出来る。

  1. サイトをどのように描写するか? – サイトに実際に目を通し、サイトの評価およびキーワードのリストを作成したら、サイトを描写してみよう。恐らく自分でサイトを読んだ内容をそのまま繰り返してしまうのではないだろうか。しかし、自分がコンテンツおよび専門用語を知っているからと言って、他の人達も分かると決めつけるのは良くない。こうすることで、変えるべき点に関して何に焦点を絞るべきかが見えてくる。
  2. 競合者ではなく自分のサイトを選ぶのはなぜか? – その特徴は何だろうか?これはコンバートするキーワードのタイプを探る質問であり、最終的に検索において競合者はではなく、自分のサイトが表示されるかどうかを決める。
  3. どのような製品が競合者ではなく自分の製品に似ているのか? – eリーダーのメーカーは、スマートフォンでは読書をすることが出来るため、スマートフォンは競合者ではなく、同じタイプの製品だと主張するかもしれない – スマートフォンのユーザーは全く異なる目的で利用するためだ。
  4. フラッグシップ製品を持っているか? – それは最も収益性の高い製品だろうか?なぜ別の製品ではなく、その製品を宣伝するのだろうか?これらの質問に対する答えは、焦点を絞る上で役に立つ。その結果、全てのエネルギーを一つの製品に集中させることが出来るようになる。
  5. 最も重要なキーワードは何か? – この質問を問うことで、多くのキーワードで上位に格付けされなければいけないと言う誤った考えを回避することが出来る。重要なキーワードは10個しかない。その他のキーワードはそれほど重要ではない。

ベースとなるキーワードを手に入れたら、実際に使って、未開拓の機会を探し出す必要ある。キーワードリサーチは、現在のビジネスを構築する上では重要ではないかもしれないが、潜在的な機会や見過ごしていたマーケットを特定する上で役に立つだろう。

必ずしも長時間をつぎ込まなければいけないわけではない。現在のビジネスの構築を支えることを視野に入れて、そして、新しいマーケットを見つけることを考慮して、データを慎重に見ていればいいだけだ。

グーグルインサイトグーグルキーワードツール、そして、グーグルトレンド等のツールを利用することで、多くの用語を抽出し、後はざっと目を通して、新しい機会を特定していくことが出来る。

ステップ #2: セマンティックに理解するためのキーワードリサーチ

SEOを意識したコアのキーワードを見つけていく上で、今度はセマンティックな検索のキーワードの分野にスポットライトを当てていきたい。このようなキーワードのデータベースを手に入れることで多くのメリットを得られる:

  • CTRが上がる – 焦点を絞ったキーワードを利用すると、CTRは改善されていく。また、全てのコンバージョンファネルの要素がセマンティックな検索に対して最適化されていると、CTRは急激に上昇する。
  • 入札の量が減る – 検索エンジンのユーザーの意図に沿ったキーワードを作っていると、ペイパークリックキャンペーンに対してそれほど資金を投じる必要はなくなる。質の高いクリックによって、費やす金額が減っていくためだ。
  • 品質スコアが上がる – するとキーワードに対する意味的な関連度も上がり、ウェブに対して価値を与えているため、検索エンジンに見返りを与えてもらえる。

それでは、セマンティックなキーワードを探す方法を幾つか探っていく。セマンティックなキーワードは、SEOのキーワードよりも特定するのは難しい。以下に、サイトを分析し、セマンティックなキーワードのデータベースを構築する際に私が利用するツールを紹介していく。

  • トレンドに関するセマンティックなキーワードを最適化する – 世間の関心の範囲内で、そして、検索エンジンで上位を目指す上で私が好んで利用している戦略の一つは、話題になっているトピックに関するキーワードを作成する戦略である。幸いにも、グーグルトレンドアイスロケットTrendrr TV、そして、ツイートボリューム等の役に立つツールが幾つか存在する。
  • ソーシャルブックマーキングタグを調べる – タグがソーシャルブッキングマークプラットフォームでどのように利用されているのかを分析する取り組みもまた、セマンティックなキーワードを作る上で有効である。私ならDiigoピンタレストリコライズ、そして、デリシャス等のツールを利用する。

さらに一歩踏み込み、アドバンストサーチを利用することも可能である。セマンティックなキーワードを手っ取り早く見つけるには、グーグルで検索を行い、アドバンストサーチ(検索オプション)の結果を調べる必要がある。

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次に「related searches」をクリックする。

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…すると全ての用語が表示される:

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上の結果から、ユーザーが通常買い物をする際はブランドを求めている点が分かる。この情報は非常に重要である。

グーグルインスタントを使うと、「related」では表示されない、セマンティックなキーワードに対するアイデアをさらに得ることが出来る:

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それでは、セマンティイク検索が何かを説明していこう。まずは「lap top repair」を検索する。

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すると、全ての同様のキーワードフレーズが表示される。しかし、グーグルインスタントでは、次のように表示される:

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ロケーションに関連する選択肢が与えられる。

当然だが、全ての用語を抽出し、データベースに落とす必要はない。それぞれのフレーズを慎重に調べ上げ、理解する取り組みもキーワードリサーチに含まれる。明らかに採用するべき用語もあれば、そうではない用語もある。その際は、グーグルインサイトを使って、カテゴリー別にキーワードを絞り込むべきである:

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セマンティックなキーワードリサーチでは、SEOキャンペーンで実際に利用可能なキーワードを見つけることが最優先されるが、ターゲットの顧客の完璧なプロフィールを構築することも同じく重要である。また、ターゲットの顧客をより理解することが出来るようになれば、キャンペーンの結果はさらに良くなっていく。

ステップ #3: コンバージョンを考慮してキーワードを作成する

現時点で、既に様々なキーワードツールからエクスポートしたファイルを多数抱えているはずであり、これらのファイルを行ったり来たりするのは効率的ではない。そのため、データベース内にマスターテーブルを作成して、最終的にエクセルにエクスポートする必要がある。

これは私がトム・シュミッツ氏から学んだ手法であり、データベースの動かし方を知らなくても、実行に移すことが出来る:

  1. 全てのキーワードを一つのマスターファイルに抽出する。
  2. 全てのキーワードをワードの数、次に検索の回数ごとに分類する。
  3. 3ワード以下の関連するキーワードを全て特定する。
  4. さらに大きなフレーズに埋め込まれているキーワードを全て特定する。
  5. 最適化しようとしているサイトに相応しいトラフィックのリミットを設定する。多くのトラフィックを集めるサイトにはトラフィックが少ないページよりも高いトラフィックのリミットを設定することをわしは薦める。
  6. 残されたキーワードの中から、関連するものを残す。

最後に、マークした、もしくはテーブルに残した全てのキーワードをコピーする。これらの用語がキーワード候補である。

上述したプロセスは、現実的、効率的、そして、効果的なレベルで行われるSEOのキーワードリサーチにおいて典型的なプロセスと言えるだろう。

これでキーワードリサーチのコンバージョンの側面を見ることが出来る。しかし、キーワードをターゲットのページに割り当てる必要がある。これは基本のルールである。ターゲットのページが存在しない場合は、当該のキーワードは役に立たない。

キーワードを調べ、ターゲットのページに割り当てていこう。ランド・フッシュキン氏が投稿したこのエントリには、複数のフレーズを一つのページにターゲット設定する方法が取り上げられている。

キーワードを割り当てたら、キーワードの追跡について検討するステップが待っている。その際、次のスタッツに注目する必要がある:

  • 自然なビジター – 各キーワードに対して、検索エンジンは自然な検索から何人のビジターをもたらしているだろうか?
  • 完全に一致する検索 – ユーザーが検索を行い、ターゲットのページにやって来た際の完全なマッチの量に注目してもらいたい。この数字が高ければ高いほど、顧客の正確なターゲティングに近づいていることになる。
  • フレーズマッチ – フレーズマッチの量にも注意する必要がある。結論は同じだ – 量が多ければ多いほど、顧客の正確なターゲティングに近づく。
  • キーワードの多様性 – トラフィックをもたらすキーワードの種類も重要である。キーワードの種類が少ないなら、種類を増やす方法を検討する必要がある。検索の量が少ないキーワードは、適切だろうか?その効果を再評価する必要はあるだろうか?

結論

今回紹介した、キーワードのリサーチ & 特定を行う3つのステップは、総体的および効果的なキーワード計画を考案する上で役に立つだろう。その結果、トラフィックは増加し、何より収益にプラスの効果が表れる。

上述したステップを実施するには時間がかかるが、適切なキーワード計画を用意しないでスタートを切ると、資金をどぶに捨てるようなものである。

最後に、効果的且つ収益性の高いキーワードを作る方法に関して、他にアドバイスがあるなら是非発表してもらいたい。


この記事は、Quicksproutに掲載された「The 3-Step Process to Creating an Effective and Profitable Keyword」を翻訳した内容です。

様々なサーチ賢人のアドバイスを元に効率的なキーワードリサーチの手法をまとめてくれた良い記事でした。セマンティックなワードを抽出するのにソーシャルブックマーキングタグまで調べるのはかなりマニアックだな、、とも思いましたが確かに参考になる点もあるでしょうね。自分のキーワードリサーチのやり方と比較してみて、足りてない部分・改善できる部分があるか調べてみるのはいかがでしょう。 — SEO Japan [G+]
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