起業家になる前に知っておきたかった8つのこと

シリアルアントレプレナーであるQuickSproutの筆者が語る、起業家になる前に知っておきたかった8つのアドバイス。かなり深いです。これを教訓にしておけば起業する際に失敗するリスクも少しは減るかも。 — SEO Japan

起業家の世界に飛び込むことは、初めて自転車に乗るような感じだ。楽しくてエキサイティングなこともあるけれど、地面に落ちて傷つくような結果もある。

しかし、良い知らせは、起業家になる方法を学ぶことは自転車に乗ることよりも簡単なことがあるということ。ほら、もしあなたの両親が私の両親と同じなら、恐らく自転車に補助輪を付けたでしょう・・・それはあなたが傷つかないことを保証するものではなかったが、もっと簡単にできるようにしたのだ。

今、私はあなたの起業家としての旅路の滑らかな乗り心地を保証することはできないが、あなたに補助輪を与えることによって物事をより良くするお手伝いを少しすることができる。

そういう気持ちから、ここであなたが起業家への旅を始める前に知っておくべきことを8つ紹介しようと思う。

1.あなたが何でも屋になる必要はない

最初の会社を始めた時、私は全てのことを自分でやろうとした。私は出来るだけたくさんのことを学ぼうとしていたために多くの指示に振り回され、そのおかげで幅の広い起業家になることができた。

しかし、私が身をもって知ったことは、いくつかのことを上手にできるよりも1つのことに秀でている方がいいということである。

例えば、自慢したくはないが、私は群を抜いて優れたインターネットマーケッターだ。

今思えば、最初に始めた時、私は何も上手にできなかった。偶然にインターネットマーケティングという1つのことに全力を注ぐことになったのだ。1年ほど経つと、私はそれがとても得意になり、マーケティングサービスを提供する会社を始めることができたのだ。

1つのことを本当に上手にすることによって、あなたはそこからキャリアを築くことができるようになる。そして、その1つのことに本当に秀でることによって、あなたはそれをすることで実際にたくさんのお金を稼ぐことができるのだ。

2.悪いことには目を向けず、良いことに目を向ける

始めた当初、私は大学の学位のようなこと、特にハーバードのような学校の出身ならば、それをとても重要視していた。お分かりの通り、私は俗に言う賢い人ではないし、学ぶのは遅いし、そのせいでたくさんの弱点を持っている。

しかし、私はそれらの問題に取り組むことで問題を解決するのではなく、私の5年生の先生が教えてくれたように、私が得意ではないことを得意とする人達に囲まれることによってそれらの問題を解決したのだ。

先に述べたように、私はインターネットマーケティングに非常に長けている。私はインターネットマーケティングの会社を共同設立し、とても上手くいったが、それは私が良いマーケッターだったから上手くいったわけではない。

ほとんどのビジネスと同じように、あなたは従業員の管理や、売上げの上昇、企業からのお金の徴収やその他ビジネスの経営に関係する全てのことを心配しなければならない。しかし、私は自分が得意でないことを得意なビジネスパートナーに囲まれることによって、結構いいサイズの会社を作ることができたのだ。

だから、自分自身を向上させようと無駄に時間を過ごす代わりに、自分が不得意なことを得意とする人を探すことに時間を費やすのだ。

3.あなたの両親はバカではない

私の両親は本格的な起業家ではない。だから、彼らが私にいつも起業家的なアドバイスをすると、私はそれを普通に無視した。

なぜって?今彼らが何をしているのか?ということが理由だ。

彼らが私にくれたアドバイスを振り返ってみると、悪いものもたくさんあったが、大部分は良いアドバイスだった。もし私がちゃんと聞いていれば、これまでの9年間で100万ドル以上を節約することができたかもしれない。

ただ単に起業家からのアドバイスを探すのではなく、あなたが信頼するどんな人からのアドバイスも探すのだ。それが両親でなければいけないわけではない。兄弟でも伯父さんでも友達でもいいのだ。

4.“やってみる”ことなど存在しない

社会はあなたにベストを尽くしてやってみる限りは失敗することは構わないと教えてきた。問題は、“やってみる”ことなど存在しないということだ。

あなたは、失敗するか成功するかそのどちらかだ。それで終わりなのだ!もし成功しなくても大丈夫という中間の道などない。

私が最初に起業家として始めた時、人々は、私が失敗する度に大丈夫だと言った。なぜなら、「私がベストを尽くした」から。

現実には、もし生きるためにお金が必要ならば、成功する方法を見つけ出さなければならない。失敗はあなたを金持ちにはしない。だから、あなたは失敗する度に、やってみたのだからと自分自身を励ましてはいけない。その代わりに、自分の過ちから学ぶのだ。そうすれば、次に成功する確率は上がるだろう。

5.小が新たな大になる

あなたは有名人に会うたびに興奮するだろう。有名人と言ってもレディ・ガガではない。あなたの業界で高く評価されている人だ。

そういう有名人の1人に会うたびに、スターに会えたと感激するべきではない。なぜなら、あなたが会う有名人の大部分があなたのことなんて気にもしないからだ。

彼らは忙しくてあなたを助ける時間などない。だから、あなたはごく普通の人と関係を築くことに集中するべきなのだ。彼らは集団を作り、彼らが話すと人々は耳を傾ける。

だから、有名人とのネットワーキングに注力せずに、ごく普通の人とのネットワークを築くのだ。彼らはあなたやあなたの会社についての評判やうわさを他のみんなに広めるだろう。そして、たくさんのそれらのごく普通の人があなたについて話せば、有名人はそれに耳を傾けるしかなくなるのだ。

6.褒め言葉はタダ

私は喜ばせるのが本当に難しい人間だ。私の最大の欠点の1つが、常に上を求めていることだ。この姿勢はチームメンバーを一生懸命に働かせることができるけれども、同時に人々を限界に追いやることにもなる。そして時にはそれがチームメンバーを辞職にまで追いやるのだ。

私が身をもって知ったことの1つが、褒め言葉はタダということだ。だから、毎週金曜日には、チームの仕事をねぎらう言葉やあなたが気に入ったことを全て伝えるようにすることだ。

月曜から木曜の間は、批判をし、彼らを追い込み続けてもいいが、同時に敬意を表すことも必要だ。チームを怒鳴ることは何も解決しない。彼らが成長する手助けに積極的でなければならない。

それと同時に、あなたは自分のチームからの批判を聞く意思を持つ必要がある。それを受け入れなければフェアではない。

7.対立を恐れない

あなたが私みたいな弱虫だとしても、心配はいらない。ビジネス界での対立は小学校みたいな殴り合いのけんかにはならない。その代わりに、事が運ぶのを助ける。

私が初めて起業家の道のりを歩き始めた時、その後の数年間でさえ、私は対立を避けていた。誰かにひどい目に遭わされたり、客に文句を言われたりすると、私は口を閉ざして何もなかったかのように行動した。

それが問題なのは、人々があなたをいいように扱い始めることだけでなく、あなた自身が多くを成し遂げないことだ。例えば、私がインターネットマーケティングの会社を経営した時、顧客に課した作業が終わっていないことを彼らに言った時には、より長く顧客を確保することができた。

中には怒りだす顧客もいるが、徐々に彼らが自分たちの作業を終わらせるようになり、それによって彼らのウェブサイトがもっとトラフィックを獲得する助けとなる。そして最後には、彼らを満足させる結果となるのだ。

さらにもっといいことには、私のビジネスパートナーと私は、時々、健全な対立をしていた。そのことは、会社がポジティブな方法で前に進むのに役に立っていて、私たちはお互いに対立することを楽しんでいた。

8.測定するものを選ぶ

初めての会社を始める時に最初にやることの1つが、測定基準の設定だ。その測定基準が、あなたの会社が上手くいっているかどうかを見極めるのに役に立つ。そうではないだろうか?

結局のところ、あなたは恐らくページビューや訪問者数、ウェブサイトの滞在時間などの基準を測定することになるだろう。では、これらの測定基準の問題は何なのか?そう、これらの数値が改善したからといって、必ずしもあなたがもっとお金を稼ぐということにはならないのだ。

もしもあなたが重要ではない測定基準を追跡し始めると、それが必ずしもお金にならない時にもあなたはそれらを改善することに注力するだろう。だから、重要ではない測定基準に力を入れることで時間を無駄にするのではなく、マーケティングチャネルごとの収益やこんなバージョン率などの本当に重要なことだけを確実に追跡し始めるようにすることだ。

結論

こんなこと言いたくはないが、私はあなたのために8つのことを教えたが、あなたは恐らくそのほとんどのことに従わないだろう。16歳の頃の起業家の私だったらこれらのことにはほとんど従わないことは分かっているが、もしあの頃に戻れるなら聞き入れるまで自分自身を平手打ちしたい。

私と同じ過ちをしないことだ。これらのちょっとした知識があなたの起業家としての問題を全て解決するわけではないことは分かっているが、あなたの旅を少しだけ簡単にする素晴らしい補助輪を作る助けにはなるだろう。

あなたが自分の起業家の旅路を始める前に知っておけば良かったと思うことは何だろうか?


この記事は、QuickSproutに掲載された「8 Things I Wish I Knew When I Became an Entrepreneur」を翻訳した内容です。

どれも本質を突いた良いアドバイスばかりと思います。ま、頭で分かっていても実際にやって経験しない限り(多くは一度は失敗して)、この通りに行動することは難しいのですけどね。4番の「”やってみる”ことな存在しない」というのは個人的には一番響きました。「失敗か成功」しかない。成功しなくてもOKということはない。ベストを尽くせば良いというわけではない。失敗から学び、次の成功に活かすと。確かにそういうことかもしれません。私も20代は失敗の連続でそれを元に今の会社を立ち上げることができました。とはいえ相変わらず30代も失敗を繰り返していますが。。。きちんと学んで次に進むことが大事ですね! — SEO Japan
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