米国のネット広告市場、2009年第四四半期は過去最高の約6,300億円に成長

アメリカのインターネット広告市場、不況から脱却して再び成長路線に入ったようです。そしてけん引するのは、やっぱり検索広告のようです。ちなみに6,300億円は$6.3 billionです。 — SEO Japan

インターアクティブ・アドバタイジング・ビューロー(IAB)とプライス・ウォーターハウス・クーパーズが発表した2009年のIAB インターネット広告市場報告書で、オンライン広告検索広告の費用の比較に関する興味深い発見が報告されている。

2008年の第4四半期と2009年の第4四半期の比較を見ても、検索広告は、ここ1年の間、トップを走っている。このレポートによれば、検索広告の収入は、2008年の45%から2009年は47%と、わずかながらに成長している。アメリカのインターネット広告全体の収益は、2009年は227億ドルと3.4%減少しているにも関わらず、この現象がおきている。(第4四半期には再び増加するのだが)

一言でいえば、検索が圧倒的だ!

2009年第一四半期 2008年第一四半期
検索 47%($10,698) 45%($10,546)
ディスプレイ広告 35%($7,965) 33%($7,640)
– バナー広告 22%($5,061) 21%($4,877)
– リッチメディア 7%($1,505) 7%($1,642)
– デジタルビデオ 4%($1,017) 3%($734)
– スポンサーシップ 2%($383) 2%($387)
クラシファイド 10%($2,254) 14%($3,174)
リードジェネレーション 6%($1,451) 7%($1,700)
電子メール 1%($292) 2%($405)

つまり、オンライン広告全体の費用は減少しているのに、検索広告の費用は増えているのだ。

2009年第4四半期での検索広告費の急増(良い傾向だ)のおかげで、インターネット広告の収益全体が上昇した。ここ数カ月の兆候であるなら、この増加がすぐに終わってしまうことはないだろう。個々の検索マーケティング企業やコンサルタントを全て把握しているわけではないが、私たちはこれまでよりも忙しくなっているし、その終わりが間近に迫っているようには見えない!

IABレポートによるその他の面白い発見 :

  • 広告表示、リッチメディア、デジタルビデオ、スポンサーシップを含む表示関連広告(Display-related advertising)は、2009年はトータルで80億近くになっていて、2008年と比べると4%の増加を示している。
  • 表示関連広告の1つの要素である、デジタルビデオは勢いのある成長を見せており、2008年から2009年で約39%も増加している。
  • これらの最新の収益表は、伝統的なメディアからデジタルへの著しいシェアのシフトを強調するものになっている。2005年から2009年のPwCによる産業データに基にすると、5つの主要なアメリカの広告メディア(テレビ、ラジオ、新聞、消費者雑誌、インターネット)において、インターネットのシェアは広告収益と合わせると8%から17%に増加している。

2005年から2009年のPwCによる産業データに基にすると、5つの主要なアメリカの広告メディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット)において、インターネットのシェアは広告収益と合わせると8%から17%に増加している。


この記事は、Search Engine Journalに掲載されたArnold Zafraによる「Search Ads Top Record High of $6.3 Billion Ad Spending in Q4 ’09」を翻訳した内容です。

日本以上の不況に見舞われていたかもしれないアメリカでも検索広告は既に復活してネット広告全体の成長をけん引しているようですね!SEOへの支出はどうなのか気になる所ですが。。。しかし2005年から2009年でインターネット広告のシェアが8%から17%に増加した、と言う数字にも改めて驚きましたが。今度どこまで伸びていくのか気になります。

しかし四半期で6,000億円強って、確か2009年の日本のインターネット広告費が7,000億円程度だったと思いますから(電通のデータ)、アメリカは単純計算で日本の4倍の広告市場なんですね。広告市場自体にそこまで差は無かったと思いますから、日本のインターネット広告はまだまだ伸びていくんでしょうね。ネット業界にいると、そろそろ天井が見えてきた、と言うような話も聞くのですが、まだまだ伸びしろはあるのでしょうし、新たにチャレンジしていけることも色々あるのでしょうね。 — SEO Japan

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