我つぶやく、故に我あり。

SMX以来、10日ぶりの投稿になってしまいましたが、今日からまた記事更新を再開したいと思います。最初の記事は、SEOではなくSMXでも話題に常に上がっていたツイッターの話題から。粋なタイトルのこの記事は、ツイッターの現状を様々な統計データから紹介しツイッターの現状把握ができる内容です。 — SEO Japan

ツイッターの魅力はユーザーの人数ではなく、短文形式のコンテンツの作成に情熱を注ぐ人々、そして、消費者のオンラインコミュニティを観察し、調査することが出来る点である。これは当然ながらオンラインコミュニティなら何でも良いと言うわけではない。ツイッターは瞬く間に私たちを個人として、そして、グローバルな社会として動かす事柄全てを映し出すレンズになりつつあるのだ。

シンプルな点もツイッターの良さの一つである。行動を解釈し、分析し、同様に予測することが出来る能力は、他のソーシャルネットワークには見られない。ツイッターは人間の地震計となり、ウェブの鼓動だけでなく、世界および地域のイベントを計測しているのだ。最新の情報を伝えるのは報道番組ではなく、つぶやきである。人間地震計につながると、そのムーブメントの一翼を担い、反響が世界に表れる前にトレンドを定義し、情報を配信することになる。新しい情報システムの一部になるのだ。

ツイッターの開放性が、人類学、社会学、そして、民族誌学の新しいジャンルを数多の方法で切り開いてきた。ツイッターのユーザーは、注目を集め、行動を促すあらゆる事柄の状態をすべてリアルタイムで明らかにしている。新たに登場したソーシャル科学者として、私たちは必死でこのツールを学んでいる。ツイッター、そして、フェイスブックが人気の高い文化、および、その文化を定義する行動を変化させている仕組みを指摘することが可能な点は最も注目に値すると言っても過言ではない。

私たちはツイッターを構成する要素の一部なのだ。個人として、ツイッターに息吹を与える本質と実体をもたらしている。ツイッターの住民であり、大使である。そして、ツイッター共和国の番人なのだ。

他のどのソーシャルネットワークにも見られないツイッターだけの力がある。恐らく、だからこそユニークなエゴシステムが生まれたのだろう。しかし、同様に、私たちが投稿する全てのつぶやき、リアクションやRT、そして、獲得するフォロワーによってもたらされる個人レベルの成長も存在するのだ。

我つぶやく、故に我あり。

ツイッターの将来性に関して、いまいちピンとこない人もいることだろう。首をかしげているのは皆さんだけではない。ツイッターは企業として受け入れてもらえるように、もしくは理解してもらえるように努力しているわけではない。その通り、ツイッターは、ツイッターに加わる新しいユーザーに対するインセンティブ、そして、初期の経験またはその欠如こそが、テクノロジー導入の釣鐘曲線のどこに位置しているかを明らかにすることを認識している。メジャーな存在になり、一般のユーザーに導入されるにようになる一方、彼らのような新しいユーザーがライフスタイルにツイッターを適用する要因は、変化の評価におけるこの段階特有のものであり、ツイッターをステータスフィアに導いた初期に導入したユーザーとは完全に異なる。

ツイッターの関連性から遍在への移行を分析する詳細な調査が行われ、私たちは人間への影響を理解する上で必要な見識を得ることになる。

先日、米国内のツイッターの状況が行われた。エジゾン・リサーチとアービトロン・インターネットが、12歳以上の1753名の米国人を対象に、熱気と過剰な宣伝の層をはぎ取り、ツイッターを実際に利用しているユーザーを解明し、この新しい時代のコミュニケーションを定義するため、調査を行ったのだ。

認知度

エジソンによると、ツイッターの認知度は2008年は5%、2009年は26%、そして、2010年には87%にまだ上がり、ほぼユビキタス状態である。もちろん、メジャーなメディア、企業、はたまた地域の店やサービスによる、「ツイッターでフォローしよう!」と言う絶え間ないツイッターの広告に私たちが狂気的と言っても過言ではないほど取りつかれていることが要因である。

ツイッターのウナギ登りの知名度アップを解明するため、この調査はツイッターの地位を有数のソーシャルネットワークと比較していた。

ツイッターはお馴染みのブランドになりつつあるため、これからは、お馴染みのサービスとして位置を獲得するためにまい進しなくてはならない。この位置を欲しいままにしているのがフェイスブックである。認知度はほとんど一緒だが、実際の利用においては34%の差でフェイスブックに大きくリードを許している。

ツイッターの利用

ツイッターは先日チープを開催した。チープとは同社初のカンファレンスであり、このカンファレンスでツイッターは登録したユーザーが1億500万名を超えていると発表した。アービトロンおよびエジソンによると、現在、およそ1,700万人のアメリカ人がツイッターを利用しているようだ。

積極的に秘密を明かすツイッター

ツイッターは先日ユーザーがつぶやきを50,00万回以上/日、平均で600本のつぶやきが毎秒投稿されていることを明かした。

以前の調査では、全体のユーザーベースの一部が大部分のつぶやきを投稿していることが判明した。今回のアービトロンとエジソンのレポートは、ユーザーを5つのカテゴリーに分類していた:

– ブロードキャスター(1日に数回)

– コメンテーター(少なくとも1日に1回以上)

– コントリビューター(少なくとも1週間に1回)

– ニュートラル(少なくとも1ヶ月に1回)

– イナクティブズ(1ヶ月に1回以下)

ツイッターのユーザー層

以下のユーザーの層を見れば、ツイッターを利用している人々の区分を把握することが出来るが、マーケッターなら、企業のスタッフなら、そして、ブランドのマネージャーなら、ソーシャルネットワーク内で絡み合う「インタレスト・グラフ」に着目しておきたい。これは広告の構造および焦点をユーザー層ではなく心理を基に構成しているツイッターの方針が、ソーシャルメディア全般の動きと一致していることを示している。

ソーシャルネットワークの年齢」の中で、ツイッターユーザーの平均年齢が39歳だと言う点が発覚した。現在、38%のユーザーが35歳以上であり、25歳から34歳のユーザーが大半を占めていることが分かった。そして、既にご存知のように、ツイッター、ソーシャルメディア、そして、モバイルソーシャルネットワークでは、女性が主導権を握っている

ツイッターユーザーの民族の構成には多様性が見られるが、主なグループは白人、アフリカ系アメリカ人、そして、ヒスパニックに分かれる。

ツイッターのユーザーは高学歴・高収入

教育および収入のレベルは、企業が特定のマーケットと接触するアプローチの焦点および区分を決める際の参考情報となる。例えば、高等な教育を受けた人物に接触したいなら、可処分所得は最高の判断材料になるだろう。ツイッターは高学歴且つ家計所得の高い人々を相手にしているネットワークとも言える。

ツイッター = モバイルエクスペリエンス

4人に1人のユーザーがフェイスブックにモバイルデバイスから頻繁にアクセスしている。4分の1とは1億人を意味する。現時点では、ツイッターのユーザー数よりも遥かに上回っている。恐らく、技術面でのシンプルな面が影響しているのだろう。フェイスブックユーザーの25%がモバイルデバイスを利用しているが、ツイッターは3分の2近くのユーザーが携帯電話経由で同サービスにアクセスしている。人気の高い開発者により優れた第三者アプリが多数リリースされていることが主な要因として挙げられる。

ツイッターは製品とサービスの取引所

ソーシャルメディアで顧客の候補、顧客、そして、インフルエンサーと交流することを望む企業にとって、ツイッターは宝の山である。42%が製品とサービスについて学びたいと答え、41%が既に製品とサービスに関する意見を提供したことがあると述べているのだ。製品/サービスに関連するツイッター内の数多くのアップデートは、体験談を訪ねる質問である。回答者の31%はユーザーの意見を尋ねると答えている。他にも着目してもらいたい点はある。調査に参加した人々の全体の28%が割引と特売を求めている。21%は製品を購入するためにフォローすると答え、19%は支援を得るためにツイッターに行き着いたと述べた。

つぶやけば、フォローする…

会話に参加することを望む企業に、ツイッターは点と点を結ぶ手段になりつつあることを証明しはじめている。効果的に声に耳を傾け、反応し、そして、クリックを誘発することが出来るブランドなら、顧客の獲得および維持に対する掛け替えのない豊かな接点のネットワークを作り上げていくだろう。この調査によると、ツイッターのユーザーは、他のソーシャルネットワークよりも深いレベルでブランドをフォローする可能性が高い。ツイッターでは、51%がYESと答えたが、その他のソーシャルネットワークでは84%がNOを選んだ。

勢い衰えず…

ソーシャルネットワークは飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している点を最後に伝えたい。ソーシャルネットワークの導入は、あらゆる層で2009年と2010年の間だけでも最低10%から、層によっては20%増加している。この右肩上がりの傾向が、急激にトーンダウンすることはないだろう。

イメージ: Shutterstock


この記事は、Brian Solisに掲載された「I Tweet Therefore I Am」を翻訳した内容です。

改めてみると2009年には26%しかなかった知名度が2010年には87%(フェイスブックと変わらない)という驚異的な成長を遂げていることに驚きです。利用者数ではまだまだフェイスブックが圧倒しているようですが。男性以上に女性がより多く利用しているのは他のソーシャルネットワークと同じです(日本はどうなんでしょう?)。データを見ても企業にとってもマーケティング・コミュニケーションチャンネルとして様々な活用法がありそうですね。1年後、2年後、どうなっているのかしばらくは目が離せなそうです。 — SEO Japan
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