SMX West 2011 : ツイッタースパマーにならない方法

初日最初のセッションは、ツイッターに関する話題から。今回はソーシャル関連のセッションに積極的に出るつもりです。ダニー・サリバンとツイッターのデル・ハーヴィーが2人で語る濃いセッションを。 – SEO Japan

まずはサリバンから紹介。デル(女性)はツイッターにおけるGoogleのマット・カッツ的な人。トラスト&セイフティ部門のディレクターだそうです。スパム対策他色々なことをしていると。

以下彼女のプレゼン。

私が数年前にツイッターに参加した時はスパムの状況は最悪だった。当時に比べれば大分改善されたが、まだまだ。


ツイッターは特定のアカウントや投稿の質を直接的に判断することはない。特定のアカウントや投稿が他のユーザーにどう評価されているかということをベースに判断する。

ツイッターでやるべきじゃないこと:

1. 複数アカウントを作成して同じメッセージを配信すること。

気付いたらかなりの確率でアカウントを停止する。

2. 同じメッセージや広告メッセージを繰り返し大量に投稿しないこと。

システム的にすぐ気付く。

3. ハッシュタグをスパムに使わないこと。

ハッシュタグは関連性のある内容だけに利用すること。関連性が無いハッシュタグの投稿を繰り返すと、一定期間検索対象から外される。

4. ユーザーを騙すようなリンクを張らないこと。

特にマルウェア関係には厳しい。

5. リプライスパムをしないこと。

リプライを使ってターゲット広告を自動配信しないこと。

6. 自動投稿だけのアカウントにしないこと。

スパマーが良く使う手。

7. ユーザー名を販売しないこと。

ユーザー名を販売する行為が発覚した場合、ユーザー名自体を停止する。ブランド名や会社名が悪用されている場合は個別に連絡してくれたら対応する。

8. フォロワーを販売しないこと。

フォロワー増加サービスが最近増えているが、認めていない。

9. 他ネットサービスのアドレスブック・コンタクトリスト経由でスパムメッセージを送らないこと。

ユーザーから報告があればアカウントを停止する。

10. サードパーティのソフトウェアを使ってツイッターの規定外の行為を行ったりフォロワーチャーンを行わないこと。

フォロワーチャーン(Follower Churn)は相手がフォローしてくれるまでフォローとアンフォローを繰り返す行為。

11. スパム目的でリストに他ユーザーを追加しないこと。

報告を受ければアカウントを停止する可能性もある。

12. oAuth以外のアプリケーションを使わないこと。

非常に危険。アカウントのID/パスワードを相手に渡すことになる。

13. 他ブランドの名前をそのまま使わないこと。

パロディやブランドのファンであれば内容によっては認めている。ただしブランド名をそのまま使うことは基本的に認めていない。

14. キーワード検索による自動処理を行わないこと。

例えば特定のキーワードを含む投稿に対して広告の自動投稿を行う。人が介入していれば問題ない場合も多い。

15. リツイートを自動化しないこと。

例えば特定のキーワードを含む投稿に対して一言コメントを付けてリツイートするなど。人が介入してリアルなコメントがあれば問題ない。

ツイッターで注意すべきこと:

1. また完全に禁じているわけではないが、多くのユーザーは自動で送られるダイレクトメッセージを嫌っている。アンフォローするユーザーも多い。使い方は注意すべき。

2. オールドスタイルのRTを使いすぎるとリプライスパムの可能性があるフラグがシステム的に立つ。注意が必要。

3. スポンサードツイート、広告ツイートはそれが広告であることを明示すべき。ハッシュタグは #ad や #spon が良く使われる。

ツイッターですべきこと:

1. エンゲージ! 会話をしよう。

2. 質問をしよう。意見交換が大事。

3. 他のユーザーが興味を持ちそうなことをリツイートしよう。

4. オーセンティックに! 何がそうかは簡単に言えないが。。考えよう。

結論:

ツイッターは他の会社に比べてもガイドラインを可能な限り透明にしている。例えばどういう条件でスパムのフラグが立つかなど。

スパム以外にも、広告や著作権に関するポリシーも明確にガイドラインを持っている。

私のチームには停止アカウントに関する質問が毎日1,000以上届くが基本的に全部個別に対応している。

サポートからスパム対策、エンジニアリングまで様々なチームがいる。ツイッター上で嫌な体験を受けた人をサポートするユーザートラウマというチームもある。

私のチームは皆さんのツイッター体験をより快適にするために存在している。ありがとう。


以下Q&A。

サリバン:自動リンクに関しては様々な利用法があるが?

ツイッター:例えばブログの記事の更新情報を自動投稿するのは全く問題ない。基本的にツイッター側でアカウントの内容を判断して停止してしまうことはない。他のユーザーからの不平不満の報告が一定以上あった際に初めて対応する。

サリバン:パロディアカウントについては?

ツイッター:これも実際にブランドやパロディ化された相手、ユーザーから問題報告があった際に個別に対応する。

サリバン:大量のアカウントを一括管理するサービスを提供しないのか?

ツイッター:サードパーティのサービスが色々ある。

サリバン:リツイートについて少し説明してくれる?

ツイッター:元々リツイートは存在していなかった。その後、 HT MT RT などの記述方法などが登場した。ツイッターが新しい公式なリツイートの仕組みを提供したのは元々のリツイートを悪用する人が増えすぎたから。特に政治関連で悪用された(悪用 = RT したツイートの内容を勝手に編集)。公式リツイートを使うことで、今後よりリツイート数などを正確に測定できるようにもなる。

サリバン:例えばブログの投稿の更新情報を複数アカウントで同時発信すると問題なのか?

ツイッター:例えば何十も複数アカウントがあればフラグは立つと思うが、それぞれのアカウントが通常は個別の投稿がされていればユーザーからの問題投稿も余りないだろうし多分問題はない。

サリバン:同じ投稿を何度も行うことに問題はあるのか?

ツイッター:10分毎に同じ投稿を繰り返すような行為は問題があるが、1日に数回行う位であれば、通常は問題ない。他のユーザーが報告をしなければ基本的に問題ない。

サリバン:サポートはそこまで徹底しているのか。

ツイッター:基本的に全ての問い合わせに答える。

サリバン:ツイッター上でコンテストを行っていいのか?

ツイッター:コンテストを行うことはガイドラインで認めている。ただ悪用した場合はアカウント停止もありうる。


ひたすらツイッターの使い方を教えてくれたセッションでした。この手の話をツイッターの人自身から直接聞けることも少ないのでそれなりに参考になりました。後半のQ&Aは少しだれてしまったのでかなり省略しました。しかし透明性を持ったポリシーを持つことを徹底している姿勢は好感が持てますね。 — SEO Japan
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