検索エンジンマーケティングの重要性

SEO Japanがそれ程までに検索エンジンマーケティングにこだわる理由は何でしょうか?そして実際に検索エンジンマーケティングに特化した専門のインターネットマーケティング事業が成り立つのでしょうか?理由は単純、実際に検索エンジンがインターネット上のユーザー行動に与える影響が極めて大きく、そしてそれを敏感に察知している一部の企業やウェブサイトが我々を通して検索エンジンマーケティングを実践し、事業活動に有効活用しているからです。

検索エンジンを利用したマーケティングの重要性

米国を中心に過去数年の間に行われた様々な調査結果を見れば、いかにインターネット上で検索エンジンが重要な位置を占めていることは明らかです。

1. オンラインショップでの商品購入にあたって、広告に誘発されるよりも、自ら率先し検索エンジンを使って商品を探す傾向のほうが3倍近く大きい

- Japan.internet.com (2002年2月)

2. ブランド認知度強化には、検索結果に載せる方がバナー広告より効果的である

- Japan.internet.com (2001年2月)

3. 電子メールの次にインターネット上で最も時間を使っているユーザー行動が検索である

- 米国SRI調査(2000年2月)

4. 84.8%のインターネットユーザーが検索エンジンを日常的に利用しており、85.7%のインターネットユーザーがオンラインショッピングの意図を持って検索を行った経験がある

- 第10回米国GVU調査

5. 検索エンジンの検索結果ページの上位3位以内に表示されるウェブサイトとバナー広告を比較した際、検索結果で表示されるウェブサイトをバナー広告より3倍以上記憶していた

- 米国NPDグループ調査(2001年2月)

6. インターネットでショッピングをしたユーザーは下記の方法で商品を購入するに至った:
49% - 検索エンジンで検索
37% - 直接オンラインショップにアクセス
6% - ポータルサイトのショッピングチャンネル
4% - その他
2% - インターネットイエローページ(オンラインショップのリンク集)
2% - バナー/メール広告

- 米国ジュピター消費者調査(1999年)

インターネットの消費者行動を分析するまでもなく、ユーザーによる検索エンジンの利用度が極めて高いことは明らかであり、全てのウェブサイト、インターネット事業のマーケティング戦略上、有効に活用されるべき媒体と言えるのではないでしょうか?

特に電子メールを利用したインターネットマーケティング手法はオプトインメール、メールマガジンなど多数開発、実践されていますが、検索エンジンを利用したインターネットマーケティングはユーザーの利用時間に比較するとあまりにも未開発の状態と言えるのではないでしょうか?

検索エンジンを活用したマーケティング手法の現状

米国IMT Strategy Researchによる興味深い調査を紹介します。IMTが2000年4月に行った調査によると、インターネットユーザーの45.8%がウェブサイトを見つける際に第一に検索エンジンを利用していると言う結果が出ています。

また他では20.3%が友人に聞く、また19.9%が偶然にアクセスした、と言う結果が出ており、従来ウェブサイトをPRするために多額の投資を費やして行われてきた広告(テレビ、雑誌、バナー、メール広告含む)経由でアクセスしたユーザーは2.1%にしか満たないと言う結果も出ています。

同時にIMTでは上記結果に対して下記の分析報告を出しています:

インターネット上のユーザ行動にも関わらず多くの企業が従来の方法でインターネット事業のマーケティング活動を行っている現状がある。1999年の米国インターネットグループの調査によると、インターネットサービスのマーケティング費として企業の55%が新聞、54%が雑誌、35%がテレビとラジオ、35%がカタログに広告費を投資したと言う結果が出ている。我々はこれらの広告費を過去の価値観に囚われたインターネット上のユーザー行動を理解しない無駄なマーケティングと考え、同時に新しいマーケティング方法が開拓されるべきと考える。

最も上記のレポートは、米国インターネットバブルの全盛期、ネット企業がテレビコマーシャルに数億円も投資していた時代ですから現状と比較することはできません。とは言え、IMTが続けて語る:

半分以上のインターネットユーザーが検索エンジンを利用して新しいウェブサイトを探している状況がある以上、マーケターは自己のウェブサイトの検索エンジン上での検索結果の表示順位を見直す必要がある。ウェブサイトを特定のキーワード検索で検索結果の1ページ目、2ページ目に表示させる 「黒魔術」的な特別な技法を持ったプロフェッショナルにアウトソースすることがその手段となる。

このような内容を見ると当時(上記レポートが発表されたのは2000年4月ですがインターネットマーケティングは当時からはるかに進化を続けています)、例え「黒魔術」などと言う言葉が出てくるように怪しさ半分であっても、検索エンジンを活用したマーケティングの必要性が訴えられていたことが分かります。

そして、2002年現在、米国iProspect社の調査によると米国のトップ企業100社を対象にした調査では97社が何らかの形で検索エンジン最適化を実践し、検索マーケティングがメインストリームのネットマーケティング手法として確立されてきたことが分かります。

同時に幾つかの調査によると自社の検索エンジンマーケティングに「満足できる結果を得ている」企業は25%ないと言う報告もあり、今後、企業のビジネスニーズに答えられる検索エンジンマーケティング手法の確立とクライアントニーズに答えられる検索エンジンマーケティングプロフェッショナルの必要性はますます求められていくと考えます。