ソーシャルメディアマーケッターがハリー・ポッターに学べる9つのレッスン

最終更新日:2024/02/17

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ハリー・ポッターも最終作まで映画が公開されてしまいましたが、改めてハリー・ポッターにソーシャルメディアを活用したいウェブマーケッターが真面目に学んでみようという記事を何故かSocial Media Todayからお届けします。ハリー・ポッター・シリーズを何冊か読んだことがある方なら思わず納得? — SEO Japan

熱心なハリー・ポッターファンのマーケッターにお勧めしたい、デジタル時代にマーケットの魔法使いになるため、世界最高の魔法使いから学ぶ9つのレッスンを紹介しよう。

1. 薬が得意じゃないなら、クィディッチをやってみたら?

ハリー・ポッターは全てのことに優れているわけではない。マーケティングキャンペーンもそうだ。あるB2Bブランドにとっては、ニッチなグループの人々をターゲットにしようとしている場合、ソーシャルメディアキャンペーンがベストのマーケティング戦略ではないかもしれない。Twitterのようなソーシャルメディアツールは時に必要以上に広がりすぎることがあり、小規模のイベントのようなよりターゲットを絞ったマーケティング戦術の親密さは持たないことが多い。

2. 透明マントがあれば気付かれずにホグワーツを動き回ることができるが、時には自分の行動の報いを受なければならない。

ハリーが透明マントの下で人目を逃れることができるように、ソーシャルチャンネルの‘マント’の裏に隠れたマーケッターは、直接顔を合わせたやりとりのチャンスを逃している。Twitterは導入としては最適であるものの、マーケッターは外に出て自分達のブランドにとって最も重要な人達―ブランドの支持者、業界の思想的指導者、見込み客―に会う必要がある。対面でのやりとりが関係を結束させるためには重要なのだ。

3. 魔法で全てを解決することはできない

魔法の杖を振ると、ハリーは骨折した鼻を直すことができたり、透明になったりできるが、ドラゴンと戦ったり水の中を泳ぐにはより複雑な魔法とより多くの時間を要する。マーケッターは、Twitterフォロワーや新しい見込み客を作ることにプレッシャーを感じるかもしれないが、時としてそれは、量ではなく質なのだ。マーケッターはソーシャルメディアのフォロワーを増加させることはできるが、関連性のあるフォロワーを持っているかどうかがより大切なのだ。ソーシャルメディアキャンペーンは魔法の解決策のように感じることもあるが、実行される時期を選んで発展するものである。

4. 薬の本に専念すること、そうすれば多くを学ぶだろう

ハーマイオニーは、どんなプロジェクトでも行動に移す前に下調べをすることを私達に教えてくれた。1つの派手なキャンペーンが認知度を高めるための手っ取り早い解決策のように思えるが、それは戦略的ビジネス構想なのか、それとももっともらしく見える落とし穴なのか?マーケッターとして、私達はキャンペーンを開始する前に現場での下調べをすることを忘れることがよくある。Facebookアプリのゲーミフィケーションは、紙上では素晴らしいもののように聞こえるが、それがあなたのホームページにより多くの訪問者をもたらすのだろうか?それがブランドの認知度を高めるだろうか?予算はイベントに費やした方が良いのではないだろうか?これらは、キャンペーン開始前に検討する必要がある疑問である。

5. あなたに最高の杖は必要ないかもしれないが、支持者は必要だ。

ハリーはエルダーワンドを折るが、それでも忠実な友人と支持者からほんの少しの助けを得てヴォルデモートと戦うことができる。マーケッターは悪の魔法使いと戦うわけではないが、それでもプロジェクトを無事に終えるためには同じようにブランド支持者達からの忠誠心が必要である。マーケッターは、対外的に自分達のブランドを代表する人達に目を光らせている必要がある。忠実なソーシャルメディアフォロワーにゲストブログを書いてもらうようにアプローチしたり、これらの支持者達をTwitterで宣伝することが、あなたのブランドイメージを押し上げ、熱心な支持者たちのネットワークを有機的に広げることになる。

6. 不可視インクは、いつだって再び現れる

ハリーが謎のプリンスと死の秘宝の中で、書いたものは何でも(例え不可視インクを使っても)再び現れ、未曾有の複雑な事態を引き起こす可能性があると気が付いたように。マーケッターにとっての‘不可視インク’とは、自分のデジタルコミュニケーションチームがソーシャルチャンネルを介してそのビジネスについて書いていることであると言える。一貫した外部および内部コミュニケーション戦略は、強いブランドメッセージには必須だ。もしあなたのウェブサイトがあるメッセージを伝えている時に、あなたのTwitterチャンネルが別のことを言えば、これが顧客に混乱を招きかねないし、あなたの組織のイメージを傷つけることにもなるのだ。

7. ドラコ・マルフォイをどう対処するか?

ハリーが最大の宿敵、ドラコ・マルフォイに立ち向かうのと同じように、マーケッターは自分達のブランドに対するネガティブな反応に立ち向かわなければならない。デジタル時代においては、マーケッターは顧客と行ったり来たりのコミュニケーションを持つ。マーケティング戦略とは、もはやメッセージを伝えることではなく、顧客と関与すること、時には彼らが言うことをただ聞くことなのだ。

8. マグルと魔法使いを区別すること

ハリー・ポッターの熱心なファンなら、マグルの世界と魔法使いの世界が完全に別であること、それらが別でなければならないことを知っているだろう。マーケッターにとっては、キャンペーンは1つもしくはある程度のコミュニティをターゲットにすべきであって、自分の顧客関係管理システム内の全てのコンタクトをターゲットにすべきではない。あなたが、‘メディア’に興味があるとボックスにチェックを入れた全ての人にキャンペーンのダイレクトメッセージを送信するなら、これは多くの異なることを意味する。テレビ、テクノロジー、ソーシャルメディア、広告は全て‘メディア’に当てはまるが、これらは全て異なるメッセージを必要とするのだ。

9. 敵が空にいるなら、ほうきで飛ぶことを学ぶのだ。

魔法使いとして成功するには、ハリーはクィディッチの試合をするため、時には吸魂鬼から逃げ切るためにほうきで飛ぶことを学ばなければならなかった。マーケッターにとっては、もし自分達の競合相手が‘飛ぶことを学んでいる’なら、自分達も同じことをする必要がある。もし、あなたの競争相手が顧客主導の口コミキャンペーンを始めているなら、あなたも独自のものを始めた方が良い。さもなければ取り残される危険がある。


この記事は、Social Media Todayに掲載された「Top 9 Lessons Digital-Age Marketers Can Learn from Harry Potter」を翻訳した内容です。

タイトルに釣られてつい翻訳してしまいましたが、いえなくもないですが、感心するほどのこともない内容でしたかね 汗 とはいえファンには面白く読める軽めの記事ということでアリだったかと思います! — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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