ソーシャルメディアを活用してイベント開催を成功させる10の秘訣

定期的に海外のイベントに参加しているSEO Japanですが、最近はSEO Japanで行っているライブブログはもちろん、Twitter中継をする人が大分増えましたよね(iPadを持ってくる人も増えましたが)。今回は、イベント主催者側の立場になり、ソーシャルウェブを活用してイベントを成功させるためのアイデアを10紹介します! — SEO Japan

シリコン・バレーに住んでいると、常に参加するイベントがある。月に1日か2日、デベロッパーのカンファレンスやネットワーキングイベント、またはソーシャルメディアマーケティングのサミットか何かに参加することは珍しくない。最近、私は6日間で3つのカンファレンスに参加し、自己最高記録を更新した。SocialBizWorldのカンファレンスでプレゼンをして、パネルの前に座り、BizTechDayに参加した後は、PayPal Xデベロッパーズカンファレンスである。

先週これらの素晴らしいイベントに参加したことで、私は自分自身のイベントを活気づけるためにソーシャルメディアを利用するいくつかの方法を共有する気になった。ぜひ読んでみて欲しい。

うわさを広める

3つのイベントは全て、マーケティング活動の土台としてウェブとソーシャルメディアを使用していた。3つとも、コミュニケーションチャネルとしてはTwitterに大きく依存していた。また、それぞれがイベントの詳細や外部のソーシャルチャネルへのリンクとブログを載せた中核となるウェブサイトを使用していた。

ブログは、イベントの最新情報やスポンサーや演説者リストへの重要な追加を知らせるために主に使われていた。BizTechDayチームは、次の参加者の関心をつかむ手段として以前のイベントのビデオコンテンツを使用した。彼らはそれをブログで特集し、Eメールのニュースレターやイベントの話題に導くTwitterフィードにリンクを付けた。

うわさの広め方:

1. 自分のイベントと関連付けるためにTwitterのハッシュタグを選び、自分のチームのためにTwitterの起爆剤を作る。
イベントの名前と詳細をオンラインに公開したらすぐに、Twitterのハッシュタグを作るべきである。私が最近参加したイベントで使用されていたハッシュタグの例は、#sbworld (SocialBizWorld)、#xinnovate (PayPal X)、#biztech (BizTechDay)。それぞれイベントの糸口とするために期間中ずっと使用されていた。Twitterハッシュタグに関する詳細はここで。イベントが近づいてきたら毎週、マーケティングチームやスポンサーと演説者に提供するために3~5つのあらかじめ書かれたツイートを書く。これによって、彼らが自分達のTwitterフォロワーにうわさを広めることが簡単にできるようになり、あなたにはイベントに関するメッセージングをどうにか形づける機会を与えてくれる。とっかかりとなるリストを渡すことによって、人々がより多くのツイートを共有することにあなたは驚くだろう。すべてのツイートにはあなたのイベントのハッシュタグとイベントに関する情報へのリンクが含まれているべきである。

2. 以前のイベントのコンテンツを使用して、訪問者をイベントのウェブサイトやブログへ送りこむ。
素晴らしい基調講演の動画の提供、以前のプレゼンターのスライドの組み込み(slideshareを介して)、パネルディスカッションを録音したオーディオの投稿は、高い価値の資料となる。それをTwitterやFacebook、そしてEメールのニュースレターなどのその他のマーケティングチャネルにリンクさせ、イベントサイトのトラフィックを上昇させるのだ。

3. 自分の観衆のことを知り、従来のマーケティングチャネルを使用することも検討する。
もしもあなたのターゲット層がソーシャルメディアをよく知らないのであれば、うわさを広める手段としてTwitterやFacebookやその他のネットワークを使用することは、あまり効果がないかもしれない。商工会議所のような地元産業の組織やマーケティング協会を介してイベントを売り込むことを検討するのだ。彼らは、イベントカレンダーと同様にEメールや印刷物のニュースレターも持っていることがある。さらに、新聞やラジオといった従来のマーケティングも軽視してはいけない。

バックチャネルを活用する

PayPal Xカンファレンスのチームは、イベントの最中にバックチャネルで参加することを参加者に奨励していた。彼らは、イベントの間に使用されるブランドのついたモバイルアプリを作るように開発者に依頼までしたのだ。演説者や全般的なアジェンダといった通常のカンファレンス情報に加え、このアプリはイベント内の異なる場所にチェックインすることを可能にした。数多くのセッションの中の1つに私がいつ入り込んだとしても、そのアプリを開いて参加の認証をするためにチェックインするのだ。一日の最後には、私はアプリのスコアボード上で自分の順位表を見て、一緒に参加していた友人と比べることができた。少しオタクっぽいが、それでも楽しんでいる人もいた。

Twitterはカンファレンスでの必携メディアとなった。私が参加した全てのカンファレンスが、参加者が議論したり、演説者やセッションやお知らせに関するちょっとした情報を共有したりするための手段としてTwitterハッシュタグを活用していた。

SocialBizWorldのパネルディスカッションに参加している間、私はハッシュタグについての観客から質問を思い出した。パネリストは、数分間の大半をソーシャルメディアのことをよく知らない人達が大部分である観客にそのコンセプトを説明するために費やした。

その一方、PayPalのスタッフは、冒頭の基調講演の数分間で全ての人にイベント期間中に使用するハッシュタグとは何かを知ってもらい、彼らにツイートを促すことに費やした。さらに彼らは、イベントフロア周辺で投稿されている生のTwitterストリームを片手では数えられない数のモニターに映し出した。参加者によって生み出された議論を大きくしているのは、ストリーミングビデオフィードを介して生で基調講演やパネルディスカッションを見た世界中の全ての人だったのだ。バックチャネルはイベントで起きている全てのことに対して最高の論評の一部を提供するが、ステージ中央で起きていることを妨害することは決してなかった。

バックチャネルの活用方法:

4. FoursquareのようなLBS(ロケーション・ベースド・サービス)を使って、あなたのイベントで人々がチェックインできる場所を作る。
参加者にあなたがイベントを開催しているホテルやコンベンションセンターでチェックインすることを可能にするより、チェックインしたい参加者のためにイベントにちなんで名付けた場所を作ることだ。例えば、ここはPayPal Xカンファレンスの場所である。Foursquareに自分の開催地を追加するには、http://foursquare.com/add_venueに行く必要がある。自分のイベントをいくらかLBSに精通している人達(Foursquareだけでも300万人以上のユーザー)のためにブランディングすること以上に、それは彼らが参加する友人を探すのにも役に立つ。ほとんどのサービス上でのチェックインは、一般にFacebookとTwitterにも同じようにクロスポストされるということを忘れないこと。

5. イベントの最中のバックチャネルでの会話を促進し、Socialping.comのようなサービスを使用して自分のイベントハッシュタグのついた全てのツイートを追跡し表示する。
専用のノートパソコンをプロジェクターに接続し、参加者の会話を表示するのだ。さらに“ツイートの壁”にスコアボードを追加して、いかなる瞬間でもあなたのイベントで一番多くつぶやいている人が誰かを示すのだ。人々はスクリーン上でスクロールされる自分のつぶやきを見るのが好きだ。イベントによっては、バックチャネルでのコメントはポツリポツリとしか見られないかもしれないし、怒涛の流れが見られるかもしれない。どちらにせよ、イベントで最も意味の深い議論やフィードバックがそこにいくつか含まれているかもしれないということを知っておくことだ。また、VisibleTweets.comのようなTwitterフィードを表示するために急場しのぎの選択肢も検討してもよいかもしれない。

6. 観客を拡大するためにUstream.tvのような動画ストリーミングサービスを使用し、個人的に参加できなかった人たちにあなたのイベントの厳選した部分または全てを共有する。
まず初めに必要なのは、ノートパソコンとつなげる互換性のあるビデオカメラ(お勧めのカメラの一覧はこちら)と確実なインターネット接続である。大規模カンファレンスの多くが、複数の高性能カメラやビデオ変換機や、ほとんど生テレビ放送に近い専用のインターネット接続を使用していて、自分達のイベントのライブストリーミングにかなり投資している。事前に計画することによって、消防規則を破ることなく、スポンサーや演説者やイベントオーガナイザーの露出量を増やすことができる。もしも、お金を払っていない人達に与えすぎていると感じるのならば、イベントの厳選した一部のみを放送するのだ。多くの大規模イベントのオーガナイザーが主要なセッションを全てライブストリーミングしているのを目にするのは珍しいことではない。彼らは、参加者がネットワーキングの機会やプレゼンター間に起きたその他のことを見逃すと知っているのだ。

コンテンツの生成と再定義

こういったカンファレンスは、ほぼ必ずユーザーが制作したコンテンツを大量に産出している。あなたは、イベントでのもろもろのことを記録して共有することを参加者に頼ることもできるが、私はあなたが自分で計画を立てることを勧める。先に述べたUstream.tvは動画を配信しながらそれを記録するという気の利いた機能を備えているため、人々が後でそれをオン・デマンドで見ることもできる。さらに記録した動画をYouTubeにアップロードすることもできるのだ。

PayPal Xのカンファレンスでは、少なくとも8つは同時開催のセッションがあり、これまでに参加した2日間のイベントよりはるかに多かった。幸いにも、彼らはデベロッパーウェブサイト上に全てのセッションをそっくりそのまま投稿している(視聴するにはPayPalアカウントでのログインが必要)。SocialBixWorldでは、イベントのライブストリームはしなかったが、動画や写真をありのままに記録するためにワークショップセッション中を巡回するカメラマンがいた。それらのコンテンツは来年のイベントの売り込みのために使用されるのだろう。

優れたコンテンツの再定義の仕方:

7. ライブ配信をするにせよ、後のために記録するにせよ、できる限りイベントの動画を記録しておく。
生の動画は、参加者が家に帰った後にもイベントの寿命を伸ばすのに役立つように、編集され様々な方法で使用される可能性がある。イベントの名場面にハイライトを当てた短いビデオクリップを作ったり、BizTechDayチームがSeth Godinの動画でしたようなことをして、過去のセッション動画を見るためにトラフィックをあなたのサイトに押し戻すのだ。参加見込み者だけでなくスポンサーも対象とした1分間のハイライト動画をいくつか作ることを検討してみることだ。動画の画面の角にあなたのロゴを置いて動画を商標化したり、最後にURLを表示して視聴者をそのコンテンツのソースに向かわせることもお勧めする。

8. カメラマンを雇って(イベントが大規模の場合は何人か)、イベントのあらゆる瞬間を記録するようにうろうろさせる。
知名度の高い基調講演の演者や楽しんでいる参加者は、写真に残すべき素晴らしい被写体である。それらの写真を再定義する方法は多くあるが、自分の組織のFlickrアカウントに投稿することもできる。これによって、あなたのイベントを取り上げているニュースメディアやブロガーが簡単にこれらの写真を利用することができるようになる。例として、ZatPhotoにいる私の友人Michael O’Donnelによって開催されたTEDSoMaのイベントで撮影された写真を紹介しよう。それぞれの写真に演説者の名前やイベント名、イベントサイトへのリンクバックが写真の説明欄に入っているとなおいい。まだ試してはいないが、Flickrのタグとデスクリプションは検索エンジンに影響があると過去に教えられたことがある。

9. 視聴者を自分のサイトに送り込む
UstreamとYoutubeは両方とも埋め込みコードを提供しているため、どんなウェブぺージにもコピー&ペイストが可能だ。動画をアップロードしたサイトにリンクするのではなく、それらのコードを使って自分のイベントの動画をブログやウェブサイトに埋め込んでトラフィックを上昇させたらどうだろうか?視聴者があなたのサイトにある他のコンテンツを見たり、あなたの次のイベントについてのお知らせをもらうために登録する(もしEメールアドレスを登録するようなシステムがあれば)可能性は高くなる。数回のクリックでビジターがその動画をソーシャルネットワーク内の他の人に共有することもできる。様々な優れたコンテンツを自分のサイト内に埋め込むことはビジターを引きつけるよい方法なのだ。Slideshare、Youtube、Flickrなどのサイトは、あなたがそこに置いたコンテンツの埋め込みコードを提供している。それを有効利用するのだ!

10 おまけとして、Storify.comのようなツールを使用して、ウェブ中のソーシャルメディアコンテンツを統合してあなたのイベントに関する話を伝える。
Storifyは、ツイートや写真や動画などを集めて1つの物語にし、それを自分のウェブサイトに埋め込んだりソーシャルネットワークで共有したりできる優れたツールだ。私がどうやってStorifyを以前のブログ投稿で使ったか見て欲しい。

これらは、より素晴らしい魅力あるイベントを開催するための私からのちょっとしたアドバイスである。あなたは最近カンファレンスに参加し、カンファレンスをより魅力的なものにする何か面白いものを目にしただろうか?


この記事は、Social Media Explorerに掲載された「10 Tips to Hosting Better Events with Social Media」を翻訳した内容です。

確かにイベントを盛り上げるためにできそうなことって、今の各種ウェブサービスを活用すれば色々できそうですよね。Visible Tweetsは恥ずかしながら知りませんでしたが、これ流しておくだけでも結構面白そうです。日本語が表示されるのか分かりませんでしたが。Storifyも中々のアイデアですね。SEO JapanでもCPOSというイベント活性化ツールを提供(軽く宣伝)しているので色々参考にしてみたいと思います。 — SEO Japan
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